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[評判/口コミ]三井住友海上プライマリー生命の「たのしみずっと」をデメリットまで徹底解説

*こちらのブログで紹介しているサービスにはPRが含まれます。

三井住友海上プライマリー生命の「たのしみずっと」の保障内容やメリット・デメリット、口コミ

近年、円建て保険に代わる有効な資産運用方法として注目されている外貨建て保険は、各保険会社から多く販売されています。

その一つである三井住友海上プライマリー生命「たのしみずっと」は、高金利の外貨(米ドル・豪ドル・ユーロ)を運用し、定期的にお金を受け取りながら資産を増やせる外貨建て終身保険です。

この保険は、上手に活用することでしっかりと資産を増やせる、魅力的な保険内容となっています。

しかし外貨建て保険は仕組みが複雑なので、良さそうだと思っていながらご加入を躊躇される方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、

  • 三井住友海上プライマリー生命「たのしみずっと」の基本情報や特約の内容
  • 三井住友海上プライマリー生命「たのしみずっと」を契約する前に知りたいデメリット
  • 三井住友海上プライマリー生命「たのしみずっと」を契約することで得られるメリット
  • 三井住友海上プライマリー生命「たのしみずっと」のリアルな口コミ・評判
  • 三井住友海上プライマリー生命「たのしみずっと」と、類似商品・他の資産運用方法とを徹底比較

以上のことについて詳しく解説していきます。

この記事を読めば、三井住友海上プライマリー生命の「たのしみずっと」の保障内容、また他の外貨建て保険にも当てはまるメリット・デメリットがわかるので、保険選びの参考にしていただけるかと思います。

ぜひ最後までご覧ください。

たのしみずっとの保障内容を解説!生命保険の特約内容は?

三井住友海上プライマリー生命「たのしみずっと」は、正式名称を「死亡保障充実特約付通貨選択利率更改型終身保険(定期支払特約付)」といい、資産を運用している間も定期的にお金が受け取れる外貨建て終身保険です。

  • 三井住友海上プライマリー生命「たのしみずっと」の基本情報を見ていきましょう。
保障内容等 終身保障

定期支払金:1年毎(契約~10年目まで)

死亡保険金:被保険者死亡時

契約指定通貨 米ドル・豪ドル・ユーロ
契約年齢範囲 15~80歳
最低保険料 2万米ドル/豪ドル/ユーロ

(円換算特約の場合は200万円)

保険料払込方法 一時払いのみ
為替手数料 片道50銭(0.5円)
積立利率適用期間 10年
契約者貸付 なし
告知 不要

特筆すべきは、一般的な外貨建て保険を契約した際にかかるはずの初期費用が無いということです。

初期費用が無い場合、外貨建て保険にありがちな「早期解約による元本割れのリスク」(後述します)が比較的軽減されるので、安心して契約しやすい保険だと言えるでしょう。

また保険の仕組みとして、契約~10年目までは、1年に1回ずつ外貨建てで同額の定期支払金が受け取れるようになっています。

そしてその後は、現在の用途や将来の目的などによって

  1. 定期支払金をなくして死亡保障を充実させる
  2. 引き続き定期支払金を受け取る(要手続き)
  3. 解約して解約返戻金を受け取る(要手続き)

の3パターンから選択することができます。

ちなみに死亡保険金額ですが、定期支払金を受け取っている間、つまり死亡保障を充実させていない時に受け取る場合でも、払い込んだ保険料(外貨建て)の金額以下になることはありません。

つまり為替のタイミングをきちんと見極めさえすれば、元本割れを防ぐことができます。

  • 60歳男性/豪ドルで運用/保険料10万ドルという契約を仮定し、受け取れる金額をシミュレーションしてみます。

※最初に適用される積立利率は1.5%とします。

 

<定期支払金額>

1500豪ドル/年

<解約する場合の受け取り総額>

10年で解約:11万5000豪ドル

→定期支払金額1万5000豪ドル+解約返戻金額10万豪ドル

20年で解約:13万豪ドル

→定期支払金額3万豪ドル+解約返戻金額10万豪ドル

 

