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[評判/口コミ]三井住友海上プライマリー生命のラップギフトをデメリットまで徹底解説

*こちらのブログで紹介しているサービスにはPRが含まれます。

三井住友海上プライマリー生命のラップギフトの保障内容やメリット・デメリット、口コミ

三井住友海上プライマリー生命は2001年に設立した保険会社で、MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社として生命保険を販売しています。

そんな三井住友海上プライマリー生命が販売する「ラップギフト」は、一定期間経過後に円建ての定額保険に切り換わる特徴を持つ一時払外貨建て変額終身保険です。

終身保険のランキングや口コミ情報などを見かけることの少ない保険であるため、存在は知っていても内容を把握していないという人も多いでしょう。

そこで、この記事では、

  • ラップギフトの基本的な保障内容
  • ラップギフトのデメリットの解説
  • ラップギフトのメリット、賢い運用方法の解説
  • ラップギフトの口コミ、評判
  • 投資信託との比較

などについて徹底解説していきます。

外貨建て変額保険を運用する際には、為替に関するリスクや特別勘定による運用がもたらすメリット、デメリットについて深く理解することが重要です。

ラップギフトの特徴と併せ、外貨建て保険、変額保険のメリットやデメリットについて把握したいという人も是非ご覧ください。

ラップギフトの保障内容を解説!生命保険の特約内容は?

三井住友海上プライマリー生命の「ラップギフト」は、三井住友海上プライマリー生命が運営している一般勘定移行型の外貨建一時払変額終身保険です。

ラップギフトは三井住友信託銀が運用している「ラップ口座」のノウハウが使われており、一般的な変額終身保険にはない以下のような特徴があります。

  • 契約時に定めた移行日までは特別勘定で運用し、移行日以後は一般勘定で運用する
  • 特別勘定の種類と運用方針については三井住友プライマリー生命が決定する
  • 移行日前後に関わらず死亡保険金には最低保証が用意されている
  • 目標値を設定すれば目標達成とともに一般勘定に移行することができる
  • 移行日以降は死亡保険金額を増加させた上で一定額になる

特に、契約時に定めた移行日まで特別勘定で運用し、移行日以後は一般勘定で運用するという仕組みは、他の外貨建変額保険には見られない特徴です。

次に、ラップギフトの基本情報を見ていきましょう。

保障内容 死亡保障・災害死亡保障
契約指定通貨 米ドル・豪ドル
契約年齢範囲 15歳~80歳
保険料払込期間 一時払いのみ
保険料払込方法 一括
指定口座への送金
保険料を円で払う場合の為替手数料 TTM+50銭(0.5円)
保険金等を円で受け取る場合の為替手数料 TTM-50銭(0.5円)
契約者貸付 不可能
告知 不要

保険料の支払いは一時払いのみです。

払込期間の設定もなく、一括での支払いのみでの契約となっているため、十分な余剰資産を持っている資産家や退職金等を活用したい人がターゲットであることが分かります。

利率については移行日前後で適用されるものが変わってくるのが特徴です。

移行日前では、変額保険としての運用が行われるため、特別勘定の運用実績によって大きく変化します。

毎年一定の割合で資産が増える定額保険とは大きく違う部分になるので注意しましょう。

移行後は一般勘定での運用となり、移行日当時における被保険者の年齢や性別等から予定利率が計算されるため、契約時には決まっていません

移行日前における運用実績毎の解約返戻金のシミュレーションをしてみると、以下のようになります。

条件

  • 契約通貨:米ドル
  • 円入金特約レート:100円
  • 円入金額:1,000万円
  • 一時払保険料:10万米ドル
  • 目標値設定:なし

積立金の運用実績が年率+5%の場合

経過年数
解約控除額
解約返戻金額
解約払戻金の円換算額(為替レートが以下の場合)
90円 100円 110円
1年 9,000米ドル 96,000米ドル 8,640,000円 9,600,000円 10,560,000円
5年 5,000米ドル 122,628米ドル 11,036,520円 12,262,800円 13,489,080円
10年 0米ドル 162,889米ドル 14,660,010円 16,288,900円 17,917,790円
15年 0米ドル 207,893米ドル 18,710,370円 20,789,300円 22,868,230円
20年 0米ドル 265,330米ドル 23,879,700円 26,533,000円 29,186,300円

