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たのしみステップの評判/口コミ、メリット・デメリットまで解説[住友生命]

住友生命
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住友生命「たのしみステップ」の保障内容やメリット・デメリット、評判を解説

賃金の上昇の一方でボーナスが減額されるなど、給与に関して先行きが見えにくい時代が続いています。

多くの人が60歳を超えて働く時代を迎えつつある中、気になるのは老後資金ではないでしょうか。

老後資金形成の手段としては様々な運用方法がありますが、その特徴やメリット・デメリットがわかりにくいことも少なくありません。

そこで今回は、個人年金保険である住友生命の「たのしみステップ」について、

  • 「たのしみステップ」の基本的な保障内容
  • 「たのしみステップ」の3つのデメリット
  • 「たのしみステップ」の5つのメリット
  • 「たのしみステップ」と「楽しみグローバル(定率増加プラン)」や外貨預金・投資信託の比較

について解説します。

日本円が超低金利時代と言われる中で効率よく資産を運用してくためには、米ドルや豪ドルのような外貨を活用することも1つの手段です。

その一方で、外貨に関しては一見するとわかりにくい部分が存在することも事実でしょう。

この記事では、加入する前に知っておきたい外貨建保険の注意点や、「たのしみステップ」ならではのメリットについても詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

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たのしみステップの保障内容を解説!指定通貨建で元本保証

老後資金形成の手段としてNISAやIDeCo(イデコ)・株式や投資信託など様々なものがありますが、身近な商品の1つが個人年金保険です。

個人年金保険とは、国民年金など国民が全員加入している公的年金を補うための私的年金です。

個人年金保険にも様々な商品が存在していますが、住友生命でも「たのしみステップ」という5年ごと利差配当付指定通貨建個人年金保険(一時払い)を取り扱っています。

  • そこでまずは、住友生命「たのしみステップ」の基本的な内容について解説していきます。
保障内容 年金(5年・10年・15年確定年金または年金総額保証付年金)

死亡給付金

契約指定通貨 アメリカドル(米ドル)・オーストラリアドル(豪ドル)
契約年齢範囲 確定年金の場合、0歳〜85歳

ただし、据置期間10年の場合は80歳まで

年金総額保証付終身年金の場合、35歳〜85歳

ただし、据置期間10年の場合は30歳〜80歳

運用期間 据置期間5年または10年
一時払保険料 最低:3万米ドル・3万豪ドル

最高:15億円

保険料払込期間 一時払いのみ
為替手数料 保険料を日本円で払う場合:50銭(0.5円)

保険金等を日本円で受け取る場合:50銭(0.5円)

告知 不要

このように住友生命「たのしみステップ」は、年金の受取方法を確定年金または年金総額保証付終身年金から選択することができる外貨建個人年金保険です。

確定年金と年金総額保証付終身年金の特徴は以下の通りです。

  • 確定年金:被保険者の生死に関係なく契約で定めた期間に一定額の年金が支給される
  • 年金総額保証付終身年金:被保険者が生存する限りは年金が支給されるが、被保険者死亡時に保証年金額まで達していない場合は達するまで年金が支給される

このように年金の受け取り方も選択できるのが住友生命「たのしみステップ」の魅力と言えますが、たのしみステップは指定した通貨で元金を確保しながら運用してくれる点も魅力です。

指定通貨で元本保証?積立金が指定通貨建で減少しない仕組みを解説

住友生命「たのしみステップ」は保険料を運用リスクの低い債権などに投資し、そこから得られる利息を株式などの運用に充当していきます。

積立金額の増加率の上限や運用指数の増加率に乗じる楽しみ倍率は契約時に決定されるため、契約するタイミングが非常に重要にはなりますが、万が一据置期間中の指数上昇率が0%だった場合でも積立金は減少せず、年金原資は一時払保険料相当額となる点は非常に嬉しい特徴です。

このような運用が可能なのは、たのしみステップが安定運用を目指すソシエテ・ジェネラルの「SGI FIA マルチ・アセット指数」に対応しているからです。

SGI FIA マルチ・アセット指数は、日本だけではなく世界中の株式・債権を使って分散した資産運用を行なっています。

また毎月資産配分を見直ししているため、株式市場が下降傾向にある場合は債権割合を増やし、株式市場が上昇傾向にある場合は株式割合を増やすなど、柔軟な分散投資を行なっています。

