評判やデメリットは?明治安田生命のエブリバディプラスを徹底解説

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エブリバディプラス

明治安田生命のエブリバディプラスの保障内容やデメリット、口コミも解説

この保険は2017年8月に、以前からあった円建て終身保険「エブリバディプラス」の外貨建て版として販売開始しました。

歴史が浅いこともあり、まだ外貨建て保険の人気ランキング上位で見かけることはないようです。

確かに、保障内容や運用のシステムが複雑なことから「分かりにくい」という評判もありますが、一部の保険に詳しい人からは「放置していても取りっぱぐれがない」と評判の高い保険です。

では、エブリバディプラスはどのような保障内容で、どんな長所や短所があるのでしょうか?

この記事では、明治安田生命のエブリバディプラスについて、

  • エブリバディプラスの保障内容と運用のシステム
  • 実は良くない評判がある?エブリバディプラスのデメリットとは
  • しっかり利益を確保できると評判!エブリバディプラスのメリットとは
  • エブリバディプラスの口コミや評判、他商品との比較

以上のことを中心にお伝えしていきます。

この記事を読めば エブリバディプラスの保障内容やメリット、デメリットなどの特徴や他の商品との比較情報を知ることができるので、加入を悩んでいるあなたの助けとなるはずです。

ぜひ最後までご覧ください。

保険相談

エブリバディプラスの保障内容、積立利率を解説!生命保険の特約内容は?

明治安田生命のエブリバディプラスは、正式名称を「5年ごと利差配当付利率変動型一時払特別終身保険(指定通貨建)」といいます。

この保険は銀行等の金融機関窓口販売専用の外貨建て終身保険で、通貨は米ドルまたは豪ドルから選ぶことができます。

まずは、エブリバディプラスの基本情報や仕組みを紹介していきます。

保障内容 死亡保障
加入可能な契約者・被保険者年齢 20歳~85歳
診査方法 職業告知のみ
保険期間 終身
保険料払込期間 一時払のみ
払込通貨 円または指定通貨
保険料 1万米ドル・1万豪ドルまたは100万円~3億円(円または相当の指定通貨)
最低保証利率 0.50%
為替手数料 払込時・受取時ともに50銭/1米ドル
返戻率 返戻率 積立利率の変動や手数料などによって異なる

エブリバディプラス_仕組み

この保険最大の特徴は「あらかじめ設定した円での目標額を達成したら、利益を確保できる」ということです。

解約返戻金の円換算額が目標値(判定基準金額の○%)になったら、自動的に安全な円建て終身保険に移行する仕組みになっています。

解約返戻金は積立金に市場価格調整を適用して算出されます(市場価格調整については後述します)。

目標値は105%・110%~200%(10%単位)から選択できますが、加入時でなく後から目標値を指定することも可能です。

次に、エブリバディプラスの保障機能について紹介していきましょう。

円払いの場合、一時払い保険料金額を判定基準金額(円)とし、一時払い保険料を指定通貨に換算した金額を基本保険金額(ドル)とします。

エブリバディプラスの保険期間は次のように分けられています。

  • 第1保険期間…契約~5年間
  • 第2保険期間…第1保険期間終了の翌日~終身または契約終了
  • 円建て移行後の期間…契約の1年後~随時

第1保険期間の死亡保障には、死亡給付金災害死亡保険金があります。

(「不慮の事故により事故日から180日以内に死亡したとき」または「または所定の特定感染症で死亡したとき」を災害死亡と定義付けています。)

死亡給付金は、基本保険金額・積立金・解約返戻金(いずれも指定通貨ベース)のうち、もっとも高い額となります。

第1保険期間の災害死亡保険金は、第2保険期間開始からその5年後までの死亡保険金・解約返戻金のうち高い方の額となります。

第2保険期間には災害死亡の割り増しはなく、全ての死亡を死亡保険金で対応します。

この期間は契約日から10年ごとの予定利率計算基準日に更新される予定利率最低保証予定利率(0.5%)を上回れば、死亡保険金がさらに増えていきます。

円建て移行後死亡保険金と解約返戻金は積立金と同額となり、時間の経過とともに徐々に増加しますが、こちらも災害死亡時の割り増しはありません。

試しに、

  1. 被保険者の性別:男性
  2. 契約年齢:60歳
  3. 円入金特約:付加
  4. 一時払保険料:1,000万円
  5. 為替レート:1豪ドル=100円
  6. 基本保険金額:100,000豪ドル
  7. 予定利率:3,00%