積立金の運用実績が年率±0%の場合

経過年数
解約控除額
解約返戻金額
解約払戻金の円換算額(為替レートが以下の場合)
90円 100円 110円
1年 9,000米ドル 91,000米ドル 8,190,000円 9,100,000円 10,010,000円
5年 5,000米ドル 95,000米ドル 8,550,000円 9,500,000円 10,450,000円
10年 0米ドル 100,000米ドル 9,000,000円 10,000,000円 11,000,000円
15年 0米ドル 100,000米ドル 9,000,000円 10,000,000円 11,000,000円
20年 0米ドル 100,000米ドル 9,000,000円 10,000,000円 11,000,000円

積立金の運用実績が年率-5%の場合

経過年数
解約控除額
解約返戻金額
解約払戻金の円換算額(為替レートが以下の場合)
90円 100円 110円
1年 9,000米ドル 86,000米ドル 7,740,000円 8,600,000円 9,460,000円
5年 5,000米ドル 72,378米ドル 6,514,020円 7,237,800円 7,961,580円
10年 0米ドル 59,874米ドル 5,388,660円 5,987,400円 6,586,140円
15年 0米ドル 46,329米ドル 4,169,610円 4,632,900円 5,096,190円
20年 0米ドル 100,000米ドル 9,000,000円 10,000,000円 11,000,000円

上記の表から、年率が高い場合は200%を超えるような運用が可能なことが分かります。

また、もし運用が上手くいかず、年率が低くなってしまった場合でも、20年後の移行日まで運用すれば外貨換算で基本保険金額分が保証されるのも特徴です

保険金・返戻金の受け取りについては、基本的に一括になりますが、保険金については遺族年金支払特約を、解約返戻金については年金移行特約を付けることで、年金払いに変更することができます。

続いて、ラップギフトに附帯できる特約についてです。

ラップギフトの特約には、以下のようなものがあります。

特約名 内容
遺族年金支払特約 保険金の一部または全額を年金方式で受け取れる特約
年金移行特約 定額保険に移行後(移行日まで経過または目標達成後)で契約期間が3年経過している場合、一生涯の保障と引き換えに、契約の全部を移行日以降に年金支払で受け取ることが出来る特約
円入金特約 一時払保険料を円で払込むことができるようになる特約
外貨入金特約 契約外貨と異なる外貨(米ドル・豪ドルに限る)で一時払保険料を払い込むことができるようになる特約
円支払特約 受取人が保険金等を請求できない所定の事情がある場合に、代理人が請求できるようになる特約
指定代理請求特約 年金移行特約により、年金支払に移行した場合に付加できる特約で、被保険者が年金を受け取れない状況の場合に、所定の代理人が年金を受け取れる特約

主に保険金の支払いや受取に関する特約が揃っており、生命保険としての機能を拡充させるような特約を用意されていません。

もし保障内容を手厚くしたい場合は、別の生命保険との併用を検討しましょう。

実はラップギフトにはデメリットが!?元本割れのリスクとは

ラップギフトは外貨建て変額終身保険としての側面が大きい保険であるため、変額保険と外貨建て保険のデメリットを併せ持つことになります。

ラップギフトの主なデメリットは以下の通りです。

  • 年金、解約返戻金受け取り時に為替リスクがある
  • 各種手数料が高い
  • 積立利率の変動リスクがある
  • 特別勘定の運用実績によっては利率が大きく下がる可能性がある
  • 中途解約時には解約控除率に応じた元本割れリスクがある

利率変動による元本割れリスクについては、移行日まで契約を続けることで基本保険金額と同額が保障されるためカバーすることができますが、為替リスクについては免れることができません。

