目次
ソニー生命のバリアブルライフの保障内容やメリット・デメリット、口コミ、評判を解説
ソニー生命保険が1986年10月に発売したバリアブルライフは、運用実績に応じて解約返戻金や保険金が増減する変額保険です。
投資要素も持つ保険は沢山ありますが、その中でも変額保険は特に投資商品としての魅力が詰まった商品であると言えるでしょう。
確かに、変額保険は投資として考えた時に手数料が高いとの声も一部ではあります。
しかしバリアブルライフは老後への備えをしつつ長期的に積極的運用ができるうえ、突然の死亡に対する遺族への準備もできる便利な商品だといえるのです。
この記事ではバリアブルライフについて、
- バリアブルライフの基本保障や特約内容
- バリアブルライフにおける特別勘定の運用シミュレーション
- バリアブルライフのリスクやデメリット
- バリアブルライフのメリットや特におすすめできるポイント
- バリアブルライフの口コミや評判
- アクサ生命のユニットリンクとバリアブルライフとの比較検討結果
以上6点に整理してお話しさせていただきます。
この記事を読めばバリアブルライフの商品内容、メリットとデメリット、評判・口コミ、他商品との比較情報について知ることができ、契約を検討中で悩まれているあなたの大きな力になるでしょう。
せひ、最後までご覧ください。
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内容をまとめると
- ソニー生命の「バリアブルライフ」は、有期型と終身型から選ぶことができる上に豊富な特約で自由な資産運用ができる。運用が好調なら25年で182.4%という高返戻率が見込める。
- バリアブルライフのメリットは、運用益を年2回まで引き出せる、保険料払込免除制度がある、節税効果がある、年12回まで特別勘定の組み換えが可能などがある
- バリアブルライフのデメリットは、積立利率が保険料すべてに適用されない、途中解約で元本割れする可能性があるなど
- バリアブルライフの口コミ・評判は「死亡保険金や高度障害保険金の元本保証があるので安心」「とても順調に運用できている」「プランや資産運用の方法が自由に選べる」など高評価なものが多い
- アクサ生命のユニットリンクと比較すると、バリアブルライフは資産利用の重要性の点でより優れているので、自分のニーズに合わせた柔軟な資産運用がしたい人におすすめ
- バリアブルライフに加入する前に保険のプロと一緒に他の保険商品と比較検討することでより自分に合った保険を選ぶことができるのでおすすめ
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バリアブルライフの保障内容を解説!変額保険の仕組み
以上の2つに整理してお話しいたします。
ただし、両者には保障内容や運用タイプ等同じ内容の部分もおおくあります。
そのため、重なっている部分についてはバリアブルライフ(有期型)の項目にて説明をし、バリアブルライフ(無期型)の項目では異なっている部分のみ説明いたします。
バリアブルライフ(有期型)の保障内容を解説!変額保険の特約内容は?