このような運用の結果としてSGI FIA マルチ・アセット指数の平均騰落率は米ドルで5.4%、豪ドルで5.3%と安定しているため、住友生命「たのしみステップ」の年金原資返戻率も高くなっています。

そこで気になるのが、実際の年金原資の返戻率ではないでしょうか。

年金原資返戻率のシミュレーションを解説

このように、分散投資と定期的な見直しによる安定運用がもたらす年金原資について、やはりその返戻率がどの程度なのかは保険加入を判断する1つの判断基準でしょう。

そこでここでは、米ドル・豪ドルごとの年金原資返戻率のシミュレーションを解説していきます。

  • 指定通貨が米ドルの場合の年金原資返戻率シミュレーション
据置期間 10年 5年
増加率の上限 11.00% 3.50% 6.00% 1.25%
たのしみ倍率 1.10倍 1.00倍 1.00倍 1.00倍
平均返戻率 175.7% 128.5% 122.4% 105.1%
最低返戻率 151.6% 120.0% 108.5% 102.6%
最高返戻率 196.0% 136.2% 133.8% 106.4%

米ドルを指定通貨とする場合、据置期間や増加率の上限・たのしみ倍率によっても返戻率は大きく異なりますが、多くの場合で返戻率は120%を超えており、また150%以上の返戻率となることもあります。

指数変動は、据置期間10年で7回以上、据置期間5年では3回以上指数上昇している点からも、返戻率が高くなりやすいことがわかります。

  • 指定通貨が豪ドルの場合の年金原資返戻率シミュレーション
据置期間 10年 5年
増加率の上限 6.50% 3.50% 4.00% 2.75%
たのしみ倍率 1.00倍 1.00倍 1.00倍 1.00倍
平均返戻率 149.9% 128.8% 115.8% 111.2%
最低返戻率 134.5% 120.0% 106.3% 105.1%
最高返戻率 163.6% 136.2% 121.6% 114.5%

豪ドルを指定通貨とする場合でも米ドルと同様に、多くの場合で返戻率は120%ほどとなっており、指数変動も据置期間10年で7回以上、据置期間5年では3回以上指数上昇しています。

ここでの増加率の上限やたのしみ倍率は米ドル・豪ドルがいわゆる低水準だった時期の設定となっているため、外貨が低金利の場合でも高い返戻率を受け取ることができるのは、住友生命「たのしみステップ」の強みであると言えるでしょう。

目標値設定・達成で円建年金保険に自動変更も!付加できる特約を解説

住友生命「たのしみステップ」では目標到達時円建年金保険変更特約を付加することができます。

これは、契約時に解約返戻金の円換算額の目標値を設定し、その目標値などのに到達した場合はその翌日に円建年金保険に自動変更される特約です。

目標値は、解約返戻金の円換算額に対して120%〜200%のうち10%刻みで設定することができます。

契約から1年経過後、目標到達状況を住友生命が毎営業日判定してくれるだけではなく、為替変動などの影響を受けない日本円建保険に移行することで運用実績を早期確保できる点がメリットです。

また円建年金保険に移行した後は変更時の積立利率で複利運用されるため、年金支払い開始日まで増え続けるのも嬉しいポイントです。

その他、住友生命「たのしみステップ」が付加できる特約は以下の通りです。

特約名 特約内容
目標到達時円建年金保険変更特約
  • 解約返戻金の円換算額に対して目標値を設定、その目標値に到達した時点で円建年金保険へ自動移行する
指定代理請求特約
  • 被保険者が受取人となる年金などを請求できない事情がある場合に、被保険者にかわって指定代理請求人が代理請求できる
後継年金受取人指定特約
  • 年金受取人が年金支払開始日以降に死亡した場合に、あらかじめ指定した後継年金受取人が年金受取人となる
  • 後継年金受取人の指定は、年金支払開始時に案内される
円貨支払制度
  • 死亡給付金や解約返戻金、年金などが円貨で支払われる

外貨に関する資産運用は為替レートの変動の影響を受けやすいため、年金などの受け取りを指定通貨と日本円から選択できる制度は外貨建保険にとって強い見方であると言えるでしょう。

