年金に関する様々なニュースを目にするようになり、今まで以上に老後資金に関する不安が高まっているようです。
そこで公的年金に頼らず老後資金を形成するために、「個人年金保険」への加入を検討している人も少なくありません。
その一方で、個人年金保険にも様々な種類の商品があり、一体どれが自分に合っているのかわからないという声もよく耳にします。
そこでこの記事では、住友生命の個人年金保険「たのしみワンダフル(楽しみワンダフル)」について、
- たのしみワンダフルの基本的な保障内容
- たのしみワンダフルの返戻率・利率のシミュレーション
- たのしみワンダフルのメリット・デメリット
- たのしみワンダフルの口コミや評判
- たのしみワンダフルとたのしみワンダフルグローバルやiDeCo・確定拠出年金・外貨建保険を比較
など、加入する前に知りたい「たのしみワンダフル」を徹底解説します。
老後資金形成手段として、また学資保険の代わりとして「たのしみワンダフル」が気になっている人は加入検討の判断材料となるでしょう。
ぜひ最後までご覧ください。
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記事監修者
水上克朗
ファイナンシャルプランナー。
慶応義塾大学卒業後、大手金融機関に入社。ファイナンシャルプランナーの知識を活かし、1憶円資産の捻出方法を確立する。
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内容をまとめると
- 住友生命の「たのしみワンダフル」は、確定年金と死亡給付金がある個人年金保険。学資積立プランもあるので学資保険の代わりとしても活用できる。30歳で据置期間を設定すると110%以上の高返戻率が見込める。
- たのしみワンダフルのメリットは、保険料払込期間・据置期間をニーズに合わせて自由に設定可能、生命保険料控除を利用できる、保険料をクレジットカード払いできる、加入時の健康告知が不要などがある。
- 一方、デメリットとしては、インフレリスクに弱い、途中解約すると元本割れする、保険料払込免除がないので学資保険として活用する場合注意が必要など。
- たのしみワンダフル加入者の口コミ・評判は、「プランを自由に選べるのが良い」「円建ての学資保険より返戻率が良い」「資産運用で年金を多く受け取れる」などが見られた。
- 住友生命の「たのしみワンダフルグローバル」は保険料が一括払いのみ、据置期間は5年または10年と決まっているので、たのしみワンダフルに比べると自由度は低い。
- この記事を読んでいるということは、こんなお悩みありませんか?「本当にこの保険でいいのかな」「お金の悩みを打ち明けられる場があったらいいのに」「もしものときに保障されなかったらどうしよう」
- 何となく加入して後悔する前に、まずは専門家に相談
- 相談先は、保険会社よりFP相談がおすすめ(40社以上の保険商品と比較できる・資産運用から家計の見直しまで幅広く相談できる)
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目次
住友生命の個人年金「たのしみワンダフル」の評判・口コミは?みんなの意見をご紹介
たのしみワンダフルのメリットは理解できても、本当にいい保険なのかまだ疑問が残る方は多いことでしょう。
そこで、ご検討中の方が一番気になる、実際の加入者の口コミ・評判をいくつかまとめてみました。
たのしみワンダフルの運用例、具体例に触れることで今後の資産運用のイメージを固めていきましょう。
実際の口コミや評判を紹介していきます。
住友生命の個人年金保険「たのしみワンダフル」の評判・口コミの評価①
1つ目は住友生命の個人年金保険「たのしみワンダフル」についての口コミをいただいた山梨県のM・Sさん(49歳)の評価です。
「プランをいくつかから選べるのがいいですね。うちは子供がまだ独立していないので保険料の払込期間を自由に設定できたのはとても嬉しかったです。その分据置期間を長めに設定して積み立てた保険料を増やそうかなと考えています。外貨建てで、円建てと比べて利回りが各段にいいので、長めに据置きするつもりです。」
子供の年齢やライフイベントなどによって保険料払込期間や据置期間を自由に設定できるのは、この個人年金ならではの魅力です。自分にピッタリのプランをカスタイマイズできそうです。口コミ提供ありがとうございました。
住友生命の個人年金保険「たのしみワンダフル」の評判・口コミの評価②
2つ目の住友生命の個人年金保険「たのしみワンダフル」の口コミは愛知県のK・Yさん(35歳)の評価です。
「円建ての学資保険はどうしても返戻率に限界があるので、この個人年金で子供の教育資金を準備した方がお得だと思い、加入しました。保険料払込期間や据置期間を自由に選べるプランの柔軟さは学資保険と似ているなと思います。また、保険料をクレジットカードで払えるのはポイントが貯まるのでお得だと思います。」