ソニー生命のバリアブルライフ(有期型)は正式名称を「変額保険(有期型)」という代表的な変額保険です。
さっそく、以下で詳しく見ていきましょう。
- まずは、基本情報に関して下記の通り整理いたします。
保険種類・主契約 | 変額保険・死亡保障・年金保障(特約付加時) |
指定通貨 | 日本円 |
告知 | あり |
契約者貸付 | あり |
契約年齢範囲 | 0歳~78歳(保険料払込方法において一時払を選択した場合0歳~75歳) |
保険金額 | 100万円~7億円 |
保険料支払期間 | 契約年齢によって異なる(公式資料では35歳時契約で60歳までの25年) |
保険料支払フロー | 年払・半年払・月払・一時払から選択可能 |
バリアブルライフの特徴としては、資産の構成・活用に対する自由度が高い事が挙げられます。
スイッチング手数料が年間12回まで無料だったり、年2回まで運用益の引き出しが可能だったり(両者ともに後程詳しく説明いたします)と、自身の経済状況や投資スタンスの変化に応じた自由な利用ができるのです。
- 次に、バリアブルライフ(有期型)の保険金・返戻金の受け取り方式については下記のように整理ができます。
どんな時に支払われるか | 元本保証の有無 | |
死亡保険金 | 死亡した場合 | 元本保証有 |
高度障害保険金 | 障害または疾病が原因で所定の高度障害状態になった場合 | 元本保証有 |
満期保険金 | 保険期間支払時に生存している場合 | 元本保証無 |
解約返戻金 | 保険期間内に解約を申し出た場合 | 元本保証無 |
たしかに満期保険金や解約返戻金が運用結果によって元本割れする可能性もある点は、十分に注意する必要があります。
しかし、死亡や高度障害状態といった万一の場合には基本保険金額以上を受取ることができる点は、同商品の保険商品としての安心感と言えます。
また特約を付加することによって保険金・解約返戻金を年金の形で受取ることも、押さえておきたいポイントです。
- 最後に、特約について下記の通り整理します。
平準定期保険特約 | 死亡・高度障害状態を無理のない負担で一定期間保証してもらえる特約 |
平準定期保険特約(喫煙リスク区分型) | 所定の基準を満たした際に非喫煙者保険料率を適用してもらえ、さらに無理のない負担で一定期間の保証が得られる特約 |
無解約返戻金型平準定期保険特約 | 保険期間の通して解約返戻金を受け取れなくなるが、その分さらに無理のない負担で一定期間保証が得られる特約 |
家族収入特約 | 被保険者が死亡・高度障害状態になった時に家族年金または高度障害年金を保険期間の満了まで毎月受け取れる特約 |
逓減定期保険特約 | 経過年数に応じて保険金額が逓減する特約 |
生存給付定期保険特約 | 三大疾病になった場合に一定期間保険金を受け取れる特約 |
災害死亡給付特約 | 不慮の事故による死亡や高度障害状態の保障を得られる特約 |
傷害特約 | 不慮の事故による死亡や身体障害状態の保障を得られる特約 |
がん特約 | がんに対する重点的な保障が得られ、がんと診断された時に給付金を受け取ることもできる特約 |
リビング・ニーズ特約 | 余命6ヶ月以内と判断される時に死亡保険金の一部または全部を受取ることができる特(追加保険料不要) |
買増権保証特約 | 健康状態に関係なく将来の新たな生命保険を買い増しする権利を保証してもらえる特約 |
5年ごと利差配当付年金支払特約 | 生涯を通じて年金の形で保障を得られる特約 所定の要介護状態になった時には一時金を受け取ることも可能 |
保険金の制限等追加条件を付けることによって保険料をおさえたり、逆に様々な局面で保険金を受け取れるようにしたりと、特約によるオプションが充実していると言えるでしょう。
バリアブルライフ(終身型)の保障内容を解説!変額保険の特約内容は?