の条件で解約返戻金のシミュレーションを見ていきましょう。

経過年数 積立金額 金利の変動幅 解約返戻金額 返戻率 為替レートに応じた円換算額
契約時の為替レートに対して(1豪ドルあたり)
-10円の場合 ±0円の場合 +10円の場合
90円 100円 110円
5年 108,950豪ドル +1.0% 102,327豪ドル 102.3% 9,209,463円 10,232,737円 11,256,011円
±0.0% 107,377豪ドル 107.3% 9,663,941円 10,737,712円 11,811,483円
-1.0% 112,728豪ドル 112.7% 10,145,599円 11,272,888円 12,400,177円
10年 122,570豪ドル 122,570豪ドル 122.5% 11,031,300円 12,257,000円 13,482,700円

参考:マニュライフ生命パンフレット

エブリバディプラスのような一時払タイプの外貨建て終身保険は、契約から5年程度で簡単に返戻率が100%を上回ります。

確かに、受取り時に円高かつ金利上昇になった場合など思ったように積立金が増加しないシナリオも考えられますが、一方で5年で返戻率120%を目指せるポテンシャルを備えている外貨建て保険のようです。

為替レートは年間20円ぐらいの変動幅は余裕でありますので、目標値設定120%なら5年程度で達成できる可能性が高そうです。

なお、この保険の特約・特則は

特約名 特約内容
円入金特約 円で一時払保険料を払い込むための特約
円支払特約 死亡保険金や解約返戻金等を円で受け取れる特約
円終身保険移行特則 解約返戻金の円換算額が目標値以上になったとき、円建終身保険に自動移行するための特約

のみとなり、付帯による追加の保険料はありません。

実はエブリバディプラスにはデメリットが!?元本割れのリスクとは

ここまでは、エブリバディプラスの保障内容や基本情報についてお伝えしてきました。

放置していても利益が確保できると評判ですが、実はこの商品にもデメリットは存在します。

そこで、ここからはエブリバディプラスの良くない評判として、

  • 予定利率や積立利率ほど増えないという評判
  • 為替リスクによって元本割れの可能性があるという評判

これら2点についてお伝えしていきます。

積立利率は基本保険金額の全体に適用されない?手数料と実質利回りの考え方

エブリバディプラスの予定利率は「米ドル建てで被保険者が20歳~75歳」という条件ならは2.66%と公開されてています(2019年7月後半時点)。

といっても、支払った保険料が年利2.66%で増えていくわけではありません

予定利率とはあくまで保険料を割り引くときに使う数字の一つであって、利息とはまったく別のものです。

そしてこちらもよく聞く積立利率は「予定利率から保障などにかかる費用の率を引いて算出した率」のことですが、こちらも一時払保険料全体に適用される利率ではありません。

エブリバディプラスには為替手数料だけではなく、

  • 契約初期費用 (契約の締結にかかる費用)  …基本保険金額の3.8%
  • 保険契約関係費用 (契約の維持管理などにかかる費用) … 契約条件によって異なる

これらの費用がかかっています。

保険料から各種費用が引かれ、その残金のみに積立利率が適用されるているのです。

外貨建て保険の初期費用は高いと評判で、投資信託運用の初期費用と比較して倍以上の商品も多数存在します。

支払った保険料に対する、受取金の増加率(1年平均)を実質利回りと呼び、預金の利息と同じように捉えることができます。

エブリバディプラスは提案書に「10年経過時の解約返戻金額」の利回りを実質利回りとして記載していますので、必ず加入前に確認しておきましょう。

ドル建て保険には為替リスクがつきもの!為替レート変動の危険性とは

効率良くお金を増やせると評判のエブリバディプラスですが、外貨建て保険である以上為替レート変動リスクが付きまとうことになります。

一例を挙げると、もしドルベースの返戻率が130%だったとしても、

  • ドルの価格が2割減なら円ベースの返戻率は104%
  • ドルの価格が2.5割減なら97.5%

と、運用による利益が台無しになってしまいます。

満期時が円高なら外貨のまま受け取って待った方が良い場合もありますので、外貨で受け取るための外貨預金口座を作っておくことをおすすめします。

市場価格調整あり!中途解約での元本割れに注意

エブリバディプラスには、解約返戻金が解約時の市場金利に左右される市場価格調整という仕組みが適用されています。

これは「契約時の金利」と「解約時の市場金利」を比較して、契約時より解約時の金利が高い場合は解約返戻金を少なくするという仕組みです。

逆に契約時よりも解約時の金利が低い場合は、解約返戻金が多くなります。

なぜこのような仕組みがあるのでしょうか?

