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三井住友海上プライマリー生命のプライムチャンスの保障内容やメリット・デメリット、口コミ
三井住友海上プライマリー生命の「プライムチャンス」は、昨今の円安による物価の上昇に備えて、今ある資産を外貨で運用して効率的に増やすことを目的とする、外貨建一時払「変額」終身保険です。
変額保険は積極的に資産を増やせる可能性がありますが、ハイリスク・ハイリターンの性質があるため、逆に大きく資産を減らすことも考えられます。
こちらはその上外貨での運用なのでつい敬遠されがちなのですが、実は契約者にとって安心の保障内容が多く組み込まれている、よく考えられた保険商品です。
そのためきちんと理解して有効的に利用すれば、とても魅力的な商品だと言えます。
そこでこの記事では、
- 三井住友海上プライマリー生命「プライムチャンス」の基本情報と特約について
- 三井住友海上プライマリー生命「プライムチャンス」を契約した場合のリスクやデメリット
- 三井住友海上プライマリー生命「プライムチャンス」を契約することで得られるメリット
- 三井住友海上プライマリー生命「プライムチャンス」を契約した方の口コミ・評判
- 三井住友海上プライマリー生命「プライムチャンス」と投資信託を徹底比較
以上について詳しく解説していきます。
この記事を読めば、三井住友海上プライマリー生命「プライムチャンス」や外貨建て保険、また変額保険についてのメリット・デメリットがわかり、保険を検討する上での参考になるかと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
プライムチャンスの保障内容を解説!生命保険の特約内容は?
三井住友海上プライマリー生命の「プライムチャンス」は、正式名称を「通貨選択一般勘定移行型変額終身保険」といい、払い込んだ資産を外貨(米ドル/豪ドル)建てで、また変額で運用する仕組みの一時払い終身保険です。
- まずは、三井住友海上プライマリー生命の「プライムチャンス」の基本情報を確認しましょう。
保障内容 | 死亡・災害死亡保障(終身) |
契約指定通貨 | 米ドル・豪ドル |
契約年齢範囲 | 15歳~85歳 |
保険料払込方法 | 一時払いのみ |
口座振込 | |
保険料を円で払う場合の為替手数料 | 取り扱いなし |
保険金等を円で受け取る場合の為替手数料 | 50銭(0.5円) |
契約者貸付 | 不可 |
告知 | あり |
三井住友海上プライマリー生命の「プライムチャンス」の大きな特徴として、契約時に
- 「運用重視コース」:ハイリスク・ハイリターンな運用により大きな成果を出す
- 「保障充実コース」:運用しながら毎年死亡保険金額を増やしていく
の2種類から、目的にあったコースを選択できます。
どちらのコースも、運用期間中は払い込んだ保険料の100パーセントが変額で運用されます。
さらに、目標値(保険料に対してどれくらいの運用益を目指すか)を105%~200%の間で細かく設定でき、達成すれば円建ての終身保障へ自動以降される安心のシステムになっています。
また、2つのコースの違いとしては
運用重視コース |
保障充実コース |
|
仕組み |
とにかく大きな資産増加を狙う |
資産増加を狙いつつ死亡保障も増やす |
変額運用期間 |
20年 |
15年 |
年率 |
米ドル:7% 豪ドル:8% |
米ドル:6% 豪ドル:6% |
死亡保険金額 |
支払い時の運用益により変動 (金額は保障されていない) |
契約して1年経過後から毎年、一時払い保険料に 米ドル:一時払い保険料の0.5% 豪ドル:一時払い保険料の1% ずつ加算されていく |
このようなものがあります。
もしこの変額運用期間中に死亡保険金を受け取ることになった場合、
「運用重視コース」では、タイミングにより受け取る金額が大きく変わります。
一方、「保障充実コース」では、年々積み立てている金額を確実に受け取ることができます。
資産を積極的に運用したいなら「運用重視コース」、より安全に資産運用したいなら「保障充実コース」がおすすめです。