次に、バリアブルライフ(終身型)の保障内容や特約内容について説明いたします。
バリアブルライフ(終身型)が(有期型)と異なっている点は、下記の通りです。
(ここからは異なっている部分のみを記載しますので、記載のない部分は(有期型)と同一であるとお考えください。)
- 基本情報
契約年齢範囲 | 0歳~85歳 |
保険金額 | 200万円~7億円 |
保険料支払フロー | 年払・半年払・月払から選択可能 |
終身保険のため一時払が存在しませんが、上記以外の基本情報はおおむね(有期型)と同様と考えて良いでしょう。
- 保険金・返戻金の受け取り方式
バリアブルライフ(終身型)は終身保険ですから、満期保険金は存在しません。
死亡・高度障害保険金の元本保証は終身型にもありますので、万一の事態に備えて保険を継続しておくか、運用実績の良い段階で返戻金を受け取るかの選択ができるため利用しやすいのが特徴です。
また通常の終身保険と比較しても割安ですから、終身保険として考えた時には非常に優秀であると言えるでしょう。
- 特約について
バリアブルライフ(終身型)は、 有期型と同様の特約に加えて下記の特約を付加することができます。
生存給付終身保険特約 | 三大疾病になった場合に一生涯保険金を受け取れる特約 |
ナーシング・ニーズ特約 | 要介護状態になった時、保険金を受け取れる特約 |
保険料払込免除特約 | 三大疾病・所定の障害・要介護状態になった場合、以降の保険料払込が不要になる特約 |
万が一の場合への備えが非常に充実しているのが大きな特徴ですね。
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バリアブルライフの特別勘定の運用実績をシミュレーション
以上2点についてお話しいたします。
まず、バリアブルライフの特別勘定について簡単なシミュレーションついてですが、その際に共有しておきたいことが一つあります。。
バリアブルライフの変動保険金取扱方法は、積立機能を重視した(積極的な)オプションAと保障機能を重視した(保守的な)オプションBの2種類から選ぶことができるのです。
その点も踏まえ、シミュレーションをご覧ください。
<基本情報>
被保険者年齢:35歳
基本保険金額:1,000万円
保険料払込期間:60歳まで
保険料払込方法:月払
- 有期型の場合
月払保険料:26,690円
<死亡保険金額の推移>
運用実績 | 経過年数 | 3年 | 5年 | 10年 | 15年 | 20年 | 25年 |
-3.0%の場合 | A・B共通 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 |
0%の場合 | A・B共通 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 |
3.0%の場合 | A・B共通 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 |
6.0%の場合 | オプションA | 1,003万円 | 1,011万円 | 1,053万円 | 1,138万円 | 1,288万円 | 1,529万円 |
オプションB | 1,007万円 | 1,020万円 | 1,080万円 | 1,182万円 | 1,328万円 | 1,522万円 |
<解約返戻金の推移>
運用実績 | 経過年数 | 3年 | 5年 | 10年 | 15年 | 20年 | 25年 |
払込保険料累計 | 100万円 | 167万円 | 335万円 | 503万円 | 671万円 | 838万円 | |
-3.0%の場合 | A・B共通 | 59万円 | 113万円 | 232万円 | 323万円 | 402万円 | 472万円 |
0%の場合 | A・B共通 | 63万円 | 123万円 | 270万円 | 404万円 | 538万円 | 675万円 |
3.0%の場合 | A・B共通 | 67万円 | 133万円 | 315万円 | 509万円 | 735万円 | 1,000万円 |
6.0%の場合 | オプションA | 71万円 | 145万円 | 368万円 | 648万円 | 1,023万円 | 1,529万円 |
オプションB | 71万円 | 145万円 | 367万円 | 647万円 | 1,020万円 | 1,522万円 |
表を見る限り死亡保障は元本保証されているため、どれだけ運用が上手くいったかどうかを気にすればよいと言えます。