例えば「金利3.0%のときに契約した商品」は金利が2.0%の市場では皆が欲しがりますよね。

この場合、保険会社は契約者が解約した3.0%の商品を市場で高く売り、その利益を解約返戻金に反映させます。

逆に市場金利より金利が低い商品は誰も欲しがりませんから、値引きして売って損失を解約返戻金に反映させるというわけです。

契約時よりも市場金利が上がって残念に思っていたら、解約時さらに返戻金が減らされるという踏んだり蹴ったりの状態になる可能性もあります。

エブリバディプラスのメリットとは?外貨ベースでは大きく資産増

ここまではエブリバディプラスの良くない評判についてお伝えしてきましたが、この商品にはもちろんメリットも多くあります。

ここからは、エブリバディプラスの良い評判として、

  • 運用利回りが高いという評判
  • 運用成績を自動で確保できるという評判
  • 予定利率基準日の直近1ヶ月は市場価格調整がないという評判
  • アフターフォローが充実しているという評判
  • 明治安田生命が破綻しても保護されるという評判

以上のことについてお伝えしていきます。

高金利な外貨で運用!保障も第2保険期間から死亡保険金アップで抜かりなし

エブリバディプラス最大の利点は、高金利な外貨建ての生命保険であることです。

最近下がりぎみとはいえ、マイナス金利が続く日本の国債と比較すれば、米国債10年は2.07%オーストラリア国債10年は1.23%と高い利回りをキープしています(2019年7月25日)。

つまり、円貨建て保険よりもはるかに高利回りの運用ができるということです。

また、お伝えしたように第2保険期間はすべての死亡に死亡給付金ではなく死亡保険金が給付されます。

さらにその後予定利率が0.5%を上回れば死亡保険金額が増額していきますので、保障の面でも安心できますね。

通常の終身保険には欠かせない解約控除(早期解約によるペナルティ)がないことも大きな魅力です。

円建終身保険移行特約による目標値設定が可能!運用成績を自動で確保

円建終身保険移行特則を付加することにより、契約日から1年後の契約応当日以後、判定基準金額に対する解約返戻金の円換算額の割合が、指定した目標値以上になった場合、円建終身保険に移行できるようになります

目標値は、105%110%~200%10%単位で調整でき、目標値の達成日までであれば指定・変更・取消しをすることが可能です。

ちなみに、他の外貨建て保険でも目標値の設定ができる保険はありますが、目標値を変更・取消しできる契約はあまりなく、この点においてエブリバディプラスの柔軟性の良さが伺えます。

エブリバディプラスでは、目標値への達成状況を毎営業日判定してくれるうえ、円建終身保険への契約移行後は市場価格調整が適用されないので、そのまま解約返戻金が受取れます。

予定利率基準日の直近1ヶ月は市場価格調整がなし!

市場金利の情勢に応じた運用資産の価値の変動を解約返戻金に反映させる市場価格調整については、先ほどデメリットの解説部分でご紹介いたしました。

契約時と解約時の市場金利差によっては解約返戻金が減少する可能性を解説いたしましたが、予定利率計算基準日の直前1ヵ月と最後の予定利率計算基準日以後は市場価格調整の非適用期間となります

図解:準備中

もし、まとまった資金が必要になり、エブリバディプラスを解約する場合は予定利率計算基準日の直前1ヵ月期間の到来を待てないか確認しましょう。

契約者専用WEBサイトや電話相談サービスなど、アフターフォロー充実

明治安田生命のエブリバディプラスには多くのアフターフォロー、サービスがあり、保険契約後のユーザーの満足度も非常に高いものとなっております。

特に、契約者専用WEBサイトである「MYほけんページ」に登録することで契約内容、運用状況、解約返戻金(外貨・円貨)を確認できるので、目標値の変更や解約などのタイミングを見逃すことがありません。