また、運用実績が好調だったとしても、為替の状況によっては損失を出す恐れがあります。

積立利率は保険料全てに適用されるわけではない?実質利回りの考え方を解説

積立利率が適用されるのは、保険会社が保険金として積み立てる部分に限られます。

つまり、支払った保険料から各種手数料を差し引いた金額に対して適用されるのです。

保険では、保険の契約手数料や運用手数料など、様々な手数料が発生します。

上記のシミュレーションにおいて、年利0%でも解約返戻金がだんだん減っていっているは、手数料が毎年引かれているためなのです。

つまり、積立利率の利息分が毎年の手数料を超えない限り、資産は増えないということになります。

また、利回りには実質利回りという考え方があります。

これは、単純な利息分から為替手数料や税金などの費用を差し引いた上での利回りのことで、実際に手に入る利息分を割り出すことが可能です。

ラップギフトの場合、出勤時の手数料や為替手数料、受取時に発生する税金を費用として勘定できるので、単純な利益からそれらの費用を差し引いて計算することで実質利回りを算出できます。

当然実質利回りは表面的な利回りよりも少なくなるため、目先の利率に囚われず、冷静に計算することが重要です。

外貨建て保険には為替リスクがつきもの!為替レート変動の危険性とは

外貨建て保険につきものなのが為替リスクです。

ラップギフトは保険料を一括で支払うため、入金時と出金時の為替レートを注視する必要があります。

例えば、1米ドル=100円の時に保険料を支払い、1米ドル=90円の時に保険金や解約返戻金を出金した場合、金額が基本保険金額と同額だったとしても、円に換算した際に9割に減少してしまいます。

逆に1米ドル=110円の時に出金すれば、円に換算した際に1割の利益を得ることが出来るわけです。

ラップギフトは一括払いな分、積立式の保険のように長期運用によるリスク軽減ができないので、注意しましょう。

中途解約は元本割れの危険性大!解約控除に注意

終身保険は基本的に、保険料支払期間の満了前に解約してしまうと元本割れしてしまいます。

何故なら、満了前の解約では解約控除が適用されてしまい、設定された控除額分が解約返戻金から差し引かれてしまうためです。

ラップギフトでは、契約時に解約控除対象額の10%が解約控除額として定められており、1年ごとに1%づつ減少していきます。

そして、10年後には解約控除率が0%となり、解約返戻金を全額受け取ることが可能です。

ラップギフトへの加入は、10年以上の運用を前提に検討するようにしましょう。

ラップギフトのメリットとは?外貨ベースでは大きく資産増

ラップギフトにはリスクがある分、効率的な運用ができれば大きな資産増を狙うことが可能です。

また、目標値という制度が定められており、一定の金額まで資産を増やしたいという人にとっては運用しやすい保険となっています。

一時払保険料を高金利な外貨、特別勘定で運用!高い利回りが期待できる

日本はマイナス金利に突入しているため、円建てでの保険の運用では大きな利回りを期待することができません。

ラップギフトでは、一時払保険料を外貨建てで運用するため、大きな予定利率で運用することができます。

また、変額保険でもあることから、特別勘定の運用実績によっては飛躍的な資産増を狙うことが出来るのが特徴です。

上記のシミュレーションでも、年利+5%で運用できた場合であれば、200%を超えるほどの運用が可能であることが分かります。

「目標値設定」可能!自動で運用成果を円建で確保してくれる

ラップギフトでは目標値の設定が可能です。

目標値を設定すると、解約返戻金が目標金額に達した段階で、移行日後のような円建ての定額保険に切り替わります

つまり、目標金額に達した後はリスクの少ない安全な保険として運用ができるのです。

「資産をこの金額まで増やしたい」というような目標がしっかり定まっているのであれば、かなり効果的な制度といえるでしょう。

目標値は110~200%まで、10%刻みで設定することができます。

以下は、米ドルでの運用で、過去に目標達成したケース数と目標達成までの経過年数です。

目標値 達成ケース数 平均達成期
110% 67/67 2年10か月
120% 67/67 3年 5か月
130% 66/67 4年 3か月
140% 64/67 4年 6か月
150% 61/67 4年10か月
200% 42/67 8年 6か月