K・Yさんのように、学資積立プランを学資保険の代わりとして利用される方も多いようです。日本で一般的に販売されている学資保険は返戻率が高くても110%を超えることはなく、元本割れしているものも多いため、高利率で運用する「たのしみワンダフルは」教育費準備にも適しています。口コミ提供ありがとうございました。
住友生命の個人年金保険「たのしみワンダフル」の評判・口コミの評価③
3つ目の住友生命の個人年金保険「たのしみワンダフル」の口コミは東京都のH・Nさん(52歳)の評価です。
「死亡保障などは最低限に抑えてその分、資産運用で年金を多く受け取りたかった私には最適な個人年金保険でした。また、自分で指定した期間に確定年金を受け取れるので、自由度の高い保険だなと思います。」
死亡保障は最低限でその分年金を多く受け取りたいというH・Nさんのような方にはこの個人年金はとてもおすすめです。口コミ提供ありがとうございました。
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[評判/口コミ]ソニー生命の悪い評判まで徹底解剖!学資保険で有名な保険会社の実態とは
住友生命の個人年金「たのしみワンダフル」のデメリット・メリットをわかりやすく解説
このように、たのしみワンダフルは将来受け取ることのできる返戻率・利率の高さが非常に魅力的な個人年金保険でした。
返戻率・利率の高さは個人年金保険にとって大きなメリットですが、実際加入するに当たってはその他のメリットや、加入に伴うデメリットやリスクが知りたいという人も多いでしょう。
そこでここでは、たのしみワンダフルの4つのメリット
- 保険料払込期間・据置期間を自由に設定できる
- 所得税・住民税が控除される
- 保険料がクレジット決済できる
- 健康告知が不要
と、たのしみワンダフルの3つのデメリット
- インフレリスクに弱い
- 早期解約・中途解約の元本割れリスク
- 保険料払込免除制度がない
について解説していきます。
加入する前には必ず理解しておきたい内容になりますので、ぜひ最後までご覧ください。
デメリット1:インフレリスクに弱い!物価上昇で資産減の可能性も
たのしみワンダフルのデメリットの一つ目は、インフレリスクへの弱さです。
インフレリスクとは、物価の上昇に伴って貨幣価値が下落するリスクを指します。
例えば、保険加入当時の生活費が10万円だったところ、年金として受け取る時の生活費が20万円にまで物価高騰していても、受け取ることのできる年金は変わりません。
このように、貨幣価値の急騰に対して対応することが難しい点がたのしみワンダフルをはじめとする個人年金保険のデメリットです。
このデメリットに対応するためには、インフレリスクに強い株式や投資信託・外貨資産と組み合わせて老後資金形成をすることがおすすめです。
デメリット2:契約初期に解約すると解約返戻金が元本割れする
たのしみワンダフルのデメリットの二つ目は、早期解約・中途解約での元本割れリスクです。
すでに解説した通り、たのしみワンダフルでは保険料払込期間の死亡給付金・解約返戻金を抑えることで、保険料払込満期以後の大きなリターンを狙います。
そのため、契約から保険料払込期間満期までの間で解約をしてしまうと、解約返戻金が支払った保険料を下回り元本割れするリスクが非常に高くなります。
解約のタイミング | 解約返戻金額 |
保険料払込期間中 |
|
据置期間中 |
|
たのしみワンダフルのパンフレットにも明記されている解約返戻金の元本割れリスクに対応するためには、とにかく早期解約・中途解約をしないことです。
そのため、支払う保険料は無理のある金額で契約しないことをおすすめします。
デメリット3:学資保険として運用する場合は保険料払込免除が無い点に注意
たのしみワンダフルのデメリットの三つ目は、保険料払込免除制度がない点です。
これは特に、たのしみワンダフルを学資保険として活用する人にとってのデメリットと言えるでしょう。
多くの学資保険では、契約者である保護者に死亡や高度障害などの万が一が起こった場合、その後の保険料払込が免除される一方で、保証はその後も続く仕組みになっています。
その点たのしみワンダフルは個人年金保険であるため、このような保険料払込免除制度がありません。
とはいえ、保険料払込免除制度が適用されるようなことが起こる可能性はあまり高くありません。
その他のメリットやデメリットとよく比較した上で加入を検討すると良いでしょう。
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メリット1:保険料払込期間・据置期間を自由に設定できる
たのしみワンダフルは、保険料を払い込んだり、据え置いたりする期間を自由に決めることができます。
一般的な個人年金保険は、年金を受け取ることができる年齢が60歳以上になっています。
しかしたのしみワンダフルでは、