その他にも、「みんなの健活サービス」や明治安田生命独自の取り組み、制度が多く設けられていますので、以下でご紹介いたします。

みんなの健活サービス

予防・早期発見 治療・重症化予防等
サービス名 サービス内容 サービス名 サービス内容
先進検査優待サービス 先進検査を優待特典付きで利用できるサービス 24時間健康相談サービス 健康に関する電話相談を24時間いつでも無料で受けられるサービス
郵送検診優待利用サービス 郵送型検査キットが、優待価格で利用できるサービス 24時間妊娠・育児相談サービス 妊娠・出産・育児に関する電話相談を24時間いつでも無料で受けられるサービス
人間ドッグ・レディースドッグ相談・予約サービス 全国の提携施設の人間ドッグに関する電話相談、予約サービス 介護相談サービス 介護に関する相談をケアマネージャーや社会福祉士に無料で電話相談できるサービス
スポーツクラブ優待利用サービス 提携施設を優待価格でいつでも利用できるサービス 障がい相談サービス 「身体障がい」に関する相談をケアマネージャーや社会福祉士に無料で電話相談できるサービス

明治安田生命のその他の取り組み

確実なお支払いのための取り組み
制度名 制度内容
MY安心ファミリー登録制度 契約者に連絡が取れない場合、第2連絡先に契約者の連絡先を確認
MY長寿ご契約点検制度 契約者の長寿の節目に、保険金等の請求や連絡先・受取人変更の有無を確認する制度
MYアシストプラス制度 加齢等に伴う視力・聴力の低下や長期療養および後遺症等により、生命保険の手続きの際に自筆困難等の支障が生じた方へのサポートサービス。
ご契約関係者の連絡先登録 契約関係者の連絡先を登録することで、請求権者と直接連絡をとることが可能になり、確実・迅速な支払いを実現する制度

人間ドッグや介護相談など、エブリバディプラスに加入するユーザーには嬉しいサービスですよね。

明治安田生命が破綻しても生命保険契約者保護機構により保護される

明治安田生命は生命保険契約者保護機構の会員会社です。

もし同社が経営破綻に陥った場合には、生命保険契約者保護機構によって、保険契約者保護の措置が図られます。

保護されても、年金や死亡保障を削減されたり、契約条件が変更されることはあります。

とは言え、高予定利率契約を除き、「責任準備金」(年金・保険金などの財源として、保険会社が積み立てている準備金)は、破綻時点の90%まで補償されます(2019年10月現在)。

もっとも、同社は国内生保41社の中で第3位の総資産を誇る(2018年度末決算)日本有数の保険会社です。破綻するリスクはかなり低いと考えられます。

エブリバディプラスは資産分散をしたい方におすすめ

エブリバディプラスの予定利率は、10年ごとに見直されて変動します。

また、外貨建てで運用している期間中に解約すると、解約返戻金(もどるお金)は為替の影響を受けます。円高の時期にぶつかると、受取額は目減りします。

さらに、円建終身保険に移行できる時期は未確定ですし、積立額が目標値に到達しなければ移行できない危険もあります。

このように、エブリバディプラスは、高利回りを期待できる反面、未確定なことが多く、いつ頃どうなるかの見通しを立てにくいです。

解約返戻金が期待より少ないとか、想定していた時期に解約できないなど予定が狂っても、生活面に悪い影響が及ばないよう、資産を分散しておきたいです。

しっかりリスク分散してこそ、この商品のメリットを最大限に引き出せます。

資産分散をしたい方々に、エブリバディプラスをおすすめします。

エブリバディプラスの口コミや評判は?みんなの意見をご紹介

ここまでエブリバディプラスのメリット、デメリットについて解説してきましたが、実際契約した人の口コミや評判はどうなっているか気になりますよね。

実際の口コミや評判を紹介していきます。

明治安田生命のエブリバディプラスの評判・口コミの評価①

1つ目は明治安田生命の外貨建て終身保険「エブリバディプラス」についての口コミをいただいた京都府のK・Kさん(66歳)の評価です。

エブリバディプラスには相続対策の一環として加入しました。自分にもしものことがあった場合、家族に迷惑をかけたくないですしね。一時払いの外貨建て保険ですので高金利な外貨で効率良く積立金を増やせますし、目標値を設定すれば受取り時の為替リスクを心配する必要もありません。私のような方にエブリバディプラスはおすすめです。

一時払終身保険ですから、まとまった資金をお持ちの方、相続対策として加入することと非常に相性が良いようで、50~60代の方達の良い評判を随所で聞きます。

相続対策といえば生前贈与など色々な方法がありますが、K・Kさんはエブリバディプラスに加入しているとのことで、効率良く自己資金を最大化されていらっしゃるようです。

口コミ提供ありがとうございました。

明治安田生命のエブリバディプラスの評判・口コミの評価②

2つ目の明治安田生命の外貨建て終身保険「エブリバディプラス」の口コミは石川県のH・Fさん(62歳)の評価です。

金利の高い外貨で運用してくれているので、着実に積み立てられています。また、アフターフォーローが手厚く、外貨建て自体初心者の私でも安心できています。MYほけんページがあることで簡単に運用状況を確認できますし、みんなの健活サービスで健康相談もできるので至れり尽くせりといった感じです。