<死亡保障を充実させた場合の受け取り総額>

契約後10~19年で亡くなったとき:12万9391豪ドル

→定期支払金額1万5000豪ドル+死亡保険金11万4391豪ドル

契約後20~29年で亡くなったとき:14万1975豪ドル

→定期支払金額1万5000豪ドル+12万6975豪ドル

 

契約を長く続けることによって、受け取り金額を確実に増やすことができる仕組みになっています。

終身保険なので、できれば生涯にわたって契約を継続したいですね。

なおこのシミュレーションは全て豪ドルでの金額なので、日本円に両替するときには、為替手数料がかかると同時に為替レートの影響を受けることに注意してください。

※為替レートによる定期支払金額の変動(円建て)については後ほどシミュレーションしていますので、ぜひご覧ください。

 

  • 三井住友海上プライマリー生命「たのしみずっと」に付加できる特約をご紹介します。

このうち「定期支払特約」「死亡保障充実特約」については、初めから自動的に付加されます。

特約名 特約内容
定期支払特約 定期支払金を毎年1回受け取ることができる
死亡保障充実特約 死亡保障充実日以降、死亡保障を充実させることができる
円入金特約 一時払い保険料を円で入金することができる
外貨入金特約 一時払い保険料を指定通貨以外の外貨で入金することができる
円支払特約 死亡保険金などを円貨で受け取ることができる
遺族年金支払特約 死亡保険金の一部または全部を、一括でなく年金形式で受け取ることができる

実はたのしみずっとにはデメリットが!?元本割れのリスクとは

初期費用が不要など契約者目線に立った内容が嬉しい、三井住友海上プライマリー生命「たのしみずっと」ですが、実は避けて通れないデメリットが複数存在しています。

外貨建て保険で最も注意しなければならないのは、支払った資産が目減りしてしまう「元本割れ」という現象です。

これにはいくつかの原因がありますが、あらかじめ知っておくことで回避できる確率を高めることができます。

資産運用に失敗しないためにも、メリットをご紹介する前にまずは必ず知っておきたいデメリットについて解説していきます。

積立利率は保険料全てに適用されるわけではない?実質利回りの考え方を解説

外貨建て保険では、運用できる外貨別に「積立利率」が明記されています。

これは、払い込んだ保険料をどれくらいの利率で運用するかを表すパーセンテージです。

ただし外貨建て保険を契約した場合、払い込んだ保険料から、はじめに運用費や管理費など様々な手数料が引かれることになります。

そして残りの金額に対してのみ積立利率が適用されるので、払い込み金額の全てに対して積立利率がかかると勘違いしていた場合、大幅に予定が狂ってしまうのです。

ちなみに、実際に運用した結果の利益を「実質利回り」と言い、積立利率と実質利回りは全くの別物となります。

こちらでご紹介している三井住友海上プライマリー生命「たのしみずっと」の場合、多くの外貨建て保険と違い初期費用は一切かかりませんが、その代わり死亡保障充実期間に受け取る死亡保険金からは手数料が引かれてしまいます。