また解約返戻金に関しては、経過年数が何年であっても運用が上手くいかなくては元本割れしてしまう可能性もあります。
特に経過年数10年未満での早期解約は元本割れのリスクを大きく高めてしまうため注意しましょう。
一方で、長期的に運用が上手くいけば25年で182.4%という非常に高い返戻率も見込むことができるのは、変額保険を利用する大きなメリットと言えるでしょう。
- 終身型の場合
月払保険料金額:26,690円
<死亡保険金額の推移>
運用実績 | 経過年数 | 3年 | 5年 | 10年 | 15年 | 20年 | 25年 | 30年 | 35年 |
-3.0%の場合 | A・B共通 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 |
0%の場合 | A・B共通 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 |
3.0%の場合 | A・B共通 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 |
6.0%の場合 | オプションA | 1,002万円 | 1,008万円 | 1,038万円 | 1,099万円 | 1,204万円 | 1,378万円 | 1,627万円 | 1,966万円 |
オプションB | 1,009万円 | 1,025万円 | 1,102万円 | 1,223万円 | 1,424万円 | 1,679万円 | 1,985万円 | 2,328万円 |
<解約返戻金の推移>
運用実績 | 経過年数 | 3年 | 5年 | 10年 | 15年 | 20年 | 25年 | 30年 | 35年 |
払込保険料累計 | 96万円 | 160万円 | 320万円 | 480万円 | 640万円 | 800万円 | 800万円 | 800万円 | |
-3.0%の場合 | A・B共通 | 32万円 | 74万円 | 167万円 | 231万円 | 285万円 | 330万円 | 220万円 | 122万円 |
0%の場合 | A・B共通 | 35万円 | 81万円 | 194万円 | 289万円 | 382万円 | 475万円 | 406万円 | 333万円 |
3.0%の場合 | A・B共通 | 38万円 | 89万円 | 226万円 | 365万円 | 524万円 | 707万円 | 745万円 | 786万円 |
6.0%の場合 | オプションA | 41万円 | 97万円 | 265万円 | 465万円 | 730万円 | 1,085万円 | 1,372万円 | 1,753万円 |
オプションB | 41万円 | 97万円 | 264万円 | 462万円 | 722万円 | 1,065万円 | 1,325万円 | 1,656万円 |
死亡保険金が元本保証されている点については有期型と同様です。
こちらも早期解約・中途解約は元本割れの大きな原因につながります(後程詳しく説明します)ので、長期的に見て運用を行う場合に特におすすめできる保険と考えると良いでしょう。
特に、6.0%で運用ができた場合のシミュレーション返戻率は207% と非常に大きく、長期的目線でバリアブルライフを利用するとメリットが大きいことがよく分かると思います。
平均利回り10%以上!?世界株式型を100%にする理由とは
長期的目線で利用するととても有利な点が多いバリアブルライフですが、実際の運用にあたって特別勘定の種類は以下の8つがあります。
特別勘定種類 | ベンチマーク | 運用方針 |
株式型 | 日経平均株価 | 上場投資信託を主体に投資を実施し、国内の株式にも投資を行う |
日本成長株式型 | TOPIX(配当金込) | 追加型株式投資信託「ファディリディ・日本成長株・ファンドVA3」に投資を実施 |
世界コア株式型 | MSCIワールド・インデックス | 追加型株式投資信託「ワールドエクイティ・ファンドVL」に投資を実施 |
世界株式型 | MSCIワールド・インデックス | 有力な無形資産を保有する企業に注目し、ファンダメンタルス分析を行い世界中の株式に分散投資を実施 |
債権型 | ― | 中長期的に安定した運用利回りを確保するため、円貨建債権を中心にポートフォリオを形成 |
世界債権型 | FTSE世界国際インデックス | 実質金利が高く、長短金利差が大きく、さらに経済環境が良好な国に投資を実施 |
総合型 | ― | 円貨建債権ポートフォリオで安定した利息収入を確保する一方で、中長期的に見て期待収益率が高い資産に資産配分を実施 |