資産形成がしやすいというのはもちろんですが、やはり大切な資産を効率良く運用するために加入後のアフターフォローが重要になってきますよね。エブリバディプラスはそのニーズにしっかり寄り添ったサービスを展開していると言えるでしょう。口コミ供ありがとうございました。

明治安田生命のエブリバディプラスの評判・口コミの評価③

3つ目の明治安田生命の外貨建て終身保険「エブリバディプラス」の口コミは茨城県のH・Tさん(65歳)の評価です。
目標額に達したら円で確保してくれるというのは大きな安心感がありますよね。目標額の変更や取り消しに柔軟に対応してくれますし、本当におすすめできる商品と言えます。

円で運用成果を「確保」してくれるのは、やはり外貨建てのリスクを最小限に抑えていると言えます。契約時と金利や利回り、さらに為替も変動する可能性があるので、目標達成日の前までに積立目標額の変更や取り消しができるのはメリットが大きいですよね。口コミ提供ありがとうございました。

明治安田生命のエブリバディプラスとメットライフ生命のビーウィズユープラスを比較

メットライフ生命ビーウィズユープラスは、外貨建て一時払終身保険に興味をお持ちなら気になるであろう、高利回りが評判の商品です。

エブリバディプラスとは保障や運用の仕組みに共通点が多く、またどちらも金融機関の窓口で販売されており、直接的なライバルの関係です。

そこで、この2つの商品を徹底的に比較しました。

両方の主な仕組みを比較したのが下の表です。

エブリバディプラス ビーウィズユープラス
加入できる年齢 契約者・被保険者とも20歳~85歳 契約者 0歳〜100歳
被保険者 0歳〜85歳
診査方法 職業告知 医的告知及び職業告知
保険期間 終身 終身
保険料払込期間 一時払のみ 一時払のみ
指定通貨 米ドル・豪ドル 米ドル・豪ドル
保険料 1万米ドル・1万豪ドルまたは100万円~3億円(円または相当の指定通貨) 基本保険金額が3万ドル以上となる金額(100ドル単位)
予定利率 10年毎に変動。死亡保険金のみ年0.50%を最低保証。 初回に利率を見直す時期はメットライフ生命が判断。その後は15年毎。
米ドル建は年2.00%、豪ドル建は年2.25%を最低保証。
為替手数料 払込時・受取時ともに50銭/1米ドル 払込時・受取時ともに50銭/1米ドル
死亡保険金 指定通貨建てで最低保証あり。ただし、当初の5年間は減額される。運用成績が良ければ増額される。 指定通貨建てで最低保証あり。運用成績が良ければ増額される。
中途解約 解約控除がないため、早期解約しても損失は少ない。
10年毎の予定利率計算基準日の直前1ヶ月以内を除いて、市場価格調整がおこなわれる。
解約控除がないため、早期解約しても損失は少ない。
市場価格調整がおこなわれる。

上の表の中で、保障の面で気になるのが「死亡保険金」、資産運用の面で気になるのが「予定利率」でしょう。

「死亡保険金」に関しては、加入から5年間(第1保険期間)減額されるのが、エブリバディプラスの弱みです。

とは言え、優劣を判断するには、実際に見積もりをして保険金額を見比べなければなりません。

「予定利率」に関して注目されるのは、ビーウィズユープラスの最低保証利率です。

なかなか魅力的な数値が設定されています。

しかしながら、重要なのは、現実にどのくらいの利率で運用されているかでしょう。

そこで、2019年10月末日の、それぞれの予定利率を調べたところ、以下のとおりでした(明治安田生命は、加入年齢によって利率が異なります)。

米ドル建 豪ドル建
明治安田生命
エブリバディプラス
20〜75歳 2.33%
76〜85歳 2.04%
20〜75歳 1.72%
76〜85歳 1.40%
メットライフ生命
ビーウィズユープラス
3.20% 2.25%