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たのしみステップでも元本割れする?デメリットやリスクを解説

このように分散した資産運用で安定した成果実績を上げる住友生命「たのしみステップ」ですが、加入に際してはあらかじめ知っておくべきデメリットやリスクがあります。

そこでここでは、

  1. 積立金の確保があっても元本割れリスクを引き起こす為替リスク
  2. 解約返戻金額が保険料を下回るリスクを引き起こす解約控除
  3. 各種利率の注意点

について解説します。

配当金に関する注意点も解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

積立金が指定外貨建で減少しなくても元本割れリスクあり!為替リスクを解説

住友生命「たのしみステップ」の魅力は、積立金の確保でした。

実際、運用指数の上昇率が0%続きでも年金原資額は一時払保険料のままであるなど、一見すると元本割れリスクが生じにくいようにも見えます。

しかし外貨建保険である以上、たのしみステップも元本割れする可能性があります。

その原因は、為替リスクです。

為替リスクとは、為替レート変動によって外貨ベースでは変動していなかったり増額していても、日本円に換算するとマイナスになるリスクを指します。

日本円→ドル ドル→日本円
1ドル=100円

10万円→1,000ドル

1ドル=120円 1,000ドル→12万円

差益2万円

1ドル=80円 1,000ドル→8万円

差損2万円

つまり、一時払保険料をそのままの金額で受け取ることができても、受け取り時の為替レートによっては損をしてしまう可能性があります。

これを避けるためには、

  • 円高のタイミングで保険に加入する
  • 円安のタイミングで保険を解約する
  • 受け取りを日本円と外貨のどちらも選択できるようにする

などの工夫が必要でしょう。

解約返戻金額が保険料を下回ることも?早期解約・中途解約には解約控除がかかる

なかには保険加入に際して、解約返戻金を加入の目的の1つにしている人もいるでしょう。

この時に注意すべきが解約控除です。

解約控除とは解約に際してかかる手数料のようなもので、早期解約や中途解約の場合ほぼ必ずかかるものです。

住友生命「たのしみステップ」では、据置期間満了までの解約では解約控除がかかります。

また、円建年金保険へ移行する際にも据置期間が満了していなければ解約控除がかかる点には注意が必要です。

増加率の上限・たのしみ倍率は変動しない!積立利率と実質利回りの違いにも注意

住友生命「たのしみステップ」において、受け取る年金原資額を増やす指標の1つが増加率の上限やたのしみ倍率です。

増加率の上限やたのしみ倍率が高く設定されていればそれだけ積立金は増えていきますが、ここで注意しなければならないは、これらの数値は契約時に決定されてその後変動することがないということです。

そのため、加入するタイミングが非常に重要になると言えます。

また、年金の繰り下げや円建年金保険へ以降した後は、積立利率によって複利運用されていきますが、ここでの積立利率を元に複利計算しても実際に受け取る年金原資額にはなりません。

なぜなら、保険契約維持や運用に際して様々な手数料がかかっており、それが支払った保険料から控除されるからです。

実際、たのしみステップのパンフレットにも、

  • 指数手数料
  • 取引費用
  • 年金管理費用

などが負担費用として挙げられています。

そのため、積立利率だけではない実際の実質利回りに注意するようにしましょう。

注意:配当金がゼロになるリスクもある

最後に、住友生命「たのしみステップ」に関して注意しておくべき点が配当金です。

たのしみステップは5年ごと利差配当付の個人年金保険のため、5年ごとの資産運用成果で剰余金が発生した場合には配当金を受け取ることができます。

ただしこれはあくまで資産運用の運用実績によります。

運用実績が振るわない場合には配当金はゼロになるので、配当金はあまり期待しすぎないようにしましょう。

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第1位:メットライフ生命「ビーウィズユープラス2」:5.19%
ビーウィズユープラス2が自分に向いているか相談する
第2位:マニュライフ生命「こだわり個人年金」:5.03%
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たのしみステップはまとまった資金運用におすすめ!5つのメリットを解説

ここまで住友生命「たのしみステップ」について、基本的な保障内容や加入前に知るべきデメリットについて解説してきました。

たのしみステップは保険商品のため、必ず元本が保証されるわけではありませんが、その分様々なメリットが存在してます。

そこでここでは、住友生命「たのしみステップ」について5つのメリット

  1. 指数上昇実績や返戻率の高さ
  2. 目標値設定による運用実績早期確保
  3. 年金支払繰り下げによる積立運用期間の延長
  4. スミセイダイレクトサービスなどのによるサポート
  5. 経営破綻リスクのリスクヘッジ・生命保険契約者保護機構

について解説していきます。

目標値設定の目標達成シミュレーションなど詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

指数上昇の実績が高い!据置期間10年で返戻率150%超えも!