短期金融市場型 | 短期金利(無担保リコール等) | 短期債券や短期金融商品を中心に投資を実施 |
中でも特におすすめで利用者が多いのが、世界株式型です。
特に世界株式100%で構成した場合の平均利回りは10%前後と非常に安定しており、1999年設定来の騰落率は2019年8月現在で+11.38%となっています。
参考:特別勘定は年間12回まで組み替えや構成割合の変更が可能
一般的な変額保険においては、途中で他の特別勘定に組み替えたり、資産の構成割合を変更することが可能であり、大きなメリットとなっています。
その中でもバリアブルライフの特別勘定は年間12回まで無料で資産構成割合の変更や組み替えが可能であり、非常に自由度の高い運用を実施することができるのです。
株式型、日本成長株式型、世界コア株式型、世界株式型は合計で資産の50%までしか組みこむことができないという制限はあるものの、高い柔軟性は大きなポイントと言えます。
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バリアブルライフのデメリットとは?元本割れのリスク
ここまでは、バリアブルライフの保障内容や特約内容についてお話してきました。
長期で積極的な運用をしつつ死亡・高度障害に備えることができるバリアブルライフですが、デメリットも存在します。
そこでここからは、バリアブルライフのデメリットとして
- 積立利率が保険料全てに適用されるわけでは無い点
- 中途解約・早期解約時の解約控除における元本割れリスク
以上2点についてご説明していきます。
予定利率は保険料全てに適用されるわけではない?実質利回りの考え方を解説
バリアブルライフは保険料を運用によって増やしていくことができる保険なのですが、単純に保険料と積立利率とをかけ合わせた額がそのまま保険金額となるわけではありません。
実は公式サイト等の積立利率は実際の利回りとは異なっているのが通常なのです。
実際の利回りは、払込保険料からは各種費用や手数料が引き、それらを運用して得た保険金原資を払込済保険料で除することで収益率を算出し、それを年複利換算することにより導き出しているのです。
こういった利回りのことを実質利回りと呼び、実質利回りは積立利率よりも低くなるのが通常と言えます。
実際にバリアブルライフのパンフレットを確認してみると、保険料や積立金から特別勘定運営費用や保険関係費用を控除しているとの記載があり、注意が必要なのです。
早期解約・中途解約は解約控除による元本割れの危険性大!
バリアブルライフには、解約返戻金を算出するにあたって解約控除という仕組みが設けられています。
解約控除とは、解約返戻金の積立金から一定額の手数料を差し引くことです。
一般的に保険料を計算する際には、保険金支払の準備金に回す純保険料と諸経費や運用に回す付加保険料の2種類を含めて算出します。
もし契約から間もないタイミングで解約されてしまうと、保険会社は契約にかかった費用や契約を維持・運営するための費用を付加保険料だけで回収することができません。
そのため、回収しきれなかった部分の費用を解約控除をして回収しようとするのです。
そういった性質のものですから、一般的に保険期間が短ければ解約控除額は多くなり、長くなれば解約控除額は少なくなる傾向があります。
バリアブルライフでは、保険料払込年月数が10年未満で解約や減額をした場合に原則解約控除費用が差し引かれるとされています。
バリアブルライフのメリットとは?運用成果で大きく資産増
ここまでは、バリアブルライフのデメリットに関し説明してきましたが、同商品にはもちろん沢山のメリット存在します。
そこでここからは、バリアブルライフのメリットとして
- 運用益を年に2回まで引き出せる点
- 特定の疾病・高度障害になった場合保険料払込が免除される点
- 年末調整や確定申告、相続税の非課税枠に活用できる点
- バリアブルライフは資産分散におすすめできる点
上記の通り4点に整理してお話ししていきます。
年2回まで運用益の引き出しが可能
バリアブルライフでは、「変動保険金の減額」という形で一保険年度中に2回まで運用益を引き出すことができます。
つまり、年2回まで運用して増えた分の積立金を引き出すことができるのです。
もちろん引き出せば複利で運用する金額が減るため、増やせる金額の総額は減ってしまいます。
それでもお金が必要な要件が出てきた場合やちょっとしたお小遣いのつもりなどで柔軟に引き出すことができるのは、同商品の利便性をより高くしていると言えるでしょう。
