目次
年金かけはしのメリット・デメリットやシミュレーション、評判を解説
明治安田生命の「年金かけはし」は、従来の商品と比較してより生存保障部分に重点を置いた円建ての個人年金保険です。
現在では円建ての商品というと利息がほとんどつかず、契約してもほとんど利益にならないというイメージがあります。
確かに従来のような個人年金保険においては、長生きをすればするほど得をする終身年金ならともかく、確定年金ではそれほど大きなリターンは期待できませんでした。
しかしその点で年金かけはしは、死亡保障を抑えることで年金として受け取れる金額を増やした、「人生100年時代」に活きる私たちのニーズにうまく応えている商品と言えるのです。
「死亡保障を抑えた」といっても万一の際には既払込保険料相当額が返ってくるため、損をするということはありません。
そこで
この記事では年金かけはしについて、
- 年金かけはしの保障内容や特約内容
- 年金かけはしの返礼率シミュレーション
- 年金かけはしのメリットとデメリットの整理
- 年金かけはしに対する評判や口コミ
- 住友生命の個人年金保険「たのしみワンダフル」やiDeCo、確定拠出年金との比較
以上5点についてお話ししていきます。
この記事を読めば、年金かけはしの保障内容やシミュレーション、メリットやデメリット、口コミや評判、他社商品との比較情報について知ることができます。
契約検討に際して思案されているあなたの大きな助けとなってくれますので、ぜひ最後までご覧ください。
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内容をまとめると
- 明治安田生命の「年金かけはし」は、生存保障部分に重点を置いた円建ての個人年金保険。年金保障と死亡保障がついており、105%の返戻率をこえることもある。
- 年金かけはしのメリットは、生命保険料控除を利用できる、円建てとしては高い返戻率が期待できる、健康告知が不要などがあげられる。
- 一方、デメリットとしては、解約返戻金がほとんどないので早期解約すると元本割れする可能性がある、保険料のクレジットカード払いができない、保険料払込免除がついていないなどがある。
- 年金かけはしの口コミ・評判を見ると「低リスクで資産を着実に増やせる」「老後の生活に余裕ができそう」「学資保険の代わりとして活用できる」などがあり、高い評価を得ている。
- 住友生命のたのしみワンダフルと比較すると、月々の保険料を6000円から設定でき、たのしみワンダフルは少ない負担で積立できるという強みがある。
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年金かけはしの保障内容を解説!高い返戻率で老後の備えを
住友生命の年金かけはしは正式名称を「5年ごと利差配当付個人年金保険」という、円建て個人年金保険です。
- 基本情報
年金かけはしの基本情報をまとめると、下記の通りです。
保障種類 | 主契約:年金保障・死亡保障 |
契約指定通貨 | 円貨 |
契約年齢範囲 | 20歳~55歳 |
保険金額 | 払込保険料による |
保険料払込期間 | 20年~40年で設定 (据置期間は1年~5年で設定) |
保険料払込方法 | 月払い、年払い |
店頭扱い・口座振替扱い | |
契約者貸付 | なし(基本年金年額の減額という形で一部返戻金を受取ることはできる) |
告知 | 職業告知のみ(健康診査や告知なし) |
年金かけはしの大きな特徴は、死亡給付部分の保障を最低限に抑える代わりに保険料払込期間満了後の年金保障が充実している点にあります。
そして保険料払込期間やその後の据え置き期間を選択することで、生存保障の手厚さが変わってくるのです。
- 保険金や返戻金の受取方式
年金かけはしの保険金受取方式をまとめると、大まかには死亡時の死亡給付金と保険料払込期間満了後の年金の2つに分けれます。
年金の受取方法は5年・10年から選択する確定年金です。
年金支払開始日から年金支払期間中に被保険者が生存していれば基礎年金額を、その途中で被保険者が亡くなった場合には年金支払期間中の未払年金の現価を受取ることになります。
そしてさらに、年金の支払い方法は下記から選択することも可能です。
一括払い | 年金開始日以後に年金支払期間中の未払年金の一括払いを請求できる |
すえ置き払い | 年金を所定の利率ですえ置くことが可能で、すえ置かれた年金・利息はいつでも引き出すことができる |
継続払い | 被保険者が最後の年金支払日の前日までに死亡した場合に、年金支払期間中の未払年金の現価の受取に代えて年金の継続払いを請求することができる |
- 特約