たのしみステップはマーケットの変動指数が上昇することによって積立金が大きく増えるため、指数の上昇回数が重要になります。

そこで米ドル・豪ドルのシミュレーションを見てみると、

据置期間10年 据置期間5年
上昇7回

下落3回

上昇8回

下落2回

上昇9回

下落1回

上昇3回

下落2回

上昇4回

下落1回

上昇5回

下落0回

米ドル 12.9% 50.0% 37.1% 13.7% 48.4% 37.9%
豪ドル 11.3% 50.0% 38.7% 12.7% 49.4% 37.9%

となっており、指数上昇の実績が高くなっています。

またそれに伴って返戻率も高く、豪ドルの据置期間10年間での平均返戻率は128.8%〜149.9%米ドルの据置期間10年間での平均返戻率は128.5%〜175.7% となっています。

保険加入にあたり気になる返戻率が150%と高くなっている点はたのしみステップの大きなメリットの一つでしょう。

目標値設定で円建年金保険に自動変更できる

たのしみステップのメリットの二つ目は、目標値設定・到達で円建年金保険に自動変更できる点です。

目標額とは、解約返戻金の円換算額に対して設定する120%〜200%のうち10%刻みの目標値を指します。

目標到達時円建年金保険変更特約を付加して目標値を設定すると、契約から1年経過後から毎営業日ごとに住友生命が目標到達状況を判定してくれます。

そのため、加入者自身が目標到達状況に対してチェックする必要がなく、目標値を達成した時点で日本円での年金保険に自動変更される点がたのしみステップのメリットです。

また実際の目標達成率のシミュレーションを見てみると、

  • 指定通貨:米ドルの据置期間10年間の目標到達シミュレーション
 

 

増加率上限:11.00%

たのしみ倍率:1.10倍

増加率上限:3.50%

たのしみ倍率:1.00倍

目標割合 目標達成率 平均到達年月数 目標達成率 平均到達年月数
5年未満 10年未満 5年未満 10年未満
120% 60.3% 100.0% 4年3か月 17.0% 65.9% 6年5か月
130% 47.4% 100.0% 5年6か月 11.8% 48.9% 6年11か月
150% 10.3% 78.3% 7年4か月 1.5% 2.0% 4年2か月
  • 指定通貨:豪ドルの据置期間10年間の目標到達シミュレーション
増加率上限:6.50%

たのしみ倍率:1.00倍

増加率上限:3.50%

たのしみ倍率:1.00倍

目標割合 目標達成率 平均到達年月数 目標達成率 平均到達年月数
5年未満 10年未満 5年未満 10年未満
120% 74.2% 100.0% 3年0か月 68.0% 99.4% 3年7か月
130% 64.9% 100.0% 3年10か月 57.2% 91.2% 4年3か月
150% 47.4% 84.0%% 5年4か月 37.6% 72.1% 6年2か月

このように見てみると、目標値を120%とした場合は10年未満でほぼ達成できていることがわかります。米ドルと豪ドルでは豪ドルの方が全体的な達成率が高く、達成するのにかかる平均年月数も早いことがわかります。

長期的に運用することを視野に入れるのであれば、目標とする実績が出た時点でその運用実績を確定できる仕組みを利用しないのはもったいないと言えるかもしれません。

年金支払の繰り下げで最長3年間さらに積立運用できる

またたのしみステップは、年金支払開始日を最長3年間繰り下げることができます。

これによるメリットは、繰り下げた期間の分さらに積立運用することができることです。

繰下げ期間は1年・2年・3年から選択することができ、また繰下げ期間の間でも目標到達時円建年金保険変更特約や円建年金保険変更制度によって円建年金保険に変更することができます。