- それではここで、ある契約内容を前提にしたときの運用成果を「運用重視コース」「保障充実コース」それぞれでシミュレーションし、比較してみましょう。
<前提>一時払い保険料:日本円換算額100万円、指定通貨:米ドル
→15年後に解約した場合の解約返戻金額をシミュレーション
「運用重視コース」を選択 年利率7%で運用 解約返戻金額=約239万円
「保障充実コース」を選択 年利率6%で運用 解約返戻金額=約195万円
※こちらはあくまで一例なので、運が良ければこの金額よりも利益が大きくなりますし、またその逆も十分考えられます。
- 三井住友海上プライマリー生命の「プライムチャンス」に付加できる特約一覧はこちらです。
特約名 | 特約内容 |
遺族年金支払特約 | 保険金の一部または全部を年金形式で受け取ることができる |
年金移行特約 | 将来の死亡保障に代えて、年金支払いに移行することができる
(目標値達成後かつ契約から3年経過後) |
円支払特約 | 死亡保険金等を日本円で受け取ることができる |
指定代理請求特約 | あらかじめ指定された指定代理人が、代わりに年金を請求することができる
(年金移行特約を付加した場合) |
受け取る死亡保険金は、特約により年金形式でも受け取ることが可能です。
また目標額を運用により達成していれば、契約の全てを年金支払いにすることもできます。
ただしどちらも「年金管理費」という手数料が引かれてしまうので、特に必要性がない場合はあまりおすすめしません。
実はプライムチャンスにはデメリットが!?元本割れのリスクとは
大きな運用益が期待できる、三井住友海上プライマリー生命の「プライムチャンス」ですが、契約によって背負わなければならないリスクやデメリットも存在します。
外貨建て保険を検討しているなら必ず知っておきたい内容なので、ぜひご覧ください。
積立利率は保険料全てに適用されるわけではない?実質利回りの考え方を解説
三井住友海上プライマリー生命の「プライムチャンス」は、保険料を全額、変額式により高金利での運用ができる保険です。
ただしこの運用期間中には「保険関係費」や「資産運用関係費」として、各種手数料が引かれてしまいます。
そして変額期間終了後の定額式の運用においても、同じく手数料が引かれます。
つまり運用益から必ず一定額が控除されることになり、「積立利率=実質の利回り」という図式は成り立ちません。
これを混同してしまうと、契約後に思った通りの利益が得られず、保険会社とのトラブルに繋がる大きな原因になってしまいます。
契約をご検討される場合には、各種手数料などについて必ず確認することが大切です。
外貨建て保険には為替リスクがつきもの!為替レート変動の危険性とは
三井住友海上プライマリー生命の「プライムチャンス」を含む外貨建て保険には、「為替リスク」というデメリットがあります。
これは、常に変動する為替レート(通貨同士の相対的な価値)が、そのまま資産価値に影響を与えるというものです。
つまりタイミングによっては、通貨を両替することで資産が増えたり減ったりします。
一般的には、円高時には日本円から外貨に、円安時には外貨から日本円にするのが賢い方法だと言われています。
これを知っておくことで大幅にリスク回避が可能なので、必ず押さえておきましょう。
中途解約は元本割れの危険性大!解約控除に注意
ほぼ全ての外貨建て保険は、長期的な運用を前提とした仕組みで作られています。
そのため中途解約をすると、払い込んだ保険料分も戻らない「元本割れ」の可能性が非常に大きくなってしまうので、絶対に避けましょう。
元本割れする主な原因としては、「解約控除」というペナルティがあります。
三井住友海上プライマリー生命の「プライムチャンス」では、契約から10年までの早期解約に限りこの「解約控除」が設けられており、この期間に解約すると解約返戻金が目減りします。
中途解約を避けるためにも、加入する前にきちんと保険内容を理解し、また資金計画も立てておくことをおすすめします。
プライムチャンスのメリットとは?外貨ベースでは大きく資産増
ここまで多くのデメリットをお伝えしてきましたが、実は三井住友海上プライマリー生命の「プライムチャンス」には、得られるメリットも多い保険です。