年金かけはしの特約は、下記の通り整理できます。
後継年金受取人指定特約 | 年金受取人が死亡した後の年金受取人をあらかじめ指定できる特約 |
個人年金保険料税制適格特約 | 払込保険料を一般の生命保険料控除とは別枠で所得控除の対象とすることができる特約 |
保険料口座振替特約 | 保険料払込方法を口座振替とすることができる特約 |
年金かけはしには、保障オプションの様な形で付加できる特約はありません。
保険料払込期間や据え置き期間を設定することで年金保障の厚さを選択したり、ライフプランに合わせて年金の受取方式を変えたりといった形で、ご自身に合った保障内容を選択していくのです。
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年金かけはしの返戻率、利率をシミュレーション!利回りの良さを評価
ここからは、年金かけはしの返礼率をシミュレーションいたします。
<基本情報>
性別:男性
年金種類:10年確定年金
月払保険料:30,000円
契約年齢 | 20歳 | 30歳 | 35歳 | 40歳 | 45歳 | 50歳 | 55歳 |
保険料払込期間 | 35年 | 30年 | 25年 | 25年 | 20年 | 20年 | 20年 |
据え置き期間 | 5年 | 5年 | 5年 | 0年 | 5年 | 0年 | 0年 |
払込保険料累計額 | 1,260万円 | 1,080万円 | 900万円 | 900万円 | 720万円 | 720万円 | 720万円 |
基本年金額 | 約134.8万円 | 約114.3万円 | 約94.3万円 | 約92.6万円 | 約74.7万円 | 約73.3万円 | 約73.3万円 |
一括受取額 | 約1,328万円 | 約1,127万円 | 約929万円 | 約913万円 | 約736万円 | 約723万円 | 約722万円 |
年金受取累計額 | 約1,348万円 | 約1,143万円 | 約943万円 | 約926万円 | 約747万円 | 約733万円 | 約733万円 |
返戻率 | 107.0% | 105.9% | 104.8% | 102.9% | 103.7% | 101.9% | 101.8% |
25年~30年間保険料を払い込み、据え置き期間を設定すれば105%を超えることが確認できました。
保険料払込期間を長期に設定すればそれだけ返戻率が上がるだけでなく、たとえ払込期間が短くても据え置き期間を設けることで返戻率を高めることができることが分かります。
いずれにしても、円建て個人保険としては比較的高い返戻率であると言えるでしょう。
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年金かけはしのメリット・デメリットをわかりやすく解説
ここまで、年金かけはしの保障内容や特約内容、返戻金のシミュレーションについてお話ししてきました。
ここからはより具体的に、年金かけはしのメリットやデメリットを
- (メリット)生命保険料控除の利用による節税効果
- (メリット)円建て個人年金としては高い返戻率
- (メリット)健康告知が不要な点
- (デメリット)低い解約返戻金で早期解約時に元本割れリスクが増える点
- (デメリット)クレジットカード払いができない点
- (デメリット)保険料払込免除が無い点
以上の通り3点ずつに整理して説明いたします。
メリット➀:生命保険料控除が可能!確定申告や年末調整で申告しよう
個人年金保険料を支払った場合、税制適格特約を付けておけば支払った額に応じて、以下の通り翌年の所得税や住民税の控除を受けることができます。
既払込保険料 | 控除額 | |
所得税 | 20,000円以下 | 既払込保険料全額 |
20,001円~40,000円 | (支払保険料等×1/2)+10,000円 | |
40,001円~80,000円 | (支払保険料等×1/4 )+20,000円 | |
80,001円以上 | 一律40,000円 | |
住民税 | 12,000円以下 | 既払込保険料全額 |
12,001円~32,000円 | (支払保険料等×1/2)+6,000円 | |
32,001円~56,000円 | (支払保険料等×1/4 )+14,000円 | |
56,001円以上 | 一律28,000円 |
所得税率は年収によって変化しますが、たとえば仮に所得税率20%・住民税率10%で年間10万円の保険料を支払ったとすると、
所得税:40,000円(控除額)×20%(税率)=8,000円
住民税:28,000円(控除額)×10%(税率)=2,800円