- 保険料払込期間:10年〜50年
- 保険料満了年齢:19歳〜85歳
- 年金受取開始年齢:19歳〜85歳
- 据置期間:0年〜15年
から自由に選ぶことができます。
例えば、20歳から10年間保険料を払い込み、15年間の据置期間を置いた後に45歳で年金を受け取ることもできます。
たのしみワンダフルで老後資金を形成するのであれば、早い年齢で契約・据置期間を設定してより高い返戻率を狙うことがおすすめです。
このように、
- 早期から年金を受け取ることができる
- 契約内容によって返戻率をより高くすることができる
など、一人ひとりに合わせた個人年金保険にできる点がたのしみワンダフルの大きなメリットです。
メリット2:生命保険料控除が可能!確定申告や年末調整で申告しよう
た
たのしみワンダフルのメリットの二つ目は、生命保険料控除による節税効果です。
生命保険などに加入していると、所得税・住民税で控除を受けることができ、支払う税金が軽減されます。
一般的に所得税や住民税は、課税所得に対してそれぞれ税率がかけられ、税金として支払います。
保険料控除は、この課税所得から控除額分が差し引かれた上で、税率がかけられます。
↑ 所得 ↓ |
保険料控除分 | →控除分税金が安くなる | |
課税所得 | ×税率 | →支払う税金 |
そのため、保険料を支払っているとその分支払う税金が低くなります。
これが生命保険料控除による節税効果です。
- 所得税・住民税の控除金額
控除される金額は、所得税・住民税でそれぞれ以下の通りです。
最大控除額 | 備考 | |
所得税 | 4万円 |
|
住民税 | 2.8万円 |
|
例えば、所得税・住民税でそれぞれ最大額控除を受けることができる場合の節税効果は以下の通りです。
所得税は収入により税率が変わりますが、ここでは20%と仮定して計算します。
税率 | 控除額 | 計算 | 合計節税額 |
所得税(税率20%) | 4万円 | 4万円×20%=8,000円 | 10,800円 |
住民税(税率10%) | 2.8万円 | 2.8万円×10%=2,800円 |
このように、年間で1万円ほど節税効果を受けることができます。
保険料払込期間を30年間とした場合、1万円×30年間=30万円もの節税効果があります。
たのしみワンダフルは返戻率の高さも魅力的でしたが、このように保険料を支払っている現役世代から節税効果というメリットを享受することができるため、非常にお得な個人年金保険であると言えるでしょう。
ただし、個人年金保険料控除を受けるには、
- 年金金の受取人=被保険者であること
- 年金受取人が保険料支払人またはその配偶者であること
- 保険料払込期間が10年以上であること
- 年金受取開始が60歳以上かつ年金受取期間が10年以上(10年確定年金または15年確定年金)
という条件を満たした上で、個人年金保険料税制適格特約('90)を付加する必要がある点に注意が必要です。
メリット3:保険料はクレジットカード払いに対応!月々の積立でポイントをゲット
たのしみワンダフルのメリットの三つ目は、保険料支払いがクレジットカード決済できる点です。
キャッシュレス化が進み、今まで以上にクレジットカードを活用している人が増えています。
クレジット決済では「銀行口座への入金を忘れていて引落ができなかった」という事態を防ぐことができるだけではなく、クレジットカードのポイントを貯めることもできます。
現在では「ポイ活」といって、クレジットカードでのポイントを上手に活用して日常生活にかかる生活費を節約している人もいるようです。
保険料は毎月それなりの金額を支払うことになるため、このような機能をうまく活用することでできるだけお得に加入したいものです。
メリット4:健康告知や医師の審査が不要
たのしみワンダフルのメリットの四つ目は、加入にあたり健康告知が不要な点です。
多くの生命保険では加入にあたって健康告知が必要になります。
そのため既往症や入院歴があると、保険に加入ができないこともあります。
これは、健康に不安がある人の加入後すぐに、保険会社がその被保険者に保険金を支払うことによる保険会社および他の加入者に対しての不公平を生じさせないための措置となっています。
たのしみワンダフルでは、加入後すぐに被保険者が死亡した場合でも支給される死亡給付金が加入者が支払った保険料相当額のみなので、住友生命やその他の加入者に不利益を被ることはありません。
そのため、たのしみワンダフルでは健康告知が必要なく、健康に不安を抱える人でも加入しやすい個人年金保険となっている点がメリットであると言えるでしょう。
「結局自分はたのしみワンダフルに加入した方がいいのかな?」という人は保険のプロに無料相談してみるのがおすすめです。
スマホ1つで無料オンライン相談が可能なので、ぜひお気軽に利用してみてください。
住友生命「たのしみワンダフル」の保障内容を解説!学資積立プランとの違いとは?