そこでここからは、円建て保険にはない特徴的なメリットをいくつかお伝えします。
一時払保険料を高金利な外貨、特別勘定で運用!高い利回りが期待できる
近年、外貨建て保険が選ばれている一番の理由は、払い込んだ資産を高金利な外貨で運用できるという大きなメリットがあるからです。
国内の円建て保険では到底実現できないほど高い利率は、外貨建て保険ならではの魅力として知られています。
特に三井住友海上プライマリー生命の「プライムチャンス」では、契約からしばらくの期間「特別勘定」という計算方法により、さらに大きな運用益を狙うことができます。
この特別勘定では損益どちらも大きくなるため、ハイリスク・ハイリターンですが、とにかく資産を大きくしたいと考える人には向いていると言えるでしょう。
「運用重視コース」なら高い運用成果を追求できる
「運用重視コース」は死亡保障の最低額を設けない代わりに、より大きな運用益を資産に反映させるというコースです。
メリットとしては、大胆に資産増加を狙えるということが挙げられます。
またデメリットとしては、例えば運用益マイナスのときに受け取る死亡保険金は元本割れしてしまう、などの大きなリスクをはらんでいます。
デメリットを考慮した上で、それでも思い切って資産増加を狙いたいのであれば、こちらをおすすめします。
「保障充実コース」なら死亡保障が毎年加算され手厚くなる
「保障充実コース」は、確実に死亡保障額を積み立てることで、より安全な資産運用を目指すコースです。
「プライムチャンスに加入したいけれど、変額保険は不安だ」という方に、ぜひおすすめします。
保障充実コースは運用重視コースと違い、契約1年後~特別勘定期間終了までの15年間または20年間、死亡保険金額が毎年少しずつ積み立てられる安心の仕組みが用意されています。
※1年毎の積み立て金額:基本保険金額の1%(米ドル建)/0.5%(豪ドル建)
つまり運用中に万が一のことがあっても、払い込んだ保険料以上の金額を確実に受け取ることができるのです。
変額保険のリスクを少しでも減らし、安全に資産運用したいとお考えの方に人気のコースです。
2つのコース共に「目標値設定」可能!自動で運用成果を円建で確保してくれる
三井住友海上プライマリー生命の「プライムチャンス」では、2つのコースのうちどちらを選んでも、契約時に目標値を細かく設定することができます。
目標値とは「払い込んだ保険料に対する運用益の目標(%)」のを指し、外貨を運用することによってどのくらい資産を増やしたいかを、数字で表したものです。
このように具体的な目標を設定することで将来の楽しみが増え、長い運用期間もじっくり待つことができますね。
そして実際にこの目標値を達成できたら、運用による成果は日本円で自動確保されます。
また保障内容自体も「外貨建て保険(運用重視)」から「円建て終身保険(保障重視)」に切り替わるので、為替リスクなどを気にする必要もありません。
変額保険である「プライムチャンス」は大きなリスクを伴いますが、その分運用益が伸びやすく、早めに目標値を達成できる可能性のある保険です。
思い切った資産増加を狙うなら、払込保険料の倍である200%に目標値を設定するのも良いでしょう。
また確実に目標達成して円建て保険に移行したい場合は、もう少し控えめのパーセンテージを設定するのがおすすめです。
米ドル・豪ドルで利回りが良いのはどっち?特別勘定の運用をシミュレーション
三井住友海上プライマリー生命の「プライムチャンス」は、特別勘定により高い金利で運用することができる保険です。
指定通貨は米ドル・豪ドルの2つから選択できますが、利回りの違いがあるため、目標達成までにかかる年月も変わります。
選択コース/指定通貨 |
米ドル |
豪ドル |
運用重視コース |
7% |
8% |
保障充実コース |
6% |
6% |
こちらのパーセンテージが高いほど、運用による損益が高くなります。
つまり「保障重視コース」よりも「運用重視コース」、米ドルよりも豪ドルの方が、ハイリスク・ハイリターンとなります。
しかしこちらを確認しても実感が湧きにくいため、あまりピンとこない方も多いのではないでしょうか?
