マニュライフ生命の「未来を楽しむ終身保険」は、一時払(一括払)保険料を外貨で運用する終身保険で、正式名称は「通貨選択型変額終身保険」といいます。
なんだか聞き慣れない名前ですね。
ネット上では「複雑すぎて理解できない」という評判が多く、人気ランキングに入ることはあまりないようです。
しかし「びっくりするほどお金が増えた!」という良い評判や口コミがあるのも事実です。
そこで、この記事では難しいといわれる「未来を楽しむ終身保険」でお金が増える仕組みやメリット・デメリットについて分かりやすくお伝えしていきます。
まずは、未来を楽しむ終身保険がどんな商品なのかを簡単に解説していきましょう。
この商品は外貨建ての一時払い終身保険で、運用通貨は米ドル・豪ドルから選択できます。
支払われた保険料は定額部分と変額部分に分割されます。
定額部分は通常の終身保険と同じように外国債などで運用されますが、変額部分はを特別勘定(株式など)で運用されます。
このような特別勘定で運用してゆく保険を、変額保険と呼びます。
変額保険だからこそ、通常の保険ではあり得ないような「数年で1.5倍になった」「満期で倍になった」という評判があるわけです。
それでは、未来を楽しむ終身保険の「返戻率」「保険料」「円貨を外貨に交換するときの為替手数料」を見ていきましょう。
- 満期返戻率(契約通貨建て) 80%程度~200%以上
- 最低保険料 2万ドル~(円ぴったり入金可能)
- 保険料払込時の為替手数料 50銭/1ドル
- 受取時の為替手数料(米ドル) 1銭/1ドル
- 受取時の為替手数料(豪ドル) 3銭/1ドル
返戻率は、変額部分の運用実績によってかなり差が出ます。
変額部分の積立金に保証はありませんが、定額部分に充てられた保険料には100%・110%・105%の最低保証が設けられています。
たとえば定額部分に1万8,000ドル割り当てたとすると、110%の場合は1万9,800ドルが保証されることになります。
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記事監修者
水上克朗
ファイナンシャルプランナー。
慶応義塾大学卒業後、大手金融機関に入社。ファイナンシャルプランナーの知識を活かし、1憶円資産の捻出方法を確立する。
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内容をまとめると
- マニュライフ生命の「未来を楽しむ終身保険」は、運用成果と毎年もらえる定期引出タイプと、円建てでの目標達成を狙うターゲットタイプの2つから選択できる。
- ターゲットタイプでは目標額に到達したら自動で円建て終身保険に移行するので資産を守ることができる。
- 未来を楽しむ終身保険のメリットは、高金利な外貨で高い利回りで運用できる、為替レートのチェックを毎日してくれる、死亡保険金は最低保証がある、健康告知が不要で加入しやすいなどがある。
- 一方、デメリットとして、運用実績が振るわない場合がある、実質利回りが積立利率より低い、早期解約で元本割れする可能性がある、市場価格調整で返戻金が減額する可能性があるなどがあげられる。
- 未来を楽しむ終身保険の口コミ・評判は「目標達成したら円で運用利益を確保してくれるので損しない」「自動で投資先を切り替えてくれるので初心者でも安心」「死亡保障金の最低金額があるので万が一の時でも安心」などが多かった。
- 外貨預金と投資信託と比較すると、保険か鋭匙や運用関係費が高い。自分で運用できるなら外貨預金や投資信託も視野に入れるべき。
- 自分は未来を楽しむ終身保険に加入した方が良いのか知りたいという方は保険のプロに無料相談するのがおすすめ
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- 今ならスマホ1つで無料オンライン相談もできるので、この機会に保険の悩みを解決してみてはいかがでしょうか
目次
マニュライフ生命「未来を楽しむ終身保険」の口コミ・評判は?怪しい?
未来を楽しむ終身保険のメリットは理解できても、本当にいい保険なのかまだ疑問が残る方は多いことでしょう。
そこで、ご検討中の方が一番気になる、実際の加入者の口コミ・評判をいくつかまとめてみました。
未来を楽しむ終身保険の運用例、具体例に触れることで今後の資産運用のイメージを固めていきましょう。
それでは実際の口コミや評判を見ていきましょう。
マニュライフ生命の未来を楽しむ終身保険の評判・口コミの評価①
1つ目はマニュライフ生命の通貨選択型変額終身保険「未来を楽しむ終身保険」についての口コミをいただいた東京都のS・Iさん(58歳)の評価です。
58歳女性
利回りもいい上に、目標金額を達成したら円で運用利益を確保してくれるのでこれは損しないと思いましたし、今のところ順調に積み立てられているので毎日楽しみですよ。
為替変動の危険を考えて運用利益をなるべく早く円で確定させたいというS・Iさんのような方にはおすすめです。特にターゲットタイプでは外貨建て保険のリスクを上手くカバーし、安心して積み立てることができそうです。
口コミ提供ありがとうございました。
マニュライフ生命の未来を楽しむ終身保険の評判・口コミの評価②
2つ目のマニュライフ生命の通貨選択型変額終身保険「未来を楽しむ終身保険」の口コミは山梨県のT・Tさん(50歳)の評価です。
50歳男性
外貨建て保険はリスクが大きいのではとなかなか契約に踏み切れずにいましたが、今回ターゲットタイプへの加入を決めました。毎日マニュライフ生命側で為替レートをチェックしてくれますし、自動的に株式か分散投資かを切り替えてくれるので初心者の私でも安心して積み立てられています。また、老後資金を安定して積み立てたかったので、円で利益を確定してくれるのは私にとって最大のメリットでした。
やはり、老後資金の運用は安定的に行いたいですよね。ターゲットタイプはそういったニーズにもしっかり応えられています。また、外貨建て保険や投資初心者の方にもおすすめなようですね。
口コミ提供ありがとうございました。
マニュライフ生命の未来を楽しむ終身保険の評判・口コミの評価③
3つ目のマニュライフ生命の通貨選択型変額終身保険「未来を楽しむ終身保険」の口コミは北海道のN・Tさん(49歳)の評価です。
49歳女性
外貨で長い間積み立てても元本割れして、利益がでない危険を考えていました。だからこそ定期を毎年引き出せるというのは、魅力的ですね。また、死亡保障金の最低金額がついているので万が一の時でも安心です。
運用成果を定期的に自分の手元に引き出せるというのは運用の途中経過が見えて魅力的ですよね。死亡保障金の最低金額保障が実現するのは、定額利率での積立と特別勘定での運用がなされているハイブリットな保険だからようですね。
口コミ提供ありがとうございました。
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未来を楽しむ終身保険の保障内容を解説!保険料と返戻金をシミュレーション
未来を楽しむ終身保険は生命保険ですから主な保障は「死亡保障」で、死亡保険金最低保証額=一時払い保険料(契約通貨建て)と定められています。
しかしこの保険の主目的はあくまで資産を増やすことであり、死亡保障はオマケのようなものです。
そんな理由から契約可能年齢は15才~87才と幅広く健康告知も不要ですので、特に資産を守りたい高齢者からの評判が良いようです。
未来を楽しむ終身保険には、次の2つのコースがあります。
- 運用成果を毎年もらう定期引出タイプ
- 円建てでの目標達成を狙うターゲットタイプ
運用期間は10年または15年(定期引出タイプは15年のみ)となっています。
定期引出タイプは、契約日の1年後以降に変額部分の積立金から運用実績に応じた定期引出金を毎年受け取ることができます。
契約時に設定した特別勘定の部分を運用し、運用益を毎年1回15分割で受け取ります。
定期的にお小遣いをもらいながら運用できる商品は、どのジャンルでも評判になりますね。
公式パンフレットの米ドル建て105%最低保証・積立利率適用期間15年シミュレーションでは15年で147.9%の返戻率を実現しています。
ターゲットタイプは、契約時に110%・120%・130%・140%・150%・200%のいずれかのを円建ての目標額として設定します。
契約日の1年後以降に解約返戻金額の円換算額が目標額に到達したら、自動的に円建て終身保険へ移行します。
円建て終身保険に移行すれば為替の影響がなく安全ですが、低金利で増えもしないため解約して終了ということになります。
目標額に到達した一瞬を逃さないところが、おまかせで運用したい人から評判が高いようです。
公式パンフレットの「米ドル建て100%最低保証・積立利率が10年」のシミュレーションでは、8年10ヶ月で返戻率200%を達成しています。
未来を楽しむ終身保険|契約締結前交付書面(契約概要/注意喚起情報)兼 商品パンフレット
なお、定額部分の積立利率は契約時のものがずっと適用されるため、ぜひ高利率の時期を狙って加入しましょう。
ちなみに、2019年7月16日 から2019年7月31日の契約に適用される定額部分の積立利率は
- 米ドル…10年/0.90%・15年/1.60%
- 豪ドル…10年/0.30%・15年/0.75%
となっています。
現在豪ドル金利の評判はいまいちですから、豪ドルはもう少し待った方が良いかもしれません。
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実は未来を楽しむ終身保険にはデメリットが!?元本割れのリスクとは
ここまでは、返戻率が高いと評判の「未来を楽しむ終身保険」のシステムについて解説してきました。
しかし、未来を楽しむ終身保険はデメリットが大きく元本割れの危険性があるという評判も良く聞かれます。
そこでここからは、未来を楽しむ終身保険の欠点として
- 運用実績が振るわない場合があるという評判
- 実質利回りが良くないという評判
- 早期解約で損をするという評判
- 市場価格調整で受取額が減るという評判
以上についてお伝えしていきます。
定額、変額のハイブリット!?変額部分、特別勘定の割合とは?
未来を楽しむ終身保険は、
- 特別勘定である変額部分=投資信託運用
- 定額部分=通常のドル建て終身保険
という二層構造から成るハイブリッド型の保険であることが「良い評判」と「悪い評判」両方がある理由となっています。
変額部分と定額部分の割合は、プランにより1:9の場合も3:7の場合もあります。
もちろん変額部分の割合が多いほどハイリスク・ハイリターンのプランとなり、運用がうまくいかなければ元本割れの可能性もあります。
必ず契約の際に、この割合を確認しておきましょう。
なお定期引出タイプでは、運用実績によっては定期引出金が受け取れないこともあります。
ドル建て保険の為替手数料とは?実質利回りの考え方を解説
冒頭でお伝えしたように、外貨建て保険は保険料支払時や保険金等受取時に為替手数料がかかります。
さらに外貨建て終身保険では、
- 契約時初期費用
- 保険関係費用
- 運用関係費用
などの各種費用が支払った保険料から引かれます。
これらが引かれた後の残金だけが積立金として運用され、さらに特別勘定の部分もあるわけですから、最終的にどれだけ増えるかは誰にも分かりません。
支払保険料と受取金(定期引出金を含む)を比較し、実際に増加した割合を1年平均で表したものを実質利回りと呼びます。
現在、保険会社各社は外貨建ての一時払い終身保険における実質利回りを公開していますが、未来を楽しむ終身保険は変額保険であるため提示できないようです。
早期解約は元本割れの危険性大!中途解約では解約控除もあり
中途解約したときには、ペナルティ代ともいえる解約控除が引かれてしまうことにも注意しましょう。
早期解約ほど解約控除の率は大きく、1年以内で解約した場合は積立金の10%が引かれることになります。
同じマニュライフ生命で評判の良い「こだわり個人年金」の解約控除が最大36%というのに比べれば良心的ですが、早期解約は避けておいた方が良いでしょう。
なお、ターゲットタイプで目標を達成して円建てに移行した後の途中解約には解約控除はかからないので安心してください。
市場価格調整あり!市場金利によっては返戻金が減額
未来を楽しむ終身保険だけでなく、一時払いの外貨建て商品にの多くには、解約返戻金が解約時の市場金利に左右される市場価格調整というルールが設けられています。
これは、解約の時点で「契約時の金利」と「解約時の市場金利」を比較して、契約時より解約時の金利が高い場合は解約返戻金を減らすというルールです。
逆に契約時よりも解約時の金利が低い場合は、解約返戻金が多くなります。
その理由を説明すると、例えば「金利3.5%のときに契約した商品」は金利が2.0%の市場では高金利商品ですよね。
保険会社は契約者が解約した3.5%の商品を市場に高く売ることができ、利益を解約返戻金に還元するのです。
逆に市場金利より金利が低い商品なら、魅力がないため売れませんよね。
保険会社はその商品を値引きして売り、損失を解約返戻金に反映させるわけです。
市場価格調整は満期に近づくほど影響が小さくなり、予定通りの運用期間で解約すれば影響を受けることはありません。
これらリスクに加え、当然ながら外貨建て商品には為替変動リスクがあります。
満期時が円高なら外貨のまま受け取らざるを得ない場合もありますので、外貨で受け取るための外貨預金口座を作っておくことをおすすめします。
デメリットを見ても未来を楽しむ終身保険に入るべきなのか悩んでいるという人は、保険のプロに無料相談してみるのが一番良いと思います。
家族構成や年収などからあなたにどんな保険がピッタリなのか診断してくれます。
スマホかパソコンで無料オンライン相談ができるので、気になる人は以下のボタンから公式サイトをチェックしてみてください。
未来を楽しむ終身保険のメリットとは?特別勘定の運用により資産増
マニュライフ生命の「未来を楽しむ終身保険」には、通貨選択型の外貨建て一時払終身保険だからこそのメリットがあります。
そこでここでは、
- 米ドル・豪ドルでの積立で高利回りが実現
- 為替レートチェック
- 死亡保険金の最低保障
- 健康告知不要の加入しやすさ
という4つのメリットについて、それぞれ詳しく解説します。
外貨建て保険には難しいイメージを持つ人も少なくありませんが、メリットとデメリット・リスクを正しく知ることで、自分の理想とする資産運用を可能にしてくれる金融商品です。
高金利な米ドル、豪ドルで積立金を運用!貯蓄よりも利回り高
マニュライフ生命「未来を楽しむ終身保険」のメリットの1つ目は「米ドル・豪ドルによる高利回り」です。
マニュライフ生命の「未来を楽しむ終身保険」では、アメリカドル(米ドル)またはオーストラリアドル(豪ドル)から選択して、資産運用をしていきます。
日本円に比べると、米ドルや豪ドルは利回りが高いことでも知られています。
利回りが高いというのは言い換えれば、投資した金額に対する利益額が高いということです。
(1年間の利益を投資額で割ったパーセンテージが利回りです。)
2019年9月現在では、アメリカドルによる定期預金金利は1年もので1.70%、オーストラリアドルで1.00%ほどと言われています。
日本円での定期預金では、1年もので0.02%の金利であることを考えれば、米ドルや豪ドルの金利の高さが実感できるでしょう。
そのため、日本円で積み立てるよりも、米ドルや豪ドルで積み立てることで積立効率がより高くなります。
為替レートのチェックを毎日してくれる!目標判定の頻度多
マニュライフ生命「未来を楽しむ終身保険」のメリットの2つ目は、運用成果を確保するための毎日の為替レートチェックです。
まずマニュアルライフ生命の「未来を楽しむ終身保険」には、日本円での資産運用目標を立ててそれに向けて運用をしたい人に向けた「ターゲットタイプ」と、毎年運用成果を受け取りたい人に向けた「定期引出タイプ」の2つのタイプが用意されています。
毎日の為替レートチェックをしてくれるのは、2つのタイプのうち「ターゲットタイプ」での契約の場合になります。
マニュライフ生命「未来を楽しむ終身保険」のターゲットタイプは、契約時に「日本円」での目標額を設定します。
契約日から1年経過した後、その目標額に到達したタイミングで、運用成果を「日本円」によって確保することができます。
目標額に到達したかどうかは、解約返戻金額の円換算額によって判定されます。
そして、目標額に到達したかどうかをマニュライフ生命が毎日為替レートをチェックしてくれます。
自分で判断しなくて良いのは、投資初心者・初めて外資建保険に加入する人には嬉しいサポートです。
目標額に達成すると、到達日の翌日に自動的に円建終身保険に移行してくれるので、出た利益がその後の為替変動によって大きな影響を受けることを避けることができるのも大きなメリットと言えます。
死亡保険金は積立金額が最低保障される
マニュライフ生命「未来を楽しむ終身保険」のメリットの3つ目は、死亡保険金の最低保証です。
マニュライフ生命の「未来を楽しむ終身保険」の特徴は、支払った保険料を「変額部分」と「定額部分」で運用するハイブリッド型終身保険であるという点です。
すでに解説したように、支払った保険料のうちの一部を特別勘定(国内外の株式や国内外の国債など)で資産運用することで、大きな利益を上げる変額保険の役割も担っています。
簡単に言えば、投資信託によって将来受け取ることのできる保険金額や解約返戻金が変わるのが変額保険です。
このように見ていくと、リスクの高い金融商品のように感じますが、マニュライフ生命の「未来を楽しむ終身保険」では変額部分の運用成績にかかわらず死亡保険金の基本保険金額の100%を保証してくれています。
この最低保障が可能になるのは、マニュライフ生命「未来を楽しむ終身保険」に支払う保険料の「定額部分と変額部分の比率=9:1」と、定額部分が圧倒的に多くなっているからです。
(契約によって定額:変動の比率は異なります。)
マニュライフ生命「未来を楽しむ終身保険」で受け取れる保障は、死亡保障をメインにターゲットタイプであれば死亡保障・解約返戻金をより多くしたり、定期引出タイプであれば毎年変額部分の運用成績を受け取ったりすることができます。
つまり、マニュライフ生命「未来を楽しむ終身保険」は最低限の保障を保ちながら、プラスアルファの利益を得ることができるというメリットのある終身保険と言えます。
健康告知が不要!保険に加入しやすい
マニュライフ生命「未来を楽しむ終身保険」の最後のメリットは、健康告知が不要であることです。
一般的に、生命保険に加入する場合には健康状態について保険会社に提示(健康告知)をしなければなりません。
健康告知における一般的な質問内容は
- 直近3ヶ月以内に医師の診察を受けたか否か
- 過去5年以内に手術や7日間以上の入院をしたか否か
- これまでに「がん」にかかったことがあるか否か
- 過去2年以内に健康診断や人間ドックで異常を指摘されたか否か
- 身体的な障害があるか否か
- 妊娠しているか否か(女性の場合)
です。
これらに回答し、保険会社に告知しなければなりません。
多くの保険会社や保険商品が健康告知を求めるのは、健康上の不安を抱える人や危険を伴う仕事をしている人の加入によって、予想される保険料の支払い以上の支払いが生じないようにするためです。
健康告知の結果、その生命保険に加入できないこともあれば、万が一告知内容に齟齬があることが判明すると、契約を解除される可能性もあるほど、健康告知は非常に重要な役割を担っています。
このように、生命保険において重要な価値を持つ健康告知ですが、マニュライフ生命「未来を楽しむ終身保険」では健康告知が不要となっています。
そのため、健康に不安を抱える人には強い味方となる生命保険であると言えます。
一般的に健康告知が不要な生命保険は、保険料が高い割に保障が低くなる傾向があるので、自分の理想とする保障額になっているかどうかを加味した上で、加入を考えるようにしましょう。
マニュライフ生命が破綻しても生命保険契約者保護機構により保護される
ここまでマニュライフ生命「未来を楽しむ終身保険」が持つ4つのメリットを解説してきました。
マニュライフ生命「未来を楽しむ終身保険」は、外貨建てゆえの高利回りを生かし、手堅く積立しながら、投資信託のような変額保険の魅力を持つ保険商品でした。
一方で、保険料は一時払い(一括)のみになっているため保険料が高額で、一度支払ってしまうと解約時または死亡保障を受ける際にしか保険金を受け取ることができません。
そこで「万が一マニュライフ生命が破綻したら、契約はどうなるのか」と不安になる人もいるでしょう。
万が一マニュライフ生命が破綻しても、すぐに「未来を楽しむ終身保険」の契約解除になるわけではありません。
これは、日本の全保険会社が加入している「生命保険契約者保護機構」による保護があるからです。
生命保険契約者保護機構は、破綻したマニュライフ生命に代わる「救済保険会社」または「承継保険会社」に対して資金援助をする役割を担っています。
つまり、万が一マニュライフ生命が破綻しても、その救済保険会社または承継保険会社によって「未来を楽しむ終身保険」の契約を続けることができます。
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未来を楽しむ終身保険と外貨預金や投資信託を比較検証
マニュライフ生命「未来を楽しむ終身保険」は、外貨建のメリットを生かしながら、死亡時の最低保険金を保障しつつ、特別勘定(投資信託)による運用成績次第で大きなリターンを得ることができる魅力的な保険商品です。
ですが、保険料が一時払いであることや、外貨建て保険はマニュライフ生命「未来を楽しむ終身保険」以外にも数多くあり、また最近では外貨預金や投資信託が活発になっていることから、様々な金融商品と比較検討した上で加入を決めたいという人も少なくありません。
そこでここでは、マニュライフ生命「未来を楽しむ終身保険」と外貨預金や投資信託を比較検討していきます。
返戻率の差をシミュレーション!どっちがお得?
マニュライフ生命「未来を楽しむ終身保険」と外貨預金や投資信託を比較検討する際に注目すべきは「解約返戻率」です。
解約返戻率とは、支払った保険料に対して、その保険契約を解約する際に受け取ることができる「解約返戻金」の割合を指します。
解約返戻率が100%を超えれば、支払った保険料以上の解約返戻金を受け取ることができ、解約返戻率が100%を下回ると解約返戻金が支払った保険料よりも少なくなります。
マニュライフ生命「未来を楽しむ終身保険」の解約返戻金は、定額部分の積立金額に市場価格調整率をかけたものに、変額部分を積立金を足し、解約控除額を引いた合計額となります。
つまり、契約時より解約時の方が高金利になっていれば解約返戻金は少なくなり、契約から10年未満(積立利率運用期間15年の場合は14年未満)であれば解約控除額を支払わなければなりません。
またそれだけでなく、保険契約を維持するための諸経費(保険関係費や運用関係費、両替手数料など)が運用中にはかかっています。
一般的な投資信託にかかる諸経費(信託報酬)は年間0.5~2%ほど(信託報酬が低額の投資信託では年間0.17%ほど)ですが、マニュライフ生命「未来を楽しむ終身保険」では保険関係費として年間1.85%、運用関係費として年間0.2%かかります。
万が一の最低保障がある点は、外貨預金や投資信託にはないメリットですが、運用時、また解約時にも様々な諸経費がかかることと考えれば、自ら運用できる人は外貨預金や投資信託も視野に入れて加入を考慮することをおすすめします。
投資性商品は資産の1/3程度に収めるのがちょうどいい
近年では政府が「貯蓄から投資へ」を合言葉に、投資に対する関心も高まっており、以前よりも多くの人が投資を始めています。
お金を預けておくだけで資産が増える投資は、一見魅力的に見える商品です。
しかしその一方で、銀行預金や定期預金のような元本保障がない点は忘れてはいけません。
2009年のリーマンショック発生時には、豪ドルは一瞬にしてその価値が半分ほどにまで下がりました。
もしこの時、豪ドルで外貨預金をしていたら、大きな損失を受けているでしょう。
このように、投資には常にリスクが付きまといます。
そのため、資産のうちの1/3程度を目安に投資性商品を購入することをおすすめします。
また、長期的な資産形成は投資性商品で、短期・中期的な資産形成は銀行預金にするなどの使い分けも非常に重要です。
マニュライフ生命の「未来を楽しむ終身保険」は、保険料一括払いで大きな額を投じるからこそ、余剰資金を活用して契約すると良いでしょう。
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まとめ:未来を楽しむ終身保険は将来の資産形成の目的で加入しよう
今回は、マニュライフ生命「未来を楽しむ終身保険」の特徴や、加入する前に知っておくべきメリット・デメリットやリスク、また外貨預金や投資信託との比較について解説してきました。
この記事のポイントは
- 変額保険の一面があるからこそ大きなリターンが望める
- 死亡保障は積立金額が最低保障される
- 健康告知が不要なので、加入しやすい
- 未来を楽しむ終身保険は老後の資産形成や相続対策を視野に入れ検討しよう
でした。
日本円よりも高金利の米ドルや豪ドルによる外貨建のメリットは非常に魅力的ですが、その一方で、変動保険の一面を持つマニュライフ生命「未来を楽しむ終身保険」は為替リスクや様々な諸経費などのデメリット・リスクが存在しています。
マニュライフ生命「未来を楽しむ終身保険」に加入する際は、メリット・デメリットとリスクをよく理解した上で、自分の目標とする資産運用が実現できるかどうかを確認した上で、加入するようにしましょう。
また、一時払終身保険は死亡保険金に相続税の非課税枠を利用できるので、相続対策への活用も視野に入れた検討をしましょう。
保険は人生での大きな買い物にも分類される高額商品なので、正しい情報を得た上で、自分のニーズに合ったものに加入するようにしましょう。
それでも判断ができない場合は、ほけんROOMという保険のプロ(FP)に無料相談できるサービスがございますので、こちらでライフプランの相談も含めた保険の相談をすることをおすすめします。
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