つまり定期支払金を受け取っている間は「積立利率=実質利回り」となり、死亡保障充実期間は「積立利率>実質利回り」となります。

ややこしいのですが、積立利率の数字をそのまま信用しすぎないことが大切です。

そしてわからないことや不安なことがあれば、必ず保険の担当者に質問してくださいね。

外貨建て保険には為替リスクがつきもの!為替レート変動の危険性とは

三井住友海上プライマリー生命「たのしみずっと」などの外貨建て保険は、お持ちの資産を外貨で運用する仕組みです。

つまり通貨を両替する必要があるのですが、このとき注意したいのは「為替レートの変動が資産に及ぼす影響」です。

為替レートとは通貨価値の相対的な比率のことで、これは常に変動しているので、両替のタイミングによっては損をしたり得をしたりします。

一般的には円高時に払い込み、また円安時に受け取ることで、最もお得に通貨を両替できると言われています。

資産を少しでも多く手元に残すために、この仕組みはぜひ知っておいてください。

中途解約は元本割れの危険性大!市場価格調整や解約控除がある

外貨建て保険は資産を長期的に運用することで、より大きな利益が生まれる仕組みになっています。

そのため中途解約してしまうと、思ったような利益が得られないどころか、元本割れまでしてしまう場合も十分あり得るのです。

元本割れの主な原因としては、中途解約した場合に課される「市場価格調整」「解約控除」などのペナルティが考えられます。

まず「市場価格調整」とは、中途解約した場合に運用中の債券を売却するのですが、その売却価格によって、解約返戻金額が変動するシステムのことです。

つまりタイミングが良ければ解約返戻金が多くなり、悪ければ少なくなるというリスクを背負うことになります。

また「解約控除」とは、早期解約(10年以内など)した場合、解約返戻金が一定額控除されてしまうというペナルティ制度のことです。

このように中途解約、特に早期で解約するのは非常にリスキーなので、極力避けなければなりません。

たのしみずっとのメリットとは?外貨ベースでは大きく資産増

ここからは、三井住友海上プライマリー生命「たのしみずっと」ならではの大きなメリットをお伝えしていきます。

外貨建て保険はデメリットが多く内容も難しいのですが、きちんと活用できれば非常にメリットの多い保険でもあります。

悪い点だけでなく、ぜひ良い点も合わせて確認してみてくださいね。

一時払保険料を高金利な外貨で運用!積立利率は1.0%前後

円建て保険になく外貨建て保険にある大きなメリットは、外貨ならではの高い利率で資産運用できるという点です。

近年の日本はマイナス金利が続いており、国内での資産運用は正直あまり成果が見られないのが現状となっています。

一方で米ドル・豪ドルなどの外貨を運用すれば、日本円よりはるかに効率よく資産を増やすことができるのです。

保険商品により多少の差はありますが、今回ご紹介している三井住友海上プライマリー生命「たのしみずっと」では、米ドルなら積立利率1.0%前後という高金利での運用が可能です。

この数字は円建ての終身保険や運用商品などでは実現できないため、外貨建て保険が人気を集める大きな理由となっています。

毎年1回の定期支払金あり!老後の生活費に活用できる

三井住友海上プライマリー生命「たのしみずっと」は、外貨で資産運用することで大切な家族への遺産を確保しながら、同時に定期支払金で老後の生活資金を確保できる保険です。

定期支払金の使い道はもちろん自由なので、公共料金などの固定費に使っても良いですし、また旅行や趣味を楽しむために使う方もいます。

なお、この定期支払金は10年のあいだ外貨建てで同額なのですが、為替レートのタイミングによっては、日本円での受け取り金額が上下することが考えられます。

そのため少し面倒なのですが、ひとまず外貨のままで受け取り、その後円安になったタイミングで両替すれば、確実に損をせずに済むのでおすすめです

定期支払金額をシミュレーション!為替レートによっては大きなリターンを狙える

それではここで受け取る定期支払金額(日本円換算)を、為替レート別にシミュレーションしていきます。

<契約例>

  • 指定通貨:豪ドル
  • 一時払い保険料:10万豪ドル(日本円で950万円)
  • 積立利率:1.5%

毎年の定期支払額は【一時払保険料 × 積立利率】で計算できるので、

10万豪ドル×1.5%=1500豪ドル、となります。

豪ドル建てでは同じ金額でも、為替レートの状況によって、日本円での受け取り金額が大きく変わります。

  • 為替レートの変動による日本円換算金額の違い

1豪ドルあたりの為替レート(円)

定期支払金額(円)

利回り(%)