そこでこちらでは、米ドルと豪ドルで運用したときの利回りの違いを比較しやすいよう、各指定通貨で「運用重視コース」「保障充実コース」を選択したときの目標達成までにかかる年数を算出しました。
【101件の契約をシミュレーションした結果、200%の目標達成までにかかった年数】
<米ドル建>
①運用重視コース(達成までの平均年数:6.9年)
- 1年~5年:17件
- 5年~10年:64件
- 10年~:20件
②保障充実コース(達成までの平均年数:8.5年)
- 1年~5年:3件
- 5年~10年:62件
- 10年~:36件
<豪ドル建>
①運用重視コース(達成までの平均年数:4.3年)
- 1年~5年:64件
- 5年~10年:37件
②保障充実コース(達成までの平均年数:5.3年)
- 1年~5年:54件
- 5年~10年:47件
上記のシミュレーションを見ると、豪ドルの方が早い段階で目標を達成していることが分かります。
つまり、米ドルよりも豪ドルの方が利回りが良いということですね。
ただし将来は米ドルの方が有利になる可能性も十分に考えられるので、ご契約の際にはよくよく確認して、慎重に運用通貨を決めるようにしてください。
三井住友海上プライマリー生命が破綻しても生命保険契約者保護機構により契約が保護される
非常に高い利回りで大きな資産増加が狙える三井住友海上プライマリー生命の「プライムチャンス」は、契約期間中に保険会社が経営破綻しないことを前提としています。
しかし、万が一三井住友海上プライマリー生命が破綻したら、契約や大切な資産はどうなってしまうのでしょうか?
実は、国内で契約された全ての生命保険契約は、「生命保険契約者保護機構」という組織によって法的に守られています。
そのため契約先の生命保険会社が経営破綻した場合でも、そのまま契約自体が消滅することはありません。
ちなみに「生命保険契約者保護機構」には国内で運営している全ての生命保険会社が加入しているので、三井住友海上プライマリー生命以外の契約でも、同じように守られます。
それでは、ある生命保険会社が経営破綻した場合の、契約者保護の流れをご紹介します。
契約先の生命保険会社が破綻してしまったら、
- 「救済保険会社」が現れ、破綻した会社の代わりに契約・資産などを引き継ぐ
- 1.が不可能だった場合には、「承継保険会社」または「生命保険契約者保護機構」自らが、契約・資産を引き継ぐ
※1.2.どちらの場合でも、必要に応じて生命保険会社保護機構が資金援助を行う
以上の対応により、契約は守られることになります。
ただし破綻したときの状況によっては、積み立部分である「責任準備金」が一部減額されてしまうケースもあるので、全く被害がないとは言い切れません。
それに契約先の会社が破綻するなんて、非常に不安になってしまいますよね。
もちろん各生命保険会社はこのような事態を防ぐために、余裕のある運営を行うように努めています。
それでも気になるという方は、公式サイトやパンフレットなどに経営状況が詳しく掲載されているので、一度確認しておくのがおすすめです。
プライムチャンスは資産分散をしたい方におすすめ
三井住友海上プライマリー生命の「プライムチャンス」などの外貨建て保険は、とても資産分散に適しています。
資産分散とは、所有している資産を
- 通貨/通貨以外
- 日本円/外貨
- 預貯金/株式/不動産
などに分けて管理することにより、資産の安全性を高める方法です。
資産をこのように分散しておけば、万が一ひとつの資産価値が急落しても、別の資産は守ることができます。
全て預貯金にまとめておく方も多いのですが、世界経済が大きく揺れ動く現代では、資産分散が徐々に注目を浴びるようになりました。
こちらでご紹介している外貨建て保険は、上記の分散方法のうち2.3.を同時に実行できるため、有効な資産分散方法としてよく知られています。
さらに保険商品なので、合わせて保障まで確保することが可能です。
もし何らかの方法で資産分散をしたいと考えているなら、ぜひ選択肢のひとつに外貨建て保険を入れてみてください。
プライムチャンスの口コミや評判は?みんなの意見をご紹介
プライムチャンスのメリットは理解できても、本当にいい保険なのかまだ疑問が残る方は多いことでしょう。
そこで、ご検討中の方が一番気になる、実際の加入者の口コミ・評判をいくつかまとめてみました。
プライムチャンスの運用例、具体例に触れることで今後の資産運用のイメージを固めていきましょう。
実際の口コミや評判を紹介していきます。
三井住友海上プライマリー生命のプライムチャンスの評判・口コミの評価①
1つ目は三井住友海上プライマリー生命の外貨建て終身保険「プライムチャンス」についての口コミをいただいた愛知県のS・Sさん(46歳)の評価です。