住友生命の個人年金保険「たのしみワンダフル」の正式名称は、5年ごと利差配当付生存保障重視型個人年金保険(14)I型です。
「5年ごと利差配当付」とは、5年ごとの通算した運用成果で剰余金が発生した場合に、契約6年目から5年ごとに配当金を受け取ることができる仕組みです。
- 基本保障内容
たのしみワンダフルには個人年金保険のほかに学資積立プランの個人年金保険があり、学資保険の代わりとしても活用されているようです。
ここではまず、たのしみワンダフルの基本的な保障内容を解説します。
保障種類 | 確定年金(5年・10年・15年)
死亡給付金 |
契約指定通貨 | 円貨 |
契約年齢範囲 | 0歳~75歳 |
保険金額 |
最低:20万円以上 最高:15億円 |
保険料払込期間 | 5年~50年で設定 |
据置期間 | 0年~15年 |
保険料払込方法 | 月払い・年2回払い・年払い・全期前納 |
口座振替・クレジットカード(月払いのみ) | |
告知 | なし |
このように、0歳から加入することができ、またライフプランに合わせて保険料払込期間や据置期間を自由に設定することができる点がたのしみワンダフルの大きなメリットです。
たのしみワンダフルのもう一つの特徴は、保険料払込期間中の死亡保障(死亡給付金)が払込保険料相当額に抑えられている点です。
一見不安を感じるこの保障ですが、この仕組みを採用することによって、保険料払込期間が満了したあとの年金原資・死亡給付金が大きくなります。
個人年金保険は、死亡保障よりも将来受け取るための年金保障をメインとしているため、これは非常にありがたい仕組みであると言えるでしょう。
- 保険金や解約返戻金の受取方法
たのしみワンダフルは年金保障と死亡保障のある個人年金保険です。
受取方法はそれぞれ、確定年金と死亡給付金となっています。
年金保障として受け取る「確定年金」では、指定した期間中であれば年金受取人の生死に関係なく年金を受け取ることができます。
たのしみワンダフルでは、契約時に5年確定年金・10年確定年金・15年確定年金から選択することができます。
一方、年金支給が始まる前に被保険者が死亡した場合、確定年金ではなく死亡給付金が支払われます。
死亡給付金の金額は、保険料払込期間中の場合は払い込んだ保険料相当額が、据置期間中の場合は保険料積立金相当額が支払われるため、支払った保険料よりも損をすることはありません。
万が一、たのしみワンダフルを中途解約する場合は解約返戻金を受け取ることができますが、後でも説明するように、解約返戻金は多くの場合で支払った保険料を下回るため、解約する際には注意が必要です。
このようにたのしみワンダフルは、保険料払込期間の満期を過ぎることで大きなリターンを得ることができるため、早期解約・中途解約せずに契約を継続することが非常に重要であると言えるでしょう。
そのためたのしみワンダフルに加入する際には、保険料を無理のない金額にしておくことをおすすめします。
- 付加できる特約
たのしみワンダフルに付加することができる特約は次の4つです。
特約名 | 特約内容 |
指定代理請求特約 |
|
後継年金受取人指定特約 |
|
保証期間付終身年金移行特約 |
|
個人年金保険料税制適格特約('90) |
|
このように、保障を手厚くする特約はないものの、年金受取に関する特約が複数あるため、様々な場合を想定して準備することができるのがたのしみワンダフルの特徴でしょう。
また、後でも解説するようにたのしみワンダフルでは一定の条件を満たすと年末調整・確定申告において個人年金保険料控除を受けることができますが、控除を受けるには個人年金保険料税制適格特約('90)の付加が必要になる点に注意が必要です。
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住友生命「たのしみワンダフル」の返戻率、利率をシミュレーション!利回りの良さを評価
たのしみワンダフルは老後資金形成はもちろん、学資保険の代わりとしても活用できる個人年金保険でした。
保険料払込期間における死亡保障や解約返戻金は大きくないものの、保険料の払込が終わった後に受け取れる年金・死亡給付金が非常に充実している点がたのしみワンダフルの特徴でした。
そこで気になるのが、実際に受け取ることができる年金・死亡給付金の返戻率や利率でしょう。
加入するのであれば、高い返戻率・高い利率の保険を選びたくなるものです。