65

97,500

1.03

85

127,500

1.34

105

157,500

1.66

125

187,500

1.97

表を見ると、下に行くほど(円安になるほど)より多くの金額を受け取れることが分かります。

このように外貨建て保険は、為替レートを意識することで大きなリターンが見込める商品です。

ぜひ為替レートの特徴を理解し、上手に活用してみてください。

定期支払金の受取りは継続するか死亡保障を充実させるか選択可能

三井住友海上プライマリー生命「たのしみずっと」では、契約から10年間までは、一年ごとに定期支払金を受け取ることができます。

そして10年以降も契約を続ける場合は、

  1. 引き続き定期支払金の受け取りを継続する
  2. 定期支払金を受け取らず、死亡保障を充実させる

のどちらかを、契約者それぞれのニーズに合わせて選択することになります。

※1を選択するには、別途手続きが必要です。

契約時に10年後の生活状況や為替を予想するのは難しいため、契約の途中で柔軟に保障内容を変更できるこの仕組みは、とてもありがたいですね

三井住友海上プライマリー生命が破綻しても生命保険契約者保護機構により契約が保護される

魅力的な内容が満載の「たのしみずっと」ですが、もし契約後に三井住友海上プライマリー生命が破綻した場合はどうなるのでしょうか。

実は生命保険は法的に守られているため、万が一の際でも比較的安全な契約です。

経営破綻の際に契約者を保護するための組織を「生命保険契約者保護機構」といい、これが保険会社同士のスムーズな相互扶助を促すことで、高い安全性を保っています。

 

生命保険契約者保護機構による契約者保護の具体的な流れ

ある生命保険会社が経営破綻してしまったとき、

  • 「救済保険会社」が現れ、契約や資産を引き受ける
  • 救済保険会社が現れなかった場合、「承継保険会社」や「生命保険会社保護機構」が、契約や資産を引き受ける

このどちらかが実行され、契約や預けている資産などが守られます。

資産については全額そのまま引き継がれることもありますが、状況によっては積立金の一部が減額されることもあるようです。

もし契約先の保険会社の経営状況や安全性について知りたいなら、各ホームページなどに掲載されているので、一度目を通してみてください。

たのしみずっと資産分散をしたい方におすすめ

資産分散とは資産をひとつにまとめて管理するのではなく、様々な方法で分散して別々に管理することを指し、世界経済の変化が大きい近年では特に注目されています。

資産分散していれば、万が一ひとつの資産価値が急激に下がっても、他の資産は守ることができるからです。

こちらでご紹介している三井住友海上プライマリー生命「たのしみずっと」などの外貨建て保険は、実はとても有効な資産分散方法として広く知られています。

その理由として、資産を「日本円と外貨」「預貯金と投資」というように、2つの資産分散方法を同時にできることが挙げられます。

もしこれから資産分散を始めたい場合は、ぜひ外貨建て保険を利用することをおすすめします。

たのしみずっとの口コミや評判は?みんなの意見をご紹介

たのしみずっとのメリットは理解できても、本当にいい保険なのかまだ疑問が残る方は多いことでしょう。

そこで、ご検討中の方が一番気になる、実際の加入者の口コミ・評判をいくつかまとめてみました。

たのしみずっとの運用例、具体例に触れることで今後の資産運用のイメージを固めていきましょう。

実際の口コミや評判を紹介していきます。

三井住友海上プライマリー生命のたのしみずっとの評判・口コミの評価①

1つ目は三井住友海上プライマリー生命の外貨建て終身保険「たのしみずっと」についての口コミをいただいた千葉県のA・Nさん(59歳)の評価です。
趣味の旅行にも使えていますし、定期支払金はとっても嬉しいです。終身保険なので、長生きして介護費や医療費がかかってきたとしても安心の内容です。高金利な外貨を使って積み立てているので、利回りもよく中途解約することはないだろうなと考えています。長期的な運用をしたい方にはおすすめです。

定期支払金はつかう楽しみも増えてるので趣味や老後の生活費のために受け取りたいという方も多いようです。また、長期的な運用は高金利を利用できるだけでなく、為替変動リスクを軽減できるのでおすすめです。定期支払金を受け取りながら口コミ提供ありがとうございました。

三井住友海上プライマリー生命のたのしみずっとの評判・口コミの評価②

2つ目の三井住友海上プライマリー生命の外貨建て終身保険「たのしみずっと」の口コミは宮崎県のT・Kさん(43歳)の評価です。

「子供の独立もあと少し先なので、定期支払金をなくして死亡保険を充実させました。何より、指定通貨建てではありますが、死亡保険金が一時払い保険料の100%が保障されているというのが私に万が一のことがあっても安心ですね。しかも死亡保障を充実させるための手続きは不要ですし、忙しい方でも安心して資産運用できると思います。」