「外貨建てでより大きなリターンを狙いたいとは思っていましたが、あまりリスクは冒したくなかったのでプライムチャンスの保障充実コースに決めました。特別勘定なので資産の増加を高い利回りでしっかり確保してくれるところも良いですし、同時に死亡保障も着実に積み立ててくれるところも非常に満足しています。移行日以降に解約返戻金も保障されていますし、いざという時に最低保証があるのとないのでは大違いですよね。」
高い金利を利用して、効率的に資産を増やすことができるのが外貨建ての大きなメリットですね。しかし、リスクも最小限に抑えて資産を守りたいですよね。この保険のように基本保険金額に対して、最低移行原資金額が保障されているというのは安心ですね。口コミ提供ありがとうございました。
三井住友海上プライマリー生命のプライムチャンスの評判・口コミの評価②
2つ目の三井住友海上プライマリー生命の外貨建て終身保険「プライムチャンス」の口コミは岡山県のM・Nさん(31歳)の評価です。
「プライムチャンスに加入してから、積み立ててながら保障も充実させるということができるんだと驚きました。利回りが非常に良いですし、目標達成後は円建ての終身保険に移行してくれるので為替変動のリスクも避けられますし、一石二鳥という感じですね。資産を増やす方に重点を置くのか、保障も充実させて安定した運用を目指したいのか、それぞれのニーズに合わせたコースも用意されていて本当におすすめです。」
外貨建てというとリスキーでは?と抵抗のある方もいらっしゃるかもしれません。しかし、このプライムチャンスなら自分のニーズに合った方法で資産を運用でき、コースによっては死亡保障もついているので安心ですね。口コミ提供ありがとうございました。
三井住友海上プライマリー生命のプライムチャンスの評判・口コミの評価③
3つ目の三井住友海上プライマリー生命の外貨建て終身保険「プライムチャンス」の口コミは埼玉県のM・Hさん(38歳)の評価です。
「高い金利の外貨で積み立てているのでそのチャンスを十分に活かしたいということで、運用重視コースにしました。なんといっても外貨建ての一番のメリットは高金利なので、それを抑えたくはなかったですね。為替や金利が変動するリスクがこわいという人でも、長期的に運用すれば膨大な損をするわけではないのでいいですよ。」
解約返戻金が保障されているとはいえ、長期的な目線で資産運用をした方が総受取額がより大きくなるケースが多いですよね。外貨建ては高金利というメリットを生かして長期的に運用していくのがおすすめです。口コミ提供ありがとうございました。
三井住友海上プライマリー生命のプライムチャンスと投資信託を比較
三井住友海上プライマリー生命の「プライムチャンス」へのご加入を検討される方は、資産運用を目的としている方がほとんどだと考えられます。
しかし資産運用には他にも「投資信託(ファンド)」や「外貨預金」などの方法があり、こちらも非常に人気を集めています。
そこでこの章では、三井住友海上プライマリー生命の「プライムチャンス」と「投資信託(ファンド)」を比較し、それぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
まず初めに「投資信託(ファンド)」とは、複数人の資産家からお金を集め、運用のプロであるファンドマネージャーが代わりに資産運用を行うという仕組みです。
またこの運用によって得られた利益は、分配金として資産家のもとに配られます。
投資の知識がなくても気軽に資産運用できることから、多くの人に注目されている資産運用方法です。
また「ワンコインからでも可能」など、初期投資が安く抑えられることも人気の理由です。
投資などに関する詳しい知識が無くても、簡単に安く資産運用を始めてみたいという方には、ぜひおすすめします。
ただしこの運用がうまくいくかどうかは、常に変動する市場環境や、実際に運用するファンドマネージャー次第です。
もし投資後に市場環境が良い場合は多くの利益が得られますが、その反対も十分あり得ます。
つまり投資信託は元本が保障されていない商品であり、投資した金額よりもマイナスになる可能性を孕んでいます。
さらに投資信託は、多くの利用手数料が掛かることも覚えておいてください。
これは通常の運用費のほか、ファンドマネージャー分の手数料も含んでいるためです。
一方で「外貨建て保険」は、まとまった額の資産を高金利の外貨で長期間運用し、大きく資産増加を狙う商品です。
特に三井住友海上プライマリー生命の「プライムチャンス」では、変額部分を特別勘定で運用することにより、さらに効率的な運用を可能にしています。
また目標金額まで資産を増やすことができれば、契約自体が円建ての終身保険に移行され、資産を安全に確保することができます。