流石に150%を超えると達成率が下がってきていますが、140%までは100%達成できていることが分かります。

また、特筆すべきは、平均達成期間が全て10年以内に収まっていることです。

少額の目標であれば短期での達成も可能であり、資産運用の手段として有用であることを物語っています。

米ドル・豪ドルで利回りが良いのはどっち?特別勘定の運用をシミュレーション

現状、米ドル・豪ドル利回りの差を見てみると、豪ドルの方が利回りが良いです

結果として、米ドルの場合で先述した目標値の達成ケース数も、豪ドルの方が達成率が高くなっています。

豪ドルにおける目標値の達成ケース数と平均達成期間は以下の通りです。

目標値 達成ケース数 平均達成期間
110% 67/67 3年6か月
120% 67/67 3年11か月
130% 67/67 4年8か月
140% 67/67 5年3か月
150% 67/67 5年5か月
200% 67/67 9年5か月

前述の米ドルの場合と比較してみると、平均達成期間は総じて長くなっていますが、達成率は目標値200%の場合でも100%達成できていることが分かります。

つまり、米ドルよりも豪ドルで運用したほうが、利回りが良いということです。

特別勘定の運用シミュレーションについては、上述の各年利での運用シミュレーションをおさらいしてみましょう。

条件

  • 契約通貨:米ドル
  • 円入金特約レート:100円
  • 円入金額:1,000万円
  • 一時払保険料:10万米ドル
  • 目標値設定:なし

積立金の運用実績が年率+5%の場合

経過年数
解約控除額
解約返戻金額
解約払戻金の円換算額(為替レートが以下の場合)
90円 100円 110円
1年 9,000米ドル 96,000米ドル 8,640,000円 9,600,000円 10,560,000円
5年 5,000米ドル 122,628米ドル 11,036,520円 12,262,800円 13,489,080円
10年 0米ドル 162,889米ドル 14,660,010円 16,288,900円 17,917,790円
15年 0米ドル 207,893米ドル 18,710,370円 20,789,300円 22,868,230円
20年 0米ドル 265,330米ドル 23,879,700円 26,533,000円 29,186,300円

積立金の運用実績が年率±0%の場合

経過年数
解約控除額
解約返戻金額
解約払戻金の円換算額(為替レートが以下の場合)
90円 100円 110円
1年 9,000米ドル 91,000米ドル 8,190,000円 9,100,000円 10,010,000円
5年 5,000米ドル 95,000米ドル 8,550,000円 9,500,000円 10,450,000円
10年 0米ドル 100,000米ドル 9,000,000円 10,000,000円 11,000,000円
15年 0米ドル 100,000米ドル 9,000,000円 10,000,000円 11,000,000円
20年 0米ドル 100,000米ドル 9,000,000円 10,000,000円 11,000,000円

積立金の運用実績が年率-5%の場合

経過年数
解約控除額
解約返戻金額
解約払戻金の円換算額(為替レートが以下の場合)
90円 100円 110円
1年 9,000米ドル 86,000米ドル 7,740,000円 8,600,000円 9,460,000円
5年 5,000米ドル 72,378米ドル 6,514,020円 7,237,800円 7,961,580円
10年 0米ドル 59,874米ドル 5,388,660円 5,987,400円 6,586,140円
15年 0米ドル 46,329米ドル 4,169,610円 4,632,900円 5,096,190円
20年 0米ドル 100,000米ドル 9,000,000円 10,000,000円 11,000,000円

上記の表から、年率が高い場合は200%を超えるような運用が可能なことが分かります。

もし運用が上手くいかなかった場合でも、20年後の移行日まで運用すれば外貨換算で基本保険金額分が保証されるため、ある程度のリスクヘッジができるというのもうれしい点です。

三井住友海上プライマリー生命が破綻しても生命保険契約者保護機構により契約が保護される

三井住友海上プライマリー生命は生命保険契約者保護機構に加入しています

生命保険契約者保護機構とは、簡単に言うと保険会社が破綻した際に保険契約者を守る目的で作られた法人です。

もし加入保険会社が破綻してしまった場合、保険契約者が受け取れるはずだった満期金や解約返戻金を補償してくれます。

しかし、補償されるのは将来の保険金や満期金の支払いに備えて保険会社が積み立てている責任準備金の90%が限度です。

あくまで責任準備金の90%分が保証限度額であり、保険金や年金の90%でないことに注意しましょう。

加えて、破綻した保険会社の保険契約を引き継いでくれる「救済保険会社」を探し出し、資金援助を行うことで保険契約を継続させてくれます。

三井住友海上プライマリー生命が生命保険契約者保護機構に加入していることで、もし会社自体が破綻しても、ラップギフトの契約自体は継続させる可能性が高く、もし継続が難しくても最低限の補償は用意されているというわけです。