定期支払金をなくして、いざという時のために死亡保障を充実させるという選択肢も取ることができますね。お子さんの独立の時期なども考慮して決めることができるのも便利な点と言えるでしょう。口コミ提供ありがとうございました。

三井住友海上プライマリー生命のたのしみずっとの評判・口コミの評価③

3つ目の三井住友海上プライマリー生命の外貨建て終身保険「たのしみずっと」の口コミは京都府のR・Iさん(57歳)の評価です。
「死亡保障充実開始日以降は、死亡保証金額が大きくなるというのはこの商品の強みだと思いますね。しかも保障が一生涯続いてくれるのでこれから先年をとって契約が切れたり、新たな保険に加入しなおす手間も防げますし。」

その名の通り死亡保障を充実させることができる保険がこのたのしみずっとです。また、終身保険ということもあり、R・Iさんのように新たな保険に加入するのに不安を抱えている方でも安心のプランとなっています。口コミ提供ありがとうございました。

三井住友海上プライマリー生命のたのしみずっと、メットライフ生命のサニーガーデンEXを比較

外貨建て保険と一口に言っても非常に様々な商品があり、また内容も難しいので比較するのも一苦労ですよね。

そこでここからは三井住友海上プライマリー生命「たのしみずっと」と、特徴が似ている他の保険商品や、他の投資方法などを詳しく比較していきます。

またそれぞれのメリット・デメリットも解説しますので、保険選びの参考としてご覧ください。

まずは同じ外貨建て保険から、メットライフ生命の「サニーガーデンEX」と保障内容を比較していきます。

2つの保険の主な違いはこちらです。

たのしみずっと

サニーガーデンEX

指定通貨

米ドル/豪ドル/ユーロ

米ドル/豪ドル

選べるコース

※契約から10年後

→定期支払金受け取りの継続(要手続き)

→死亡保障を充実

定期支払コース

目標設定付定期支払コース

積立金増加コース

被保険者契約年齢

15~80歳

0~80歳

最低保険料

外貨:2万ドル

円貨:200万円

外貨:3万ドル

円貨:300万円

運用による目標値の設定

不可

可能

メットライフ生命の「サニーガーデンEX」は、3つのコースから契約者のニーズにぴったりのものを選択できる、幅の広さが大きな魅力です。

さらに「積立金増加コース」ではあらかじめ運用の目標値を設定できるので、将来の大きな楽しみを持つことができます。

最初から大きく資産増加を狙いたい方や、様々な選択肢を必要とする方には、こちらの保険をおすすめします。

一方で三井住友海上プライマリー生命「たのしみずっと」を契約すると、必ず定期支払金を受け取ることになります

さらに10年後は、受け取りをそのまま継続するか、死亡保障を充実させるかを選択できるのがメリットです。

定期支払金に魅力を感じている方には、特におすすめの保険です。

三井住友海上プライマリー生命のしあわせずっと2とも比較しよう

同じ三井住友海上プライマリー生命の「しあわせずっと2」とも比較していきます。

まずは主な違いを見ていきましょう。

たのしみずっと

しあわせずっと2

選べるコース

※契約から10年後

→定期支払金受け取りの継続(要手続き)