合計 :8,000円+2,800円=10,800円
下記の通り年間で10,800円の節税につながるのです。
このままではそれほど大きな金額に感じない方もいるかもしれませんが、保険料払込期間20年であれば合計216,000円、保険料払込期間25年であれば合計270,000円もの節税になり、大きな差が生まれます。
確定申告や年末調整の際には忘れずに申告するようにしましょう。
メリット➁:100%を超える高い返戻率で老後の備えがバッチリ
先ほどお話しした通り、生存保障の充実は年金かけはしの大きなメリットとなっています。
現在円金利は非常に低くなっており、なかなか利益が出ない個人年金保険もある中で、年金かけはしは時に105%を超える高金利を実現しているのです。
確かに、高利率の理由には死亡保障を抑えているからこそではあります。
しかし、人生100年時代ともいえる現代では老後に備える必要性が非常に高まっており、そんなニーズにより現実的な形で応えた商品が年金かけはしであると言えるのです。
さらに、据え置き期間を設定することで返戻率をより高めることもできます。
年金かけはしの特性を理解したうえで契約することができれば、あなたの老後生活はより豊かなものとなるでしょう。
メリット➂:健康告知や医師の審査が不要
年金かけはしは、契約の際に健康診断や告知が不要となっており、健康状態に不安のある方でも安心して契約することができます。
生命保険等の契約をする際一般的には健康診断や告知をする必要があり、そこでもし健康上の問題があれば契約できない、などということも十分に起こり得るのです。
この理由には、保険制度の健全性を維持することがあります。
健康状態に不安があるということは保険請求の可能性が高いということにつながり、あまりに請求可能性が高い人が契約者に増えすぎると、
- 多額の保険金支払いが必要となり、集めた保険料では支払いきれなくなる
- 健康な人(保険金を受け取る可能性の低い人)にとって不公平感が高くなる
上記のような問題が発生するのです。
そしてこの状態が進行すると保険金を支払うために保険料が異常に高くなったり、さらには健康状態の悪い人がワザと加入して保険金を意図的に受取ろうとする事態(モラルリスク)を誘発したりと、保険制度の維持が困難になってしまいます。
その点年金かけはしは、長期的に契約をして払込保険料を積み立てていくことで初めて契約者の利益が出る性質の商品ですから、健康告知を不要としても問題が起きにくいのでしょう。
デメリット➀:解約返戻金が低めで途中解約すると元本割れの危険性大
年金かけはしは年金保障の充実が大きな特徴の一つであり、保険料払込期間や据え置き期間を一定長期に取ることで、払込期間満了後の年金保障が大きくなります。
そのため年金開始日前に解約した場合の返戻金が低くなりやすく、利益を得るためには原則として契約し続けることが最善の方法となるのです。
長期間保険料を払い込み続ける必要があるということは、一定の資産が長期間に渡って流動性を失ってしまうことにつながります。
保険料の設定はご自身の生活の中で無理のない範囲で行い、長期的展望を持って契約をすることが大切だと言えるでしょう。
デメリット➁:クレジットカード支払い不可でポイント付与ができない
年金かけはしのデメリットとして次に挙げられるのは、クレジットカード払いができない点です。
カードのポイントは多くが0.5%程度ですが、楽天カードやJALカードなどポイントが1%と高いカードもあります。
たとえば、月々20,000円の保険料負担で1%のポイント還元であれば毎月200円、年間で2,400円分のポイントが付与されます。
一見するとそれほど大きな問題ではないと感じる方もいるとは思いますが、保険料支払い期間が長期になる個人年金保険の場合、総額となると決してバカにはできません。
仮に25年間支払い続けるとすると、
2,400円(年間の還元ポイント)×25年(保険料払込期間)=60,000円
上記の通り60,000万円分もの差が生まれてくるのです。
クレジットカードのポイントも返戻金の一部だと考えれば、クレジットカード支払いの可否は保障差の一部だとも言えます。
年金かけはしを返戻率自体が高めであるため、契約する場合それほど問題にはならないとは考えられますが、検討の際には認識しておくと良いでしょう。
デメリット➂:学資保険として運用する場合は保険料払込免除が無い点に注意
年金かけはしを契約する際に注意したいこととしては、万一の際の保険料払込免除規定が基本保障にも特約にもない点も挙げられます。
つまり保険料払込期間中に重い病気を患ったり、大きな障害を被ったりした場合でも保険料負担はなくりません。