ただし、すでに円建年金保険に変更している場合には年金支払開始日を繰り下げすることはできない点に注意が必要です。

据置期間ないに目標値を達成しなかったり、年金受取開始しなくても問題ない場合には、繰下げを視野に入れると将来受け取ることのできる保険料積立金額をより増額することができるのは、年金受取をメインとしている年金保険としては非常に嬉しいメリットでしょう。

スミセイダイレクトサービスで即日解約も可能

たのしみステップは、スミセイダイレクトサービスを利用することができます。

これは各種手続きを簡単にすることができたり、契約から半年経過した後から解約返戻金の円換算額が円建基準金額から10%増減するごとにメールで知らせてくれたりするサービスが充実しています。

また、インターネットや電話による即日解約サービスがあり、請求日から3〜4営業日後には解約返戻金を日本円で受け取ることができます。

このように、大手生命保険である住友生命ゆえの便利なサービスを活用できる点は、何かと忙しいビジネスマンには嬉しいメリットでしょう。

万が一の破綻時も安心!生命保険契約者保護機構で契約が維持される

このように様々なメリットのあるたのしみステップですが、保険料を一時払いで支払わなくてはならないため、高額な保険料を払ったにも関わらずあとで経営破綻したらどうしようと不安を抱く人も少なくないでしょう。

せっかく加入したにも関わらず経営破綻によって保険が解約になることは避けたいものです。

この点、万が一住友生命が経営破綻した場合、生命保険契約者保護機構によって保護されるため、すぐに契約がなくなるわけではありません。

生命保険契約者保護機構は日本の生命保険会社が全て加入している、保険契約者を保護する役割を担う保護機構です。

状況によっては保険金額や年金額・給付金額などが減額となることはありますが、契約自体は保護される点は安心できるポイントでしょう。

たのしみステップの口コミや評判は?みんなの意見をご紹介

たのしみステップのメリットは理解できても、本当にいい保険なのかまだ疑問が残る方は多いことでしょう。

そこで、ご検討中の方が一番気になる、実際の加入者の口コミ・評判をいくつかまとめてみました。

たのしみステップの運用例、具体例に触れることで今後の資産運用のイメージを固めていきましょう。

実際の口コミや評判を紹介していきます。

住友生命の個人年金保険「たのしみステップ」の評判・口コミの評価①

1つ目は住友生命の個人年金保険「たのしみステップ」についての口コミをいただいた東京都のS・Hさん(47歳)の評価です。

「利率の高い外貨で効率的に資産運用したかったのですが、払い込んだ保険料が減る危険性があるのでためらっていました。ただ、年金原資は指数の変動が悪くても最低保証されているので安心感は大きいです。ただ、指数の上昇が大きく、順調な積立ができています。」

このたのしみステップは米ドル豪ドルといった高い利率の外貨で運用するというメリットを十分に活かしつつ、リスクを最低限に抑えられています。口コミ提供ありがとうございました。

住友生命の個人年金保険「たのしみステップ」の評判・口コミの評価②

2つ目の住友生命の個人年金保険「たのしみステップ」の口コミは大阪府のT・Kさん(57歳)の評価です。

「運用実績を早く確保して為替リスクから守りたかったので、目標到達時円建年金保険変更特約を付けました。契約してまだそこまで時間はたっていませんが、目標値に向かって順調に推移しているので契約して良かったなと実感しています。」

良い利回りで資産運用できる上に運用益を確実に為替リスクから守れるというのは、この保険の強みと言えるでしょう。口コミ提供ありがとうございました。

住友生命の個人年金保険「たのしみステップ」の評判・口コミの評価③

3つ目の住友生命の個人年金保険「たのしみステップ」の口コミは神奈川県のS・Aさん(55歳)の評価です。

「もし運用実績が悪くても年金支払期間の繰り下げをして運用期間を延長できるのはいいなと思います。老後の資金なのでなるべく長い期間高利率で積立をしたいので。ただ、今のところ利回りもとてもいいので、このままいけば早期解約や支払期間の繰り下げは考えていません。」

年金支払期間を繰り下げて運用を続けることができるのも魅力的ですね。ただ、年金支払開始日の繰り下げができるのは最長3年間ということも留意しておきましょう。口コミ提供ありがとうございました。

 

ソニー生命自体の評判を知りたいと言う人は、以下のページを読んでみてください!