ただし、契約者貸付を受けている場合は元金利が差し引かれますし、未払いとなっている保険料があってもその分が差し引かれますので注意が必要です。
また、変動保険金がプラスになっている時にしか引き出しはできない点も気を付けておきましょう。
病気やケガ、高度障害になった場合に保険料の払込が免除される
バリアブルライフでは、病気やけがで高度障害になったり、不慮の事故により事故日から180日以内に被保険者が所定の障害状態になったりした場合、以降の保険料払込が免除されます。
もちろん保険料を払わなくて良いからと言っても、保障内容や運用・積立内容に通常と変化が生じる訳ではありません。
積立原資となる保険料は保険者であるソニー生命に負担してもらい、通常通り死亡・高度障害の際には保障を受けられるし、運用もこれまで通りしてくれるのです。
特約の付加をしなくてもケガや病気、高度障害時の保険料払込免除は特約の付加なしで受けられます。
そしてさらに終身型の場合、特約を付加することで払込が免除となる要件を三大疾病・所定の障害・要介護状態にまで広げることも可能です。
万が一の際の安心感の大きさは、バリアブルライフの魅力の一つと言えるでしょう。
生命保険は節税対策と相性が良い!年末調整・確定申告や相続税非課税枠を活用
バリアブルライフを含む生命保険を利用する大きなメリットとしては、様々な面で節税対策につながる点が挙げられます。
- 生命保険料控除
まず挙げられるのが、年末調整時や確定申告時の生命保険料控除です。
私たち納税者が生命保険料を支払った場合には、一定の金額の所得控除を受けることができます。
支払った支払保険料の額に応じて、翌年度の所得税と住民税を軽減することができるのです。
- 相続税非課税枠
次に挙げられるのが、相続税における非課税枠の活用です。
相続税法上では、生命保険は相続財産とみなされて相続税が課税されます。
しかし生命保険金には相続税の非課税枠があり、法定相続人の人数×500万円の額までが非課税になるのです。
例えば以下のようなケースの場合、相続税はかからなくなります。
<基本情報>
被相続人の保有財産:2,000万
法定相続人の人数4名
生命保険金の総額:5,000万円
生命保険金の非課税限度額:2,000万円(500万円×4名)
相続税の基礎控除額:5,400万円(3,000万円+(600万円×法定相続人数である4名))
<相続税における比較>
2,000万円(保有財産)+5,000万円(生命保険金額)-2,000万円(非課税限度額)
=5,000万円(課税対象合計額) < 5,400万円(基礎控除額)
上記のケースでは課税対象の合計額が基礎控除額を下回るため、相続税が発生しないことになるのです。
このように生命保険を利用すると様々な節税効果が期待でき、時には非常に大きな額の節税にもつながります。
バリアブルライフは資産分散をしたい方におすすめ
先ほどお話しした通り、バリアブルライフの特別勘定は8種類のタイプから自由に組み合わせることができ、年間12回まで無料で資産構成割合の変更や組み替えができます。
資産運用を特定の運用先にだけ頼るのではなく、バリアブルライフを利用して自由度の高い投資をすることで資産分散につなげることができるのです。
分散投資の一環としてバリアブルライフを利用すれば、資産運用により安定感を持たせることが可能になるでしょう。
その中で世界株式型を始めとした積極的な運用や世界債券型や債券型を組み合わせることによる安定的な運用など、ご自身の運用方針によって柔軟に戦略を立てられるのも大きな魅力です。
バリアブルライフの口コミや評判は?みんなの意見をご紹介
バリアブルライフのメリットは理解できても、本当にいい保険なのかまだ疑問が残る方は多いことでしょう。
そこで、ご検討中の方が一番気になる、実際の加入者の口コミ・評判をいくつかまとめてみました。
バリアブルライフの運用例、具体例に触れることで今後の資産運用のイメージを固めていきましょう。
実際の口コミや評判を紹介していきます。
ソニー生命の変額保険「バリアブルライフ」の評判・口コミの評価①
1つ目はソニー生命の変額保険「バリアブルライフ」についての口コミをいただいたのK・Sさん(42歳)の評価です。
「死亡保険金や高度障害保険金の元本保証があるのは安心ですね。きちんと資産を増やすだけでなく保障機能重視の商品も探していたので、この変額保険(終身型)を選びました。保険料払込免除などの保障面も充実していますし、保障も一生涯続くのでこの先も安心です。」