もし学資保険の代わりとするのであれば、お子さまのために保険料を払い込み続けなくてはならないということなのです。
先ほどお話しした通り途中解約をすると元本割れするリスクが高まりますから、「保険料払込期間中は多少のことが起きても払いきることができる」という見通しと、無理のない保険料設定をしておくことが大切でしょう。
年金かけはしの口コミや評判は?みんなの意見をご紹介
年金かけはしのメリットは理解できても、本当にいい保険なのかまだ疑問が残る方は多いことでしょう。
そこで、ご検討中の方が一番気になる、実際の加入者の口コミ・評判をいくつかまとめてみました。
年金かけはしの運用例、具体例に触れることで今後の資産運用のイメージを固めていきましょう。
実際の口コミや評判を紹介していきます。
明治安田生命の個人年金保険「年金かけはし」の評判・口コミの評価①
1つ目は明治安田生命の個人年金保険「年金かけはし」についての口コミをいただいた埼玉県のK・Tさん(39歳)の評価です。
「他の個人年金保険と比べて返戻率が高いというのが加入を検討するきっかけでした。返戻率重視だったので据置期間も設定し、さらに返戻率を高めることができました。保障も大切ですが、低リスクで資産を着実に増やしたいという方におすすめだと思います。」
返戻率は元から高いですが、据置期間を設定することによってさらに返戻率を高めることができるというのもこの個人年金保険の強みの一つと言えます。口コミ提供ありがとうございました。
明治安田生命の個人年金保険「年金かけはし」の評判・口コミの評価②
2つ目の明治安田生命の個人年金保険「年金かけはし」の口コミは長野県のR・Nさん(42歳)の評価です。
「この低金利の日本において、ここまでの高利率で運用してくれる個人年金はなかなかないと思い、加入しました。実際加入して改めて実感しましたが、少しずつではありますが順調に運用実績をあげており、老後の生活に余裕ができそうです。」
積立利率や返戻率の高さがやはり人気の秘訣なようです。途中解約しない限り元本割れのリスクが上がることは少ないので、老後の資産形成には最適な個人年金保険と言えるでしょう。口コミ提供ありがとうございました。
明治安田生命の個人年金保険「年金かけはし」の評判・口コミの評価③
3つ目の明治安田生命の個人年金保険「年金かけはし」の口コミは東京都のW・Mさん(40歳)の評価です。
「元本割れしている学資保険が多いので、学資保険の代わりとして加入しています。子供の教育費なのでリスクは最低限に抑えたいと思う反面、高金利で効率的に資金を増やしたかったので、この保険に加入してよかったなと思っています。」
高い返戻率から、W・Mさんにように学資保険として運用している方もいるようです。ただ、他の多くの学資保険と違い、保険料払込免除の特約がついていない点に注意しましょう。口コミ提供ありがとうございました。
年金かけはしと住友生命のたのしみワンダフルとのシミュレーションを比較
ここでは、明治安田生命「年金かけはし」を住友生命「たのしみワンダフル」やiDeCoや確定拠出年金、外貨建て保険と比較検討していきます。
まずは明治安田生命「年金かけはし」とよく似た商品である住友生命「たのしみワンダフル」とを比較してみましょう。
年金かけはし | たのしみワンダフル | |
保険種類 | 5年ごと利差配当付個人年金保険 | 5年ごと利差配当付 生存保障重視型個人年金保険 |
契約 指定通貨 |
円貨 | 円貨 |
契約年齢 範囲 |
20歳~55歳 | 0~75歳 |
保険料 受取方法 |
・死亡保障 ・年金保障 (一時金・5年、10年確定年金から選択) |
・死亡保障 ・年金保障 (一時金・5年、10年、15年確定年金から選択) |
保険料 払込方法 |
月払い・年払い | 月払い・年払い・年2回払い・前納・一括払い |
特徴 その他 |
返戻率が個人年金保険としては高い 無駄な特約が無くシンプル 月々の保険料を6,000円から設定できる |
返戻率が個人年金保険としては高い 保険料負担を増やすことで保険料割引制度がある 月々の保険料は7,250円から設定 |
両者ともに生存保障に重点を置いた個人年金保険であり、返戻率の高さや保険料払込免除規定がない点まで、非常に類似点の多い商品です。
ただし、年金かけはしは月々の保険料をより安価な6,000円から設定することが可能であり、より無理のない負担で契約ができる個人年金保険であると言えます。
長期間に渡って一定の資金が拘束される契約ですので、無理のない金額から少しずつ蓄えるという選択肢が取れる点は大きなメリットなのではないでしょうか。
参考:iDeCoや確定拠出年金の違いとは?年金かけはしにメリットはある?