[評判/口コミ]ソニー生命の悪い評判まで徹底解剖!学資保険で有名な保険会社の実態とは

住友生命「たのしみステップ」と「たのしみグローバル(定率増加プラン)」や外貨預金・投資信託を比較

たのしみステップは多くのメリットのある個人年金保険ですが、加入にあたっては評判や口コミだけではなく、他の保険商品や他の金融商品と比較検討したいという人もいるでしょう。

そこでここでは、同じく個人年金保険である「たのしみグローバル(定率増加プラン)」や外貨預金・投資信託との比較を解説していきます。

「たのしみグローバル(定率増加プラン)」はたのしみステップと同様に住友生命の5年ごと利差配当付指定通貨建個人年金保険(一時払い)です。

年金支払開始日の繰下げや目標到達による円建終身年金保険自動移行など、似ている部分が多くあるこの2つの個人年金保険ですが、大きな違いとして「たのしみグローバル(定率増加プラン)」には指数連動による積立金の増加がありません

たのしみグローバル(定率増加プラン)では、据置期間中の積立金額は契約時の積立利率・経過年数によって複利で増加するため、将来受け取れる年金原資が契約時に確定しますが、その分増え幅は大きくない点に注意が必要です。

では同じ外貨での運用方法である外貨預金と比較すると、どちらの方がメリットが大きいでしょうか。

外貨預金は、為替レート変動を活用した資産運用方法で、外貨を扱う点では外貨建保険に似ています。

しかし、外貨預金では為替レートのタイミングを自分で図らなければならないため、資産運用を初めてする人にとってはややハードルが高くなります。

保険では、実際の資産運用はプロに任せることができ、また死亡保険などの万が一のリスクに備えることができます

このようなメリットを考えれば、同じ外貨を扱う運用であれば外貨預金の方がメリットが大きいと言えるでしょう。

では、分散投資という面で似ている一面を持つ投資信託と比べるとどうでしょうか。

投資信託は、自分の資産を運用のプロ(ファンド)に預けて運用をしてもらい、その利益を得る運用方法です。

海外株式・海外国債を中心としているファンドを選択することで、外貨運用に近い効果を得ることができたり、またその投資の内訳を複数にしているファンドを選択することで、分散投資にすることができたり、投資の幅が広いのが投資信託のメリットです。

投資信託は運用をプロに任せることができる点で外貨預金とは異なりますが、死亡保障などの万が一の際のリスクに対する備えをすることができない点ではやはり心もとなさが伴います。

これらのことを考慮すれば、外貨のメリットを活かしつつ、様々なリスクに備えることのできる外貨建保険は大きなメリットのある資産運用であると言えるでしょう。

まとめ:住友生命のたのしみステップを活用して老後資金を確実に増やす!

ここまで住友生命「たのしみステップ」について、基本的な保障内容や魅力的なメリット、加入する前に知りたいデメリットや評判・他の商品との比較について解説してきました。

この記事のポイントは、

  • たのしみステップは告知不要で加入できる外貨建個人年金保険で、年金種類は確定年金と年金総額保証付終身年金の2種類
  • たのしみステップでは債権投資で安定運用をしながら、その利息で年金原資を大きく増やすことが可能
  • たのしみステップは指数変動実績が高いので、年金原資返戻率は平均して高い
  • たのしみステップは目標値設定・到達で円建年金保険に自動変更できる
  • たのしみステップのデメリットは為替変動リスクや解約控除による元本割れ
  • 外貨預金や投資信託よりも保障が充実しているのでが外貨を使った分散投資には外貨建保険がおすすめ

でした。

人生100年時代と言われる中で、お金の心配をすることなく過ごせるようにするためには、自助努力による資産準備が非常に重要です。

そのため、個人年金保険などのニーズはこれからますます高まっていき、それに伴い様々な商品も登場するでしょう。

重要なのは、自分がどのような老後を過ごしたいのかを明確にすることと、自分の選ぶ商品でその目標を到達できるのかという確認です。

多角的な視野で分析して、自分に合った保険に加入するようにしましょう!

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保険相談の担当者は全てベテランのスタッフですので、難しい外貨建て保険でもわかりやすく説明してもらえますし、自分に合った保険を納得して選べるでしょう。

 

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