このバリアブルライフは終身型のため一生涯保障が続くことはもちろん、変額保険でありながら大切な死亡保障金や高度障害保証金に元本保証があるため、保障重視の方でも安心して加入できそうです。口コミ提供ありがとうございました。
ソニー生命の変額保険「バリアブルライフ」の評判・口コミの評価②
2つ目のソニー生命の変額保険「バリアブルライフの口コミは東京都のM・Yさん(45歳)の評価です。
「ここまで利回りがいい変額保険はだとは思っていませんでした。私は、オプションbにしようか迷いましたが、なるべく資産を増やしたかったので積立機能重視のオプションaを契約しました。現状世界株式100%で運用しているお陰でかなり順調に運用できてます。自分でも驚きです。」
世界株式で運用した場合、平均利回りは10%を前後と非常に高くなっています。そのため、確実に資産を増やしたい方にもおすすめできる変額保険となっています。口コミ提供ありがとうございました。
ソニー生命の変額保険「バリアブルライフ」の評判・口コミの評価③
3つ目のソニー生命の変額保険「バリアブルライフの口コミは愛知県のT・Tさん(34歳)の評価です。
「プランが豊富に選べますし、ポートフォリオを無料でスイッチングできるので自由に資産運用をしたい私には最適でしたね。利率が怪しくなった時でもリスクを最小限に抑えられるので、満足です。」
オプションa、bどちらを選ぶかによって積立機能重視か保障機能重視かを選ぶことができますが、自由に資産運用をしたいT・Tさんのような方はオプションaを選ぶとよいでしょう。口コミ提供ありがとうございました。
ソニー生命のバリアブルライフとアクサ生命のユニットリンクを比較
ここでは、ソニー生命「バリアブルライフ」をアクサ生命「ユニットリンク」や投資信託、学資保険などと比較検討していきます。
まずはソニー生命「バリアブルライフ」とよく似た商品であるアクサ生命「ユニットリンク」とを比較してみましょう。
バリアブルライフ | ユニットリンク | |
保険種類 | 変額保険(有期型・無期型) | 変額保険(有期型)※途中で終身保険に変更可 |
契約年齢 範囲 |
0歳~78歳 | 0歳~70歳 |
保険料 受取方法 |
死亡保障・年金保障(特約付加時) | 死亡保障・年金保障(特約付加時) |
特別勘定 | 8種類から年間12回まで無料で構成割合の変更や組み替えが可能 | 10種から毎月1回まで無料で種類や構成割合の変更が可能 |
保険料 払込方法 |
年払・半年払・月払・一時払から選択可能 | 月払いのみ |
特徴 その他 |
年2回まで運用益の引きだしが可能 | 特別勘定の種類が豊富 |
両者ともに変額保険であり、バリアブルライフは契約時に有期か無期かを選択し、ユニットリンクは有期で契約して途中から状況をみて有期に変更することが可能です。
多くの点で類似点がある両商品ですが、バリアブルライフは運用益の引き出しが年2回まで可能であったり様々な払込方法を選択できたりと、資産利用の柔軟性の点でより優れていると言えます。
長期的に積立を行う変額保険ではあるものの、バリアブルライフであればその過程の中で運用益を必要に応じで引き出したり、保険料の払込方法をライフスタイルに応じて選択したりできるのです。
投資信託と何が違うの?徹底比較検証
投資信託とは投資先の選択や運用方法を専門機関に任せる資産運用方法であり、積立金の運用をプロに任せる点で変額保険と似た性質を持っています。
両者の違いを比較すると、以下の通りです。
投資信託 | バリアブルライフ | |
解約手数料 | 一部の商品でかかる場合あり | 解約控除あり |
投資対象 | 国内外の株式・債券 ・不動産投資など様々 |
国内外の株式・債券 |
節税対策 | なし | 生命保険料控除や相続税非課税枠あり |
万一の場合の保証 | なし | 死亡保障・年金保障(特約付加時) |
投資信託は資産運用に特化しているために手続きに時間がかからないことが多く、解約時の手数料もかからないことが多くあります。
投資対象もより多岐にわたるため、資産運用のみを純粋に考えた場合には投資信託を選択した方がメリットは多いと言えるのです。
しかし、変額保険であるバリアブルライフであれば万一の保障や節税対策が期待でき、一方で国内外の株式・債券へ比較的自由な投資を行うことができます。
両者にはそれぞれに魅力的な面がありますので、ご自身のライフプランに合わせて利用するようにしましょう。
参考:学資保険の代わりになる?投資性商品で教育費の運用はどうなの?