ここからは個人年金保険とよく似た制度として、iDeCoや確定拠出年金との比較を行います。
確定拠出年金は共に公的年金に上乗せして老後資金の積み立てを行う制度のことです。
企業型と個人型が存在していて、個人型の確定拠出年金のことを特にiDeCo(イデコ) と呼びます。
特徴の違いを簡単に下表へまとめました。
個人年金保険 | 確定拠出年金 | ||
企業型 | 個人型(iDeCo) | ||
運営窓口 | 各金融機関 | 各企業 | 各金融機関 |
加入可能者 | 条件を満たせば誰でも可能 | 条件を満たした会社員のみ | 条件を満たせば誰でも可能 |
掛金 | 契約時確定(原則変更不可) | 原則変更可能 | |
年金額 | 契約時確定 | 運用結果により変動 | |
中途解約 | 可能 | 原則不可 | |
運用方針 | 保険会社が運用 基本利率は契約時に確定 |
企業が選んだ金融機関の運用商品から自ら選択し運用 | 自分で選んだ金融機関の運用商品から自ら選択し運用 |
税制(積立時) | 下記の生命保険料控除あり 所得税:最大40,000円 住民税:最大28,000円 |
小規模企業共済等掛金控除にて、全額控除 | |
税制(受取時) | 一時金:一時所得 年金 :雑所得 |
一時金:退職所得控除 年金 :雑所得として公的年金控除 |
個人年金保険もiDeCoを含む確定拠出年金も老後資金の準備という点では共通しているものの、運用方針やスタンスに違いがあります。
個人年金保険は年金額が確定していて安心感がある一方、確定拠出年金は年金額をより増やせる可能性はありますが年金額の保証がされていないのです。
また税制のうえでは確定拠出年金の方が非常に優遇されているのですが、確定拠出年金(iDeCoを含む)には掛け金の上限が存在することも認識しておく必要があります。
より大きな額を積み立てたいと考えるのであれば確定拠出年金に加えて個人年金保険も併用するなど、両者の特徴を踏まえた使い分けや組み合わせを行うようにしましょう。
外貨建て保険ならコスパの良い資産形成が可能!?外貨建て保険のメリットとは?
年金かけはしは、個人年金保険としては返戻率が高く大変魅力的な商品です。
しかし、積立金を高利率で運用し年金額を増やすしていくことを考えるのであれば、円建てだけでなく外貨建て保険の活用も積極的に視野に入れるべきです。
円は現在、非常に低金利な状況が続いており、運用を大きな目的の一つとした場合には円建て商品ではどうしても限界があると言わざるを得ません。
一方、外貨建て保険であれば外貨の高利率で運用することができます。
さらに、外貨ベースで元本が保証されるため、保険金を外貨で受け取っておいて為替状況を見て円換金するなど、資産運用方針により一層の幅が生まれてくるのです。
外貨で運用するうえでの注意点もあるものの、運用により自身の生存保障をより充実させたいと考えるのであれば、外貨建て保険は非常に理に適った選択であると言えるでしょう。
まとめ:明治生命の年金かけはしを老後の資産形成や学資金の積立に活用!
この記事では、明治安田生命の年金かけはしについて
- 年金かけはしの基本保障や特約内容
- 年金かけはしの積立利率や解約返戻金のシミュレーション
- 年金かけはしのメリットやデメリット
- 年金かけはしの評判や口コミ
- 年金かけはしと類似金融商品との比較
以上を整理してお伝えいたしました。
年金かけはしのポイントとしては、
- 個人年金保険としては非常に高い返戻率を期待できる点
- お手頃な保険料負担から始められる老後資金の準備である点
以上2点に整理できるのではないでしょうか。
個人年金保険は長期間に渡り契約し保険料を払い込み続ける保険であり、期間が長くなればなるほどその間にご自身の状態や環境がどう変わるか予想することも難しくなります。
その点、年金かけはしは無理のない保険料負担から契約を検討することができ、契約内容によっては非常に高い返戻率も期待できる個人年金保険であると評価できるでしょう。
もし、年金かけはしについてもう少し詳しく知りたい、他の個人年金保険と比較検討したいなどのご要望がございましたら、無料の「保険相談サービス」を利用することをおすすめします。
個人年金保険は長期に渡って拠出をする商品であるため不安も大きいでしょうし、インターネットの情報だけで自ら調べ決断することが難しいこともあります。
そんな場合は、マネーキャリアという保険のプロ(FP)に無料相談できるサービスがございますので、こちらでライフプランの相談も含めた保険の相談をすることをおすすめします。
保険相談の担当者は全てベテランのスタッフですので、難しい変額保険でもわかりやすく説明してもらえますし、自分に合った保険を納得して選べるでしょう。
▼おすすめの外貨建て保険は以下のページで解説しています!