生命保険契約者保護機構への加入の有無は、その保険会社が信用できるか否かの指標にもなります。

保険に加入する際は、その保険会社が生命保険契約者保護機構に加入しているのか、確認するようにしましょう。

ラップギフトは資産分散をしたい方におすすめ

保険における特別勘定の運用は投資信託に近いところがあり、基本的には様々な金融商品に少しずつ投資を行うことで、バランスよく資産運用を行います。

ラップギフトでは特別勘定の運用方法を保険会社に一任するため、自分で投資する金融商品を選ぶことができません。

三井住友海上プライマリー生命が三井住友信託銀行の助言に基づいて、国内外の債券や株式に分散投資を行います。

幅広い金融商品に対して投資を行うため、リスクヘッジのために資産分散をしたいが、自分ではどのようにポートフォリオを組んだら良いのか分からないという人に向いているといえるでしょう。

ラップギフトの口コミや評判は?みんなの意見をご紹介

ラップギフトのメリットは理解できても、本当にいい保険なのかまだ疑問が残る方は多いことでしょう。

そこで、ご検討中の方が一番気になる、実際の加入者の口コミ・評判をいくつかまとめてみました。

ラップギフトの運用例、具体例に触れることで今後の資産運用のイメージを固めていきましょう。

実際の口コミや評判を紹介していきます。

三井住友海上プライマリー生命のラップギフトの評判・口コミの評価①

1つ目は三井住友海上プライマリー生命の外貨建て保険「ラップギフト」についての口コミをいただいた長野県のK・Oさん(35歳)の評価です。
特別勘定から一般勘定に移行するタイプなので、珍しい保険だと思います。高金利な外貨で運用しているだけのことはあり、非常に順調に積立金が増えています。もちろんタイミングを逃さず一気に資産を増やせているのでとても嬉しいですが、運用成果の自動確保といったリスクヘッジがきちんとできているのも魅力的です。

高リターンを狙えるからこそ、せっかく増えた資産はリスクから守りたいですよね。このラップギフトはそういったニーズにもしっかり対応できているため、外貨建てのリスクが気になる方にも十分おすすめできます。口コミ提供ありがとうございました。

三井住友海上プライマリー生命のラップギフトの評判・口コミの評価②

2つ目の三井住友海上プライマリー生命の外貨建て保険「ラップギフト」の口コミは東京都のY・Mさん(38歳)の評価です。

「外貨建てというよどうしても金利や為替の変動リスクが心配だったのですが、死亡保険金には最低保証がついているのでとても安心です。せっかく増やした積立金は大切に為替変動リスクを回避できる方法で運用したいので円建ての終身保険に自動的に移行してくれるのは嬉しいですね。移行日や目標達成の前なら目標値を柔軟に変更できるところも、外貨建てのチャンスを最大限活かしきれているなと感じます。」

金利や為替の変動という外貨建てのリスクだけでなく、メリットの部分を有効に活用できている保険と言えますね。終身保険は円建てで安定的に運用したいという方にもおすすめの商品です。口コミ提供ありがとうございました。

三井住友海上プライマリー生命のラップギフトの評判・口コミの評価③

3つ目の三井住友海上プライマリー生命の外貨建て保険「ラップギフト」の口コミは大阪府のM・Kさん(42歳)の評価です。
「シンプルでわかりやすいので外貨建て初心者の方でも加入のハードルは低い保険だと思います。一定期間を過ぎれば死亡保障が増えてくれるというのも万が一の時に助かると思います。三井住友信託銀行の助言に基づいて資産をしっかり運用してくれているので不安な点は全くないです。私は投資も外貨も初心者なので、プロに任せられるという安心感は大きいですね。」