大きな金額をじっくり運用したい方、また同時に保障も確保したい方には、三井住友海上プライマリー生命の「プライムチャンス」がおすすめです。
しかしデメリットとしては、初期投資が大きいこと、中途解約すれば元本割れの危険性があること、また状況によっては大きく損をするハイリスク・ハイリターン商品であることなどが挙げられます。
少しでもリスクを軽減したい場合は、死亡保障が年々積み立てられる「保障充実コース」を選択しましょう。
リスクを負っても資産増加を目指したい方には、「運用重視コース」が最適です。
全ての資産運用商品には、このように必ずメリット・デメリットが存在しています。
それぞれの特徴をよく理解し、自分に最もあった方法を検討することが大切です。
参考:投資性商品は資産の1/3程度に収めるのがちょうどいい
外貨建て保険や投資信託、外貨預金などの投資性商品を検討する際には、「何に投資するか」よりも先に、「いくら投資するか」を明確にしておくと安全です。
よく計画しないまま投資に踏み込んでしまうと、後悔してしまうケースが多く見られるからです。
そこで参考までに、具体的な投資可能金額の算出に役立つ方法をひとつご紹介します。
【資産三分法】
お持ちの全資産を用途別に
- 流動性資金:予期せぬ出費のために取っておくお金(急な入院など)
- 使用予定資金:3年以内に使い道がはっきり決まっているお金(車の購入費など)
- 利殖性資金:しばらく使う予定のないお金(上記2つ以外)
の3つに分ける方法で、これにより明確に資産を管理することができます。
①流動性資金の目安は、生活費の約6ヶ月分(100万円前後)です。
入院や災害など、急にお金が必要になった場合でもすぐに使えるよう、預貯金などで管理しておくことをおすすめします。
②使用予定資金は、将来の具体的なプランを元に算出した金額がそのまま当てはまります。
近年中に車や家など大きな買い物の予定がある場合、また子供の大学入学を控えている場合などは、この部分が最も高額になるでしょう。
さらに「使用予定はないが減らしたくない金額」も、こちらに含むと管理しやすいです。
もし使用予定資金を投資に回すなら、定期預金や個人向け国債など、安全性・確実性の高い商品を選びましょう。
③利殖性資金は、絶対に必要なお金以外の資産なので、最も投資に適しています。
10年以上使い道がなく、長期運用にも対応できるのが理想です。
このような資産であれば、多少リスクのある商品にも安心して投資することができます。
利殖性資金の投資先としては、外貨建て保険・投資信託・株式などがおすすめです。
初めて投資される場合も、投資先を増やしたい場合も、まずは今ある資産の内訳を確実にしておくと、生活していく中で非常に役立ちます。
またどんなに利殖性資金が多い方でも、投資に回す金額は全資産の1/3までにしておくのが賢い方法だと言われています。
さらに投資先はひとつに限定せず、分散しておけばより安全に管理することが可能です。
計画的な資産運用をするためにも、ぜひこちらの方法を参考にしてみてください。
まとめ:三井住友海上プライマリー生命のプライムチャンスは老後資金の準備に活用しよう
三井住友海上プライマリー生命の「プライムチャンス」について詳しく解説してきましたが、いかがでしたか?
この記事のポイントは、
- 三井住友海上プライマリー生命の「プライムチャンス」は長期間の運用により大きく資産増加を狙える変額保険である
- 三井住友海上プライマリー生命の「プライムチャンス」はハイリスク・ハイリターン商品なので、契約前に全てのデメリットについて知っておくことが非常に大切
- 三井住友海上プライマリー生命の「プライムチャンス」は非常に高い利回りで効率的に資産を増やすことが可能
- 三井住友海上プライマリー生命の「プライムチャンス」などの投資性商品を利用する前に、いくら投資できるかを確認しておくと安心
以上のことでした。
三井住友海上プライマリー生命の「プライムチャンス」は、払い込んだ資産を最大200%まで増やすことができる魅力的な外貨建て保険です。
「変額保険+外貨建て保険」というリスクの大きい組み合わせですが、上手に活用すれば、老後の大きな生活資金を手に入れることができます。
しかしそれなりのリスクを伴うため、ご加入の前には必ずしっかり検討し、本当にニーズにあった保険なのかを確認しましょう。
外貨建て保険には様々な種類があるので、いくつかの商品と比較するのがおすすめです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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