→死亡保障を充実

積立コース

定期支払コース

被保険者契約年齢

15~80歳

積立コース:0~87歳

定期支払コース:0~80歳

最低保険料

外貨:2万ドル

円貨:200万円

外貨:1万ドル

円貨:100万円

運用による目標値の設定

不可

可能

三井住友海上プライマリー生命の「しあわせずっと2」には目的の違う2つのコースが用意されており、自由に選択できます。

このうち【定期支払コース】は「たのしみずっと」の保障内容と非常に似ており、【積立コース】は「サニーガーデンEX」の積立金増加コースと似ています。

違いとして特に目立つのは、何と言っても最低保険料の安さです

日本円だと100万円から契約できるので、なるべく初期費用を抑えながら外貨建て保険を利用したい方におすすめです。

一方で「たのしみずっと」は定期支払金を重視した内容なので、ある程度の死亡保障と、老後の生活資金を確保したい方などに適しています

運用を重視するよりも安定した収入を求めるなら、こちらがおすすめです。

外貨預金や投資信託とも比較検討しよう

外貨建て保険を、外貨預金や投資信託など人気のある他の資産運用方法とも比較していきます。

<外貨預金と比較>

外貨預金は、資産を日本円ではなく外貨で銀行に預け入れる方法です。

外貨預金は円貨預金と比べて非常に高い利子が付くため、預けているだけで自動的に資産が増えていきます。

また外貨建て保険よりも格段に少ない初期投資で始めることができ、いつでも好きなタイミングで資産の預け入れ、引き出しができます。

このように気軽に始められる外貨預金ですが、デメリットとしては、資産を動かす際に為替レートの状況をいちいち確認しなければなりません。

円高・円安により、日本円に換算した際の金額が大きく変わってしまうからです。

外貨預金をうまく利用するためには、為替や外貨について、最低限の知識を身に付けることが非常に重要です。

<投資信託と比較>

投資信託は、自分の代わりに運用のプロ(ファンドマネージャー)が最適な投資をしてくれる、初心者にも優しい資産運用方法です。

自分で投資や外貨について勉強する必要がないので、より気軽に利用できるのが最大のメリットです。

さらにワンコインから始められる場合も多く、初期投資をしっかりと抑えることができます。

そんな投資信託ですが、利用するために高額な手数料がかかってしまうのがデメリットです。

「とても便利な分だけ、余計にお金が掛かる」ということを覚えておいてください。

参考:投資性商品は資産の1/3程度に収めるのがちょうどいい

外貨建て保険を含む投資性商品を上手に活用するためには、まず「投資する金額」を決めておくのがおすすめです。

決め方には様々な方法がありますが、ここでは参考として「資産三分法」をご紹介します。

資産三分法とは、お持ちの全資産を

  1. 流動性資金:急な入院など、緊急時にすぐ使うための資金
  2. 使用予定資金:あらかじめ使い道が決まっている資金
  3. 利殖性資金:しばらく使う予定がない資金(「流動性資金」「使用予定資金」以外)

の3つに分けて管理する方法です。

こうすることで必要な資金と自由に使える資金が分かるので、計画的に投資することができます。

また全体の資産のうち、投資金額を1/3までに留めるのがベストだと言われていますので、意識しながら金額を検討してみてください。

相続対策に活用!死亡保険金の非課税枠を利用して税金を節約しよう

三井住友海上プライマリー生命「たのしみずっと」は相続税の非課税枠を活用できるので、大切な家族に財産を残したい方にぴったりです。

生命保険契約で受け取る死亡保険金は、預貯金などから遺産を相続する場合と違い

法定相続人の数×500万円

までは非課税となります。

例えば遺産相続されるご家族が4人の場合、2000万円までは税金がかかりません。

このように生命保険を使った節税は非常に有効なので、ぜひ知っておいてください

まとめ:三井住友海上プライマリー生命のたのしみずっとは老後資金の準備や相続対策に活用しよう

三井住友海上プライマリー生命「たのしみずっと」について解説してきましたが、いかがでしたか?

この記事のポイントは、

  • 三井住友海上プライマリー生命「たのしみずっと」は定期支払金を受け取りながら死亡保障を用意できるのが特徴
  • 三井住友海上プライマリー生命「たのしみずっと」には外貨建て保険ならではのリスクがあり、契約前にしっかり確認しなければならない
  • 三井住友海上プライマリー生命「たのしみずっと」は、契約中でも安定して定期支払金を受け取れるなどの大きなメリットがある
  • 三井住友海上プライマリー生命「たのしみずっと」や他の外貨建て保険・投資性商品は、自分のニーズに合わせて選ぶことが大切

以上のことでした。

三井住友海上プライマリー生命「たのしみずっと」は、家族のために相続税対策をしながら、自分の老後資金を確保するのに最適な保険です。

「契約期間が長くなるほどメリットが大きい」という特徴があるので、長期的に継続することを考えて加入することをおすすめします。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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