そこでここでは、たのしみワンダフルの返戻率や利率のシミュレーションを解説していきます。
- 60歳まで保険料払込・10年確定年金のシミュレーション
ここでは、60歳までを保険料払込期間とした場合の、加入年齢・毎月支払う保険料・据置期間の設定の有無による返戻率をシミュレーションをしていきます。
加入年齢 | 毎月の保険料 | 払込保険料総額 | 基本年金額 | 年金受取総額 | 返戻率 |
30歳 | 2万円 | 2万円×360ヶ月
=720万円 |
75.02万円 | 75.02万円×10年
=750.2万円 |
104.1%
利率0.2% |
据置期間15年で設定した場合 | 79.64万円 | 79.64万円×10年
=796.6万円 |
110.6% | ||
3万円 | 3万円×360ヶ月
=1,080万円 |
113.07万円 | 113.07万円×10年
=1,130.7万円 |
104.6%
利率0.23% |
|
据置期間15年で設定した場合 | 120.09万円 | 120.09万円×10年
=1200.9万円 |
111.1% | ||
40歳 | 2万円 | 2万円×240ヶ月
=480万円 |
49.4万円 | 49.4万円×10年
=494.0万円 |
102.9%
利率0.19% |
据置期間15年で設定した場合 | 52.44万円 | 52.44万円×10年
=524.4万円 |
109.2% | ||
50歳 | 3万円 | 3万円×120ヶ月
=360万円 |
37.11万円 | 37.11万円×10年
=371.1万円 |
103.4%
利率0.31% |
据置期間15年で設定した場合 | 39.39万円 | 39.39万円×10年
=393.9万円 |
109.4% |
このように30歳で加入した場合、据置期間を設定せずとも返戻率が104%を超えており、100%をやや越える程度の個人年金保険もある中で、たのしみワンダフルは高い返戻率となっています。
またこの場合の利率は0.2%となっており、一般的な銀行の定期預金の利率0.01%と比べると、利率も非常に高くなっていることがわかります。
さらに、40歳・50歳で加入した場合、据置期間を設定しないとやはり返戻率は下がりますが、据置期間を設定することで返戻率を5%以上高くすることが可能です。
特に30歳で据置期間を設定すると110%以上の高い返戻率となるため、返戻率や利率の高い個人年金保険に加入したい人にはたのしみワンダフルは非常におすすめであると言えるでしょう。
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住友生命の「たのしみワンダフル」と「たのしみワンダフルグローバル」のシミュレーションを比較
ここまでたのしみワンダフルの基本保証内容や返戻率・利率のシミュレーション、加入に当たって気になるメリット・デメリットや口コミ・評判について解説してきました。
たのしみワンダフルは返戻率や利率も高く、円建個人年金保険としては非常に魅力的な商品であることがわかりました。
しかし実際加入することを考えると、他の金融商品とも比較したいという人も少なくないでしょう。
そこでここではたのしみワンダフルと、住友生命「たのしみグローバル」を比較していきます。
- たのしみワンダフルとたのしみグローバル(定率増加プラン)の比較
たのしみワンダフルとたのしみグローバル(定率増加プラン)は、着実に積立金を増やすという点では非常に似ている個人年金保険です。
違いをまとめると以下の通りです。
たのしみワンダフル | たのしみグローバル | |
指定通貨 | 円建 | 米ドル・豪ドル |
契約年齢 | 0歳〜75歳 | 0歳〜80歳 |
保険料払込期間 | 10年〜50年 | 一括払いのみ |
据置期間 | 0年〜15年で設定 | 5年または10年 |
年金受取 | 確定年金 | 確定年金(5年・10年・15年)
年金総額保証付終身年金 |
告知 | なし | なし |
たのしみグローバル(定率増加プラン)は、外貨建個人年金保険です。
また保険料の払込が一括払いのみとなっている点も大きな特徴です。
そのため、ある程度資金に余裕があったり、退職金を活用したりして資産運用していきたい人におすすめなのがたのしみグローバルであると言えるでしょう。
参考:iDeCoや確定拠出年金の違いとは?たのしみワンダフル(個人年金保険)にメリットはある?
老後資金形成手段として、近年有名になっているのがiDeCoや確定拠出年金があります。
iDeCo(イデコ)とは個人型確定拠出年金の愛称で、個人で支払う掛金を運用して老後に備える制度です。
確定拠出年金には個人型(iDeCo)と企業型がありますが、これは掛金を拠出する人の違いにすぎません。
iDeCoでは政府の後押しを受けているため、節税効果が非常に高い点がメリットです。
そのため個人年金保険などと合わせて資産運用をすると、老後資金を形成するのと同時により節税効果を高めることが可能になります。
一方で、iDeCoは60歳になるまで掛金を引き出すことができないため、換金性は個人年金保険の方が有利です。
特にたのしみワンダフルは、比較的若い年齢からでも年金を受けることも可能です。
こういった特徴をうまく掛け合わせて老後資金・万が一の際の金銭的保障を形成していくと良いでしょう。
外貨建て保険ならコスパの良い資産形成が可能!?外貨建て保険のメリットとは?
また、あわせておすすめなのが外貨建保険です。
特に高い返戻率・高い利率を目的としている人は一度外貨建保険を検討すべきでしょう。
外貨建保険とは、金利の低い日本円ではなく、金利の高い米ドルや豪ドルといった外貨を活用した保険です。
利率が高いため返戻率も高くなりやすい傾向があり、住友生命「たのしみグローバル(指数連動プラン)」では返戻率シミュレーションで160%以上となっています。
為替変動リスクなど、円建保険にはないデメリットも存在しますが、出来るだけ老後資金を増やしたいという人はぜひ一度比較・検討することをおすすめします。
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まとめ:住友生命のたのしみワンダフルを老後の資産形成や学資金の積立に活用!
ここまで住友生命「たのしみワンダフル」の基本的な保障内容やメリット・デメリット、他の保険商品・金融商品との比較を解説してきました。
この記事でのポイントは、
- たのしみワンダフルは保険料払込期間・据置期間を自由に設定できる個人年金保険
- 据置期間を設定することで返戻率をより高くすることができ、110%以上の返戻率もありうる
- 特約付加で個人年金保険控除を受けることができる
- 健康告知が不要で、クレジットカード決済ができる
- 中途解約・早期解約では元本割れするリスクがある
- iDeCoなどの確定拠出年金よりも換金性が高いので、上手に組み合わせるのがおすすめ
でした。
老後資金形成に向けた関心が高まっているため、様々な個人年金保険がありますが、その特徴の違いはややわかりにくいかもしれません。
重要なことは、
- 自分がどのようなライフプランを描いているか
- そのために必要な資金はいくらなのか
を明確にすることです。
その点で住友生命「たのしみワンダフル」は、返戻率が高いだけではなく、保険料払込期間や据置期間を自由に設定できるので、自分のライフスタイルに合わせた個人年金保険にすることが可能です。
また、より高い返戻率・利率を目指すのであれば、同じ住友生命の外貨建保険である「たのしみグローバル」などとも比較検討することをおすすめします。
色々な情報があって実際のところ何が良いのかわからないという場合は、マネーキャリアという保険のプロ(FP)に無料相談できるサービスがございますので、こちらでライフプランの相談も含めた保険の相談をすることをおすすめします。
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