飛躍的な資産増加を狙える特別勘定と死亡保険金などの最低保証の両立ができているというのがこの商品のメリットの一つと言えるでしょう。また、プロの判断で資産の見直しや安定した運用を行ってくれるので初心者の方でも安心です。口コミ提供ありがとうございました。

三井住友海上プライマリー生命のラップギフトと投資信託を比較

三井住友海上プライマリー生命のラップギフトは特別勘定の運用を保険会社に一任することになる性質上、投資信託とよく似ている保険商品です。

では、投資信託と比較して、どのような差があるのかについて見ていきましょう。

課税と控除について

まず、ラップギフトは生命保険であることから、年末調整や確定申告の際に生命保険控除として、所得税・住民性の控除を受けることができます。

受けることのできる控除の額は、所得税で最大4万円、住民税で最大2.4万円です。

対して、投資信託ではNISAを利用することで、年間120万円までは投資による利益を非課税にすることができます。

ただし、NISAについては、非課税期間が5年間と決まっていること、途中売却した場合はその分の非課税枠が利用できなくなることなどから、利用のしづらさがよく話題に上がりがちです。

税金に関わる部分における扱いやすさでは、保険料から税金控除が受けられるラップギフトに軍配が上がるといえるでしょう。

手数料について

ラップギフトも投資信託も、取引には各種手数料が発生します。

ラップギフトは生命保険という側面から、純粋に投資に関わる部分の他に、保険金に関する手数料が存在し、その分総合の手数料が割高です。

支払ったお金をより多く投資に回すことができるという点では、投資信託に軍配が上がるといえるでしょう。

代わりに、ラップギフトでは死亡保険金を受け取ることができます

終身保険の保険金は決して多くはないですが、死亡時に遺された遺族へ葬儀代や身辺整理代としては充分なものです。

資産運用しつつ、自身が死亡した時に備えたい場合は、投資信託よりもラップギフトを選ぶと良いでしょう。

参考:投資性商品は資産の1/3程度に収めるのがちょうどいい

自身の資産を全て投資に回すのは大変危険です。

一般的には、投資は全資産の1/3程度に抑えるのが良いとされています。

もし投資で大きな損害を被ったとしても、残りの資産で十分にカバーが可能だからです。

投資が攻めのお金だとしたら、貯蓄などは守りのお金であるといえます。

攻める前に守りを盤石にしておくことで、安心して資産運用を行うことが可能です。

投資をする時は、金額を1/3程度に抑え、もし大きな損害があっても微弱なダメージ済むようにしておきましょう。

まとめ:三井住友海上プライマリー生命のラップギフトは老後資金の準備に活用しよう

三井住友海上プライマリー生命のラップギフトについて解説してきましたがいかがでしたでしょうか。

ラップギフトの特徴は、

  • 契約時に定めた移行日までは特別勘定で運用し、移行日以後は一般勘定で運用する
  • 特別勘定の種類と運用方針については三井住友プライマリー生命が決定する
  • 移行日前後に関わらず死亡保険金には最低保証が用意されている
  • 目標値を設定することができ、目標達成とともに一般勘定に移行することができる
  • 移行日以降は死亡保険金額を増加させた上で一定額になる

でした。

特に特別勘定の種類を運用方針を保険会社に一任するのが大きな特徴で、投資信託に感覚が似ている保険であるといえます。

また、目標値を設定すれば、目標達成とともに一般的な定額保険に切り替わるため、取り損じが起こりづらいのも大きな特徴です。

対して、デメリットとしては外貨建て保険には必ずついて回る為替リスクや、特別勘定の運用実績が芳しくない場合に発生する元本割れのリスクがあります。

特別勘定の運用実績については、20年後の移行日まで運用すれば外貨換算で基本保険金額分が保証されるため、最低限のリスクヘッジは取られていると考えることが可能です。

死亡保障が終身タイプであることや、保険料を一時払いで支払うことからも、ラップギフトはまとまったお金を元手に、老後資金を準備するのに向いている保険であるといえます。

ラップギフトに加入するのであれば、目標値の設定などを上手く活用し、上手にお金を増やしていきましょう。

 

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