米ドル建、豪ドル建ともビーウィズユープラスが優勢です。

特に豪ドルの予定利率は、ビーウィズユープラスが最低保証予定利率に踏みとどまっているのに対し、エブリバディプラスは2.0%を下回っています。

どうやら、ビーウィズユープラスの利率の最低保証が効いています。

ただし、上の利率は、ある一時点のものでしかありません。

明治安田生命は月2回、メットライフ生命は月1回、予定利率を見直しています。

ご検討に際しては、各保険会社のウェブサイトなどで、最新の予定利率をご確認ください。

外貨預金や投資信託とも比較検討しよう

エブリバディプラスのような外貨建て保険と比較されやすいのが、外貨預金と投資信託運用です。

【外貨預金】

外貨預金とは、円よりも金利の高い外国通貨で預金することです。

利回りを単純に比較すると、たいていは、外貨預金の方が外貨建て保険より低くなります。

ただし、外貨預金は、円預金と同様に普通預金・貯蓄預金・定期預金の3タイプなので、シンプルでわかりやすいです。

また、目的に合わせて柔軟に使い分けられます。

なお、外貨建て保険と外貨預金は、ときに競合する関係ですが、連携して使われることも多々あります。

たとえば、エブリバディプラスの解約返戻金を外貨預金口座に預けて、有利に円と交換できるタイミングを待つ、という使い方はよくあります。

両方のメリット・デメリットを踏まえて、上手に使い分けたいです。

【投資信託】

投資信託とは、資産運用の専門家にお金を預けて、運用してもらう金融商品です。

専門家が運用するのでリターンを期待できますが、元本保証はありません。

投資の対象(国内か海外か、株式か債券か不動産かetc)によって別々の商品になっており、商品ごとにリスクとリターンの大きさは異なります。

商品の種類や商品数が多いので、外貨建て保険と組み合わせて資産分散するのに適しています。

参考:学資保険の代わりになる?投資性商品で教育費の運用は慎重に考えよう

エブリバディプラスのような外貨建て保険は、学資保険の代わりには向いていません。

お子様(お孫様)の進学時期に合わせて解約返戻金を受け取ろうにも、たまたま円高なら、元本割れの危険があります。

このように、外貨建ての保険は、使う時期が決まっている資金の準備には向きません。

参考:投資性商品は資産の1/3程度に収めるのがちょうどいい

元本割れのリスクがある金融商品に投資するときは、資産を分散してリスクを抑えたいです。

しかし、どれだけ慎重であっても、リスクをゼロにすることはできません。

そこで、誰にでもできる確実な対策として、投資性商品に当てる金額に上限を設けてはいかがでしょうか。

一つの目安として、投資性商品を、資産運用全体の1/3程度に収めることをおすすめします。

まとめ:明治安田生命のエブリバディプラスは資産形成、相続対策に活用しよう

こちらの記事では明治安田生命のエブリバディプラスについて

  • エブリバディプラスの保障内容や特約、積立利率のシミュレーションの解説
  • エブリバディプラスの為替リスクや中途解約でのデメリット
  • エブリバディプラスの高金利メリットや目標設定、アフターサービスについて
  • エブリバディプラスの口コミ、評判の紹介
  • エブリバディプラスと類似商品の比較

などを解説してきました。

明治安田生命のエブリバディプラスのポイントとしては

  1. 災害死亡保険金が一時払保険料を上回るなど相続対策に向いている点
  2. 円建終身保険移行特則を付加した場合の目標値設定が柔軟に変更できる点

の2点ではないでしょうか?

瞬間的に相続税の課税財産を圧縮できかつ、為替相場(ドル円)の変動による為替リスクを目標値設定でケアすることにより、外貨建て保険の高金利メリットの美味しい部分だけを教授することができます。

特に、定年後の退職金など、まとまった資産をお持ちの60~70代の方が、使用する予定の無い資産を外貨建て保険に投資するケースが多いようです。

ご自身にもしもがあった場合、残された家族に対して最後のプレゼントを送る。

一時払保険料は最低100万円から始められますので、無理のない範囲でエブリバディプラスを検討してみましょう。

また、もしエブリバディプラスが本当に良い外貨建て保険なのかわからない、他のドル建て保険と比較検討したい、などありましたら無料の「保険相談サービス」を利用することをおすすめします。

外貨建て保険はそもそも仕組み自体が非常に複雑ですし、数10種類もある外貨建て保険をネットの情報だけを頼りに自分で調べることには限界があります。

そんな場合は、ほけんROOMという保険のプロ(FP)に無料相談できるサービスがございますので、こちらでライフプランの相談も含めた保険の相談をすることをおすすめします。

保険相談の担当者は全てベテランのスタッフですので、難しい外貨建て保険でもわかりやすく説明してもらえますし、自分に合った保険を納得して選べるでしょう。

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