変額保険は割安な保険料で比較的大きな利率の運用が期待できる点でおすすめできますが、学資保険の代わりとして変額保険を利用するのは慎重に検討すべきです。
その理由には、運用リスクの存在が挙げられます。
変額保険は死亡・後遺障害時の保険金への元本保証はあるのですが、満期保険金や解約返戻金は元本保証されません。
運用実績によっては想定より増えることも期待できるのですが、その逆に元本を割って損失を被ることも考えられるのです。
教育費が必要になるのは何年・何十年も先の話であり、必要となったころに運用がうまくいっているかどうかは分かりません。
そして、もし早期に解約をすればそれだけ多くの解約控除もされてしまいます。
一定の時期に一定の資金が必要となる教育費を、運用リスクのある変額保険で用意しようとするとどうしても危険が伴ってしまうのです。
参考:外貨建て保健なら外貨ベースで元本保証!利回りも円建てと比較して高水準
死亡や高度障害などの万が一の事態に備えつつ積立資金を運用することを考えるのであれば、外貨建て保険の活用も非常に効果的な手としておすすめです。
円は現在、非常に低金利な状況が続いており、運用利益を得ることを考えた時にはどうしても円建て商品では物足りないものとなってしまいます。
また変額保険は一般的に満期保険金の元本保証が無く、せっかく保険料を払い込んで積み立てても運用状況次第では大きく損失を被ることがあるかもしれません。
一方、外貨建て保険であれば外貨ベースで元本が保証されるうえ、外貨の高水準な利回りで運用実績を伸ばすことが可能になります。
外貨で運用するうえでの注意点もあるものの、保険としての保障と高水準での運用を両立させた魅力が、外貨建て保険には詰まっていると言えるでしょう。
まとめ:ソニー生命のバリアブルライフを資産形成に活用しよう
この記事では、ソニー生命のバリアブルライフについて
- バリアブルライフの基本保障や特約内容、積立利率や解約返戻金のシミュレーション
- バリアブルライフのデメリット
- バリアブルライフのメリット
- バリアブルライフの評判や口コミ
- バリアブルライフと類似商品との比較検討結果
以上の点を説明いたしました。
バリアブルライフのポイントとしては、
- 8種類の特別勘定による運用や年12回まで無料で構成割合の変更や組み替えが可能な柔軟性
- 万一の保障や節税対策と一方で国内外の株式・債券へ比較的自由な投資両立させている点
以上の2つに整理できるのではないでしょうか。
柔軟な投資と万一の際の保障、そして生命保険ならではの節税効果の3つを同時に達成できるため、資産運用先の一つとして利用すれば保有資産のバリエーションを大きく増やすことができるでしょう。
もし、バリアブルライフが本当に良い変額保険なのか分からない、他の変額保険と比較検討したい、などありましたら無料の「保険相談サービス」を利用することをおすすめします。
外貨建て保険はそもそも仕組み自体が非常に複雑ですし、数10種類もある外貨建て保険をネットの情報だけを頼りに自分で調べることには限界があります。
そんな場合は、マネーキャリアという保険のプロ(FP)に無料相談できるサービスがございますので、こちらでライフプランの相談も含めた保険の相談をすることをおすすめします。
保険相談の担当者は全てベテランのスタッフですので、難しい変額保険でもわかりやすく説明してもらえますし、自分に合った保険を納得して選べるでしょう。
▼おすすめの外貨建て保険は以下